子供連れでの旅行って何かと大変ですよね。
「機内で騒いだらどうしよう...周りの人に嫌な顔されたら...」
「飛行機の中で寝てくれるかな」
と不安になりますよね。
生後間もない赤ちゃんだと寝るのが仕事というほど寝てくれますが、大きくなるとそうはいきませんよね。
そこで、今回は子供が飛行機の中で寝てくれるおすすめの便利グッズを集めてみました。
子供が寝てくれるおすすめのグッズ
子供が飛行機の中でぐっすり眠ってくれたら、親にとってこんなに幸せなことはありません。
周りに迷惑をかけることもなく、安心して旅を楽しめますよね。
そんな幸せな時間を勝ち取るために、子供が寝てくれるおすすめのグッズがあるんです。
- フットレスト
- ジェットキッズベッドボックス
- 子供用ネックピロー
- 子供用ブランケット
1つずつ紹介していきますね。
フットレスト
この商品は、座席を子供のベットにできる商品です。
座った姿勢のままでは、なかなか落ち着いて寝てくれませんよね。
そんな時にこのフットレストを膨らませて座席の隙間に入れると、フルフラットシートに変えることができるグッズです。
空気ポンプ不要で、押し込み式なので簡単に空気を入れられます。
また、3段階に高さ調節ができてコンパクトに収納できますよ。
ジェットキッズベッドボックス
この商品も座席をベッドにできる商品です。
しかも、スーツケースとしても使えるので機内に持ち込みたい子供の荷物を入れることができます。
さらに、この商品の上に子供が乗れるようになっているので歩き疲れたり、座る場所がない時などに子供を座らせたり、乗せたまま移動できたりします。
ちょっと不機嫌な子供もこれに乗れば、ご機嫌がよくなるかもしれませんね。
ANAにはフットレストとジェットキッズを使用するには条件があります。
条件は次の4つです。
- 使用できる座席が原則として窓側または中央列の中央席と決まっている。
- 離着陸時、地上滑走時、ベルト着用サイン点灯時は使用禁止。
- 他の手荷物と同じように、客室内の収納棚もしくは座席の下に収納する。
- 巡航中であってもシートベルトの着用状況などで使用できない場合がある。
子供用ネックピロー
首が安定しないと熟睡できないですよね。それは大人も子供も同じです。
この商品はポンプ内蔵型で子供の握力でも膨らませることのできる携帯枕です。
通気性がよく、ふわふわの肌触りで心地よく眠れそうです。
子供用ブランケット
ブランケットは様々なことに使えます。
枕にしたり、子供がモニターを見るための座席の高さ調節をしたり、掛け布団にしたりと使い勝手が最高です。
また授乳ケープとしても使えるので1枚は持っておきたいですね。
普段から使っている物なら、ぐずっている子供も慣れたぬくもりで安心して眠ってくれるでしょう。
ぐずり対策おすすめグッズ
子供に寝てほしいのに、寝てくれないことはよくありますね。
おとなしく静かにしてくれるならいいのですが、自由に動けないことは子供にとってものずごくツライことなので、ぐずったり騒いだりします。
そうなると親は大変です。
そんな時に役立つおすすめグッズを紹介しますね。
- タブレット
- 子供用ヘッドホン(イヤホン)
- お菓子
- シールブック
- ぬり絵
- ミルク・お茶(耳抜き対策)
- ぬいぐるみ
- 音の出ないおもちゃ
- 抱っこひも
- 本(絵本・付録付きの本)
子供が長く興味をもってくれるものを選びましょう!!
タブレット
ぐずり対策に効果てきめんのタブレット。
子供が好きなアニメなどを前もってダウンロードしておくといいですね。
フライト時間の30%から40%の動画があると安心です。
Amazonのプライム会員なら子供の好きなコンテンツがたくさんあるので、ダウンロードしてオフラインでも見られるようにしておきましょう。
子供用ヘッドホン(イヤホン)
タブレットやモニターをみる時に必要なヘッドホン。
機内に備え付けてあるヘッドホンは、子供にはなかなか合いません。
そこで、子供用のヘッドホンを持っていれば子供もぐずることなく動画を楽しめます。
下記のポイントを参考にヘッドホンを選んでみて下さいね。
- ボリューム制限がある
- 折り畳み可能
- 複数人つなげる
お菓子
子供が大好きなお菓子。
いつもは買わないお菓子をこっそり用意しておくと子供は喜びますね。
好きなキャラクターのついたお菓子を持っていくのもいいですよ。
機内に持ち込むお菓子にも制限があります。詳しくはこちらをご覧下さい↓↓
シールブック
小さい子供はシールが大好きです。
どこにでも貼ってしまい、はがすのに苦労したお母さんは多いはず。
そんなシール好きな子供にピッタリなおもちゃがシールブックです。
特に人気なのが「かおノート」です。
鼻や口など顔のパーツがシールになっていて、好きな場所に貼っていろいろな表情の「顔」が作れます。
ぬり絵
子供が夢中になって遊んでくれるぬり絵。
お気に入りのキャラクターのぬり絵ならきっと喜んで遊んでくれるはずです。
おすすめは「カラーワンダーうきうきぬりえ」です。
- 透明なインクで服や手を汚さない
- 透明なインクなので、シートからはみ出してもインクがつかない
- 色をぬると隠れたキャラクターやイラストが出てきたりする
- ディズニープリンセスやアンパンマン、プリキュアなどキャラクターの種類が豊富
ミルク・お茶(耳抜き対策)
飛行機の離陸・着陸時に耳が詰まったり痛くなることがあります。
大人だと、つばを飲み込んだりあくびをしたりして耳抜きしますよね。
ですが、子供はうまく耳抜きできないので、痛がって泣いてしまう場合があります。
そんな時はミルクやお茶などを離陸前や着陸前のタイミングで飲ませてみて下さい。
ぬいぐるみ
普段から遊んでいるぬいぐるみを持っていくことをおすすめします。
音の出ない物で子供がお気に入りの物を選びましょう。
子供が抱っこして安心したらぐずりもよくなります。
音の出ないおもちゃ
音の出ないおもちゃを選んで持っていきましょう。
おすすめは紐通しやあやとりです。
指先を動かしていろいろな形を作っていくので、夢中になってくれそうです。
抱っこひも
赤ちゃん連れの場合は抱っこひもを持っていくといいですね。
ママと密着することで赤ちゃんは安心できますし、ぐずり対策にもなります。
絵本・付録付きの本
普段から絵本や付録付きの本を読んでいる子供なら、本を持っていくのもひとつの手です。
0歳から1歳くらいの子供だと手触りで楽しめる本がいいですよ。
おすすめは「学研のぴよちゃんシリーズ」です。
いろいろな仕掛けがある絵本で、布でできた部分をさわると手触りが違うので子供も興味をもってくれます。
2歳くらいだと「みつけた系」の本がおすすめです。
子供は、さがすのが好きなので例えば「いちご食べたのだーれ?」と聞くと夢中でさがします。
見つけられたらたくさんほめてあげましょう。
3歳以上になると「付録付きの本」をおすすめします。
「ベビーブック」や「めばえ」など付録付きの本は子供は好きですよね。
付録は前もって切ったり折ったりしておくと便利です。
子供を機内で寝かせるためにやるべきこと
機内で子供を寝かせるためには、飛行機に乗る前からいろいろなことをやっておく必要があります。
- フライトの時間帯、飛行時間を考える
- お昼寝させないようにする
- 空港でたくさん遊ばせて疲れさせる
- オムツ交換やトイレは搭乗前に行く
- ゆったりした服装にする
フライトの時間帯、飛行時間を考える
飛行機の出発・到着時間また飛行時間のチェックは必ずしましょう。
子供の睡眠時間に合わせて深夜便でのフライトに踏み切ることもできますが、子供がぐずった時に結構ツライ思いをします。
ですので、子供の生活サイクルを大きく崩さなくてすむようにスケジュールを組みましょう。
子供が小さいうちはフライト時間が3~4時間を目安にしたほうがいいですね。
お昼寝させないようにする
機内で寝かせるためにお昼寝はさせないようにしましょう。
親は大変ですが、たくさん遊んでお昼寝しそうになったら何か興味を引くものや遊びで、眠気をシャットアウトしましょう。
空港でたくさん遊ばせて疲れさせる
空港には飛行機の出発時間の3時間前くらいには着くようにしましょう。
空港にはたくさんのエンターテイメントがあります。
展望デッキで飛行機を一緒に見て楽しんだり、散歩したりできます。
また、デパート顔負けのたくさんのショップも集まっていますので、見て歩くだけでも楽しめます。
そして、空港にはキッズスペースがあります。
規模は様々ですが、子供は夢中で遊んでくれます。
ここでたくさん遊ばせて機内でぐっすり眠ってもらいましょう。
オムツ交換やトイレは搭乗前に行く
機内のトイレは狭く、オムツ替えも一苦労です。
また、離着陸時のシートベルト着用サインがついている間はトイレには行けません。
ですから、搭乗前の10分~30分前にオムツ交換やトイレを済ませておくといいですよ。
ゆったりした服装にする
子供には可愛い洋服を着せたいですよね。
しかも旅行となれば自然に気合いが入り、張り切って洋服選びしませんか?
その時に可愛さだけを考えて洋服を着せると、子供が動きにくかったりします。
動きにくいと子供は不機嫌になってしまうので要注意です。
可愛いさを少し抑えて子供が動きやすい楽な洋服を選んであげて下さいね。
手元にあると安心な持ち物
子連れ旅行では、機内でいろいろなトラブルが発生します。
食べ物・飲み物をこぼしたり、子供が吐いたりして親の服が汚れたりします。
そんな時に手元のあると安心な持ち物を紹介しますね。
上の収納棚に入れると取り出すのが大変なので、座席の足元に置いておきましょう。
- 子供の着替え一式(長ズボン・カーディガン)
- マスク、保湿剤
- 酔い止めの薬
- 除菌ウェットシート
- 自分の着替え
子供の着替え一式(長ズボン・カーディガン)
限られた空間の中で動き回る子供が食べ物や飲み物をこぼす可能性は大きいです。
そのためにも、着替えを最低上下1組は持っておきましょう。
また、機内は寒いので長ズボンやカーディガンを持っておくといいですよ。
マスク・保湿剤
飛行機の巡航中は機内が湿度20%以下になることがあります。それは、飛行機の腐食を防ごうと結露の発生を抑えているからなんです。
ですから、機内は乾燥していることが多くあります。
そんな時に役に立つのがマスクと保湿剤です。保湿剤のおすすめは「ワセリン」です。
1個で全身に使えますし、子供にも最適ですよ。
子供と一緒に使えるものを選んで潤いを取り戻しましょう。
ただし、ワセリンは液体物になるので持ちこみには制限があります。
液体物の持ち込みについて詳しく解説した記事がこちらです↓↓
酔い止めの薬
普段はあまり車酔いなどしない子供でも緊張や疲れから酔ってしまうことがあります。
通常2~3歳頃から乗り物酔いは起こると言われています。
もしもに備えて酔い止めの薬を準備しておきましょう。
また、タオルも多めに用意するといざという時に役に立ちます。
除菌ウェットシート
子供の手ってすぐ汚れます。いろいろな物を触ったりするので油断できません。
しかもその手を口にいれたりしますよね。そうなるとバイ菌が体の中に入ってしまいます。
そうならないように、除菌ウェットシートでこまめに手など拭いてあげましょう。
食べこぼしなどにもつかえますよね。
自分の着替え
意外と忘れがちな自分のこと。
子供のことだけを考えて自分の服が汚れたら‥なんて考えもしませんよね。
ですが、実際に子供が吐いたりこぼしたりして自分の服が汚れたなんていう話はよく聞きます。
ですから、自分の着替えも忘れずに手元に置いておきましょう。
【番外編】子供の睡眠豆知識
「疲れると眠くなるから寝る」こう考えるのは大人にとっては当然ですよね。
でも子供にとっては違うんです。
もちろんたくさん遊んで疲れたら寝るのですが、疲れすぎると逆に寝ないという現象があるのです。
この現象は、本来目覚めを促すコルチゾール(ストレスホルモン)が過剰に出て興奮して眠れなくなるというものです。
寝る寸前まで遊ばせすぎると逆効果ということですね。
機内でそうならないために普段からお子さんの様子を見ておくといいですよ。
眠くなったサインを子供は知らず知らずのうちに出しています。
親はそれを見逃さないようにしたいですね。
飛行機に乗るこの機会に子供の活動時間や睡眠時間を研究してみて下さい。
新しい発見があるかもしれません。
まとめ
- 子供が機内で寝てくれるおすすめグッズはフットレスト・ジェットキッズ・ネックピロー・ブランケット。
- ぐずり対策のおすすめグッズは、タブレット・ヘッドホン・ぬり絵・絵本・おもちゃ・お菓子など。
- 子供を機内で寝かせるためにやるべきことは、フライト時間を考える・遊んで疲れさせるなど。
- 手元にあると安心する持ち物は、着替え・マスク・保湿剤・酔い止めの薬・除菌ウェットシート。
- 子供は遊ばせすぎると寝ないので、普段から活動時間や子供の眠たいサインを研究しておく。
飛行機に乗って子供が騒いだりしたら親は本当にツライですよね。子供も何かしらの理由があって騒いだりぐずったりします。
もしかしたら、お父さんやお母さんの不安な気持ちを感じて子供も不安になっているのかもしれません。
子供は親の感情や表情を見ていろいろなことを判断します。
小さいから分からないだろうと決めつけずに、せっかく長時間一緒にいられるので普段ゆっくり話せないお子さんと会話してみるものいいですよ。
そうすることでお子さんも安心してご機嫌になったり、眠ってくれるはずです。親子で楽しく空の旅ができることを願っています。
飛行機の座席やいろいろな物の持ち込みについても詳しく解説した記事があります。こちらもご覧下さい
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