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飛行機に赤ちゃん連れでも安心!失敗しない座席の選び方を解説

公開 更新 読了 約12分
飛行機に赤ちゃん連れでも安心!失敗しない座席の選び方を解説 図の中の文字: 1人なら通路側、移動が楽、急ぐ人は前方、早く降りる、前方か後方、前方

実家が遠くて里帰り出産から家に帰るときや遠くへ旅行に行くときは飛行機移動が便利です。

しかし、慣れない育児だけでも大変なのに赤ちゃんと長時間飛行機に乗るとなるとハードルが上がってしまいます。

「赤ちゃんと飛行機に乗るときはどこに座るのがおすすめなの?」

「授乳やおむつ換えもあるし、他の乗客に迷惑がかからない席ってどこ?」

などと心配事は尽きません。

そこで今回は赤ちゃんと飛行機に乗るときののことを中心に詳しく紹介していきます。

ゆか(CA)
はじめまして!現役CAのゆかです。

赤ちゃんとのフライトは不安がつきまといますよね。

私たちCAも少しでも安心してフライトを楽しんでいただけるようにサポートしますね。

 

席で調べる

40機材の座席を列番号まで数えました

公式シートマップから、翼の上にあたる列・非常口座席・窓なし席を機材ごとに出しています。

機材別シートマップを見る

赤ちゃん連れにおすすめの席

母親に抱かれてこちらを見る赤ちゃん

赤ちゃんと初めて飛行機に乗るとき、座席をどこにすればいいのか迷いますよね。

赤ちゃん連れにおすすめの席、メリットデメリットについて紹介していきます。

おすすめなのは前方?後方?窓側?通路側?

通路を歩く乗客と、モニターの付いた座席の背もたれ

子連れには前方通路側と言われることが多いですが、それぞれにメリットデメリットがあります。

移動距離、混み具合、大人の人数など総合的に判断して決めてみてください。

前方後方のメリット、デメリット

 メリットデメリット
前方・飛行機を早めに降りられる
・後方に比べて混んでいる
後方・前方に比べて空いていることが多い
・化粧室が近いことが多い
・席につくまでが遠い
・飛行機から降りるのに時間がかかり入国審査に並ぶ

時間に余裕のある方は席までは少し遠いですが後方がおすすめですね。

そして、時間に余裕のない方は飛行機をすぐに降りることができる前方がおすすめです。

窓側通路側のメリットデメリット

 メリットデメリット
窓側・景色を楽しめる
・集中しやすい
・トイレやぐずったときに席を立ちにくい
通路側・トイレに立ちやすい
・CAさんに手を貸してもらいやすい
・席から足や頭がはみ出すと人や台車に当たる危険性がある
・窓側の人がよく席を立つ人だったらその度に立たないといけない

大人が2人いれば窓側、通路側で座ることができ特に問題はありませんが、1人の場合は通路側にいた方が移動するのに気兼ねなくていいでしょう。

ゆか(CA)
トイレの近くの場合は人が並んだり開け閉めの音などが気になる方もみえます。
しかし、すぐにトイレに行けるのでトイレが近い方にはおすすめですね。
補足
  • 満席の場合は難しいですが、席に余裕があれば隣をブロックしてもらえる可能性があるので、チェックインのときに聞いてみるとよい。
  • これも満席のときには厳しいですが、CAさんに相談すれば空いている席に移動できるかもしれない。
しゅん
色々あって悩むところだけど、赤ちゃんとお父さんお母さんが快適に過ごせることを最優先にして考えていきたいね!

赤ちゃんは優しい揺れで気持ちよさそうに寝てくれますね。飛行機にも優しい揺れを感じることができるバシネットがあります。

それでは、バシネットについて解説しますね。

バシネット

機内の壁に取り付けられた紺色のバシネット

引用:JAL公式ホームページ

バシネットとは機内に設置できる赤ちゃんベットのことです。

スクリーン前の座席にフックなどで引っ掛けて設置します。

利用できる赤ちゃんの規定は各航空会社によって異なりますが、だいたい10kg前後2歳未満といったところです。

詳しくは事前にチェックしてくださいね。

予約はネットではできないので電話でするようになります。

埋まってしまう場合があるので、早めの予約がおすすめです。

どの航空会社にも付いている訳ではなく、JALなら国際線ANAなら一部を除く国内線と国際線についています。

LCC(ローコストキャリア)にはそもそも付いていない場合もあります。

バシネットのメリット、デメリット

一見良いところだらけなようですが、細かい規定があったりとデメリットもあります。

理解した上で使用するか使用しないかを決めると良いでしょう。

バシネットのメリット
  • 前方最前列についていることが多く、早く降りられる
  • 前方が広く使える
  • トイレやおむつ替えに移動しやすい
  • 中長距離フライトではずっと抱っこしなくて済むので楽
  • もし寝てくれなくても荷物置き場にできる
  • 首が座っていないねんね期の赤ちゃんはよく寝てくれる可能性がある
  • ギャレーが近いのでCAさんに気にかけてもらいやすい

長時間移動になるとずっと抱っこしてるのはかなりの負担になりますよね。

国際線を利用する際はあったらとても便利ですね。

バシネットのデメリット
  • シートベルト着用サインが消えているときしか使用できない
  • 短距離フライトでは思いの外使える時間が少ない
  • 離着陸時に足元に荷物が置けない
  • アームレストが上がらない
  • 赤ちゃんに合わないと全く寝てくれないことがある
  • ハイハイや立っちができるような赤ちゃんだと落ちる危険がある
  • 赤ちゃんと隣同士になる

バシネットが離着陸時に設置できないのは緊急事態に備えてすぐに脱出できるようにしなければいけないため、脱出の妨げになるようなものは設置できない決まりになっているからです。

また、航行中に揺れが生じてシートベルト着用サインが点灯したら、睡眠中であっても抱っこするようになります。

安全カバーはついていますが、シートベルトの役目ではないためです。

赤ちゃんの席の決まり事

基本的には赤ちゃんは各社によって多少の違いはあるものの生後8日から飛行機の搭乗が可能です。

国内線、国際線、フルサービスキャリア、LCCなどによって赤ちゃんの座席についての取り扱いは少しずつ変わってきます。

では赤ちゃんの座席はどうすればいいのでしょうか?

詳しく説明していきます。

補足
  • FSC(フルサービスキャリア)
    従来型の旅客サービスを提供する航空会社。ANA,JALなど
  • LCC(ローコストキャリア)
    効率化によって低い運航費用を実現し、低価格かつサービスが簡素化された航空会社ピーチ、ジェットスターなど

座席が必要な年齢

何歳くらいまで膝の上に乗せていけるかは大体はわかるけど、いまいちややこしくて覚えられないですよね。

実は国際線、国際線、航空会社によって若干の違いがあります。

国内線

フルサービスキャリアのANA、JAL、中堅航空会社のスターフライヤー、スカイマークは国内線は3歳未満であれば膝の上に乗せれば席の確保は必要ありません。

しかし、LCCは2歳未満までです。

膝の上に乗せて大人と同じ席を利用できる年齢は表のようになります。

3歳未満まで無料
2歳未満まで無料
JAL
ANA
スカイマーク
AIR DO
ソラシドエア
スターフライヤー
ピーチ
ジェットスター
春秋航空日本
みずき
一般航空会社とLCCでルールが違うんだね!

航空会社を選んで賢く利用したいね!

国際線

国際線はすべての航空会社が膝の上に乗せることができるのは2歳未満となります。

旅行中に年齢をまたぐ場合は行きの年齢が帰りの便も適用されることが多いようです。

ただし、アメリカの航空会社は法律で2歳から1席使わないといけないので適用されません。

しゅん
海外旅行には2歳になるまでにいった方がいいと聞くけど、こういった理由からなんだね!

飛行機の子供料金について詳しく知りたい方はこちら↓↓

【初心者向け】飛行機の子供料金って何歳から何歳までなの? 図の中の文字: 子供料金は年齢で決まる、一般とLCCで違う

子連れでは座れない席

安全上の理由などから利用できない席があるので注意してください。

利用できない席
  • 3歳未満の子供は非常口座席付近は使用できない
  • 他の幼児連れのお客様と同じ座席列に座れない

他の幼児連れのお客様と座席列の酸素マスクの個数に制限があるためです。

幼児連れのお客様が複数になる場合は通路を挟んだ席もしくは前後の席なら利用できます。

補足

JALには幼児連れの方優先座席というものがあります。

この席は酸素マスクが1個追加でついているので幼児連れ2組でも隣同士で座ることができます。

チャイルドシート

白い服を着て並んで眠る双子の赤ちゃん

大人1人に対して幼児2人の場合は1人は膝の上ですが、1人は座席です。

その場合チャイルドシートがあると良いでしょう。

JALでは事前に予約すれば貸し出してもらえます。

他の航空会社では貸し出しはないので自分で持ち込むようになります。

車で使用しているものを持ち込めますが、各航空会社によって細かい規定がありますので事前に問い合わせておいた方が良いです。

座席指定時の幼児マーク

一部の航空会社では座席指定時に幼児マークを採用しています。

これは3歳未満の幼児を連れた席に幼児マークが表示されあらかじめわかるサービスです。

予約と同時に座席を指定する画面と、幼児マークの位置を示した説明図引用:JAL公式ホームページ

このように幼児がいる席には幼児マークが表示されます。

差別になるなど賛否両論を呼んだサービスですが、あらかじめどこに幼児がわかることによってき声が苦手な人は避けるようになるので子連れにとっては良いかもしれません。

また、周りに子連れの方が多いと泣き声に寛容な場合が多くお互い様という気持ちがあるので安心して乗ることができます。

運賃によって座席を選べる時期が違う

子連れで席が離れる原因の多くはここにあります。安い運賃は座席を選べる時期が遅く設定されています。ANAの運賃ごとの決まりを並べると、こう分かれます。

運賃 事前の座席指定
フレックス 買った時点でできる
スタンダード 買った時点でできる
ANAカード優待割引 買った時点でできる
Biz 買った時点でできる
株主優待割引 買った時点でできる
島民割引 買った時点でできる
シンプル 出発時刻の24時間前から
セール 出発時刻の24時間前から
ユース 出発時刻の24時間前から
シニア 出発時刻の24時間前から

出典 ANA 代表的な運賃種別(2026年9月現在)

安いシンプルやセールで買うと、席を選べるのは前日です。その時点で並びの席が残っている保証はありません。子連れで並んで座りたいなら、運賃の差額を席の確保代と考えてスタンダード以上を選ぶほうが確実です。

無料で預けられる荷物の数も変わります。フレックスとスタンダードはエコノミーで23kgが2個、シンプルとセールは23kgが1個です。ベビーカーや着替えで荷物が増える子連れでは、この1個の差も効いてきます。

並びの席を取るための順番

やることは順番が決まっています。上から順に試して、取れたらそこで終わりです。

順番 やること いつ
1 座席を選べる運賃で買い、その場で並びを押さえる 予約したとき
2 会員に登録する。会員だけが選べる席がある 予約する前
3 直前に開く席を狙って座席の画面を見直す 出発の24時間前
4 空港で早くチェックインする 当日
5 搭乗口の係員に事情を伝える 搭乗の前
6 客室乗務員に席の交換を相談する 乗ったあと

1と2で決まることがほとんどです。座席の画面で白くなっていて選べない席には理由があります。会員だけが選べる席、機体の重さの釣り合いを取るために空けている席、運賃の種類で選べない席の3つです。会員の登録は無料でできるので、予約より先に済ませておきます。

3の直前に開く席は見落としやすいところです。出発の24時間前になると、それまで押さえられていた席が選べるようになります。この時間に一度だけ画面を開き直すと、並びが空いていることがあります。

混む時期はここまでやっても取れないことがあります。空いている便を選ぶのがいちばん効きます。早朝と午後の便は連休でも比較的空いています。

子連れは席が離れないほうが安全

席が離れるのは気まずいという話で終わりません。機内で急に高度が下がったとき、酸素マスクは大人が先に着けて、そのあと子供に着けるという手順になっています。小さい子は自分で着けられません。離れた席にいると、この手順が成り立ちません。

だから並びの席は、快適さの話ではなく安全の話として頼めます。搭乗口や機内で相談するときも、子供の年齢を伝えて事情を話すほうが通ります。客室乗務員は席の交換を頼める立場にあるので、自分から他の乗客へ声をかける前にまず相談します。

どうしても離れたときは、通路をはさんだ席や前後の席を狙います。通路をはさむだけなら声も手も届きます。窓側と通路側で1列離れるより、はるかに動きやすくなります。

まとめ

  • バシネットは長距離移動のにおすすめ。
  • 前方か後方か選ぶときは混雑度合いと飛行機を早めに降りるかどうかで決める。
  • 窓側は授乳がしやすく、通路側は移動がしやすい。
  • 膝の上に乗せて移動できる年齢は国内線は一部を除き3歳未満、国際線は2歳未満。
  • 安全上の理由で子連れでは利用できない席がある。
  • 座席指定の際、幼児マークがある航空会社は幼児連れの多い場所を選ぶとよい。

情報はたくさんありますが、知っているのと知らないのではかなり違ってくるはずです。

快適な空の旅になるように早めの予約と早めの行動が安心ですね。

航空会社の方も子連れには大変優しいですし、客室乗務員も親身になって対応してくれます。

赤ちゃんと一緒は大変かもしれませんが、乗り越えたらきっと親子とも成長できますよ。

良いフライトになるように祈っています。

子連れで飛行機に乗る方はこちらも参考にしてください↓↓

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幼児の席を取るなら小児と同じ運賃がかかる

膝の上に乗せるか、席を取るか。ここで運賃も手続きも変わります。JALの公式ページの決まりを整理しました。

選び方 運賃 予約の仕方
膝の上に乗せる 無償 ウェブで幼児を選んで予約する
席を確保する 小児と同じ運賃 問い合わせ窓口へ連絡する

出典 JAL お子さま(幼児、小児)のご予約について

席を取る場合はウェブで完結しません。窓口へ電話することになるので、出発の直前だと間に合わないことがあります。希望すればチャイルドシートの手配も頼めます。

大人1人につき膝の上に乗せられる幼児は1人までです。大人1人で幼児2人を連れるなら、1人ぶんは席を取ることになります。機材によっては1便に乗れる幼児の数に上限があるので、早めに押さえておきます。

妊娠中で搭乗日が出産予定日から28日以内のときは、膝の上に抱いての搭乗ができません。席を確保する場合に限って1人まで同行できます。この場合も予約は窓口です。

何歳から座席が要るかを年齢ごとに確かめたいときは、飛行機の神様編集部が航空会社17社の公式ページから集めた子どもとペットの早見表で引ける。

この記事が見た公式ページ

日本航空と全日本空輸など4本の公式ページを実際に開いて書いています。数字と規定はここから取りました。

  1. 1日本航空JAL公式ホームページ
  2. 2日本航空JAL公式ホームページ
  3. 3全日本空輸ANA 代表的な運賃種別
  4. 4日本航空JAL お子さま(幼児、小児)のご予約について

最終確認 2026年9月17日

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