海外旅行は手軽に行ける時代になりました。
理由は格安航空会社（LCC)が日本に就航したからです。
今まではJALやANA等のフルサービスキャリアしか就航していませんでした。
2012年からピーチ・アビエーションとジェットスターとエアアジア・ジャパンが日本へ就航したのが最初とされています。
過去の海外旅行は富裕層の娯楽として限定的でしたが、インターネットの普及やLCCの日本就航で海外旅行は誰でも楽しめるイベントになりました。
今回は旅行代金を限界まで下げた「10万円」で海外旅行ができるのかを調査しました。
海外旅行を10万円で楽しむ事はできるの？
海外旅行を10万円で楽しむことはできます。
webで海外旅行を検索すると10万円以下のツアーがたくさんあります。
10万円の内訳は主に航空券代（燃油サーチャージも含む）＋ホテル代が含まれています。
格安航空会社（LCC)が日本へ参入したのをきっかけに海外旅行の値段は格段に安くなりました。現在ではJALやANAなどのフルサービスキャリアもLCCに負けじと航空券の価格が安くなっています。
旅行者にとって海外旅行のハードルがどんどん低くなっているのは嬉しいですね。
現在は10万円あればスタンダードな海外旅行が楽しめます。
10万円で海外旅行ができるオススメの観光地７選
海外旅行が10万円で行ける国はアジアであればほとんどいけます。
他の地域も出発日限定であれば行ける国もあります。
この章では海外旅行を10万円で行けるオススメの国をご紹介します。
おすすめの観光地①ベトナム
ベトナムは南シナ海にある東南アジアの国の一つです。
南北に伸びている国ですが、気候は日本と同じ四季があり気候も似ています。
ベトナムの観光都市はハノイ、ホーチミン、ダナンの3都市が有名です。
この3都市いずれも10万円以下で海外旅行は可能です。
おすすめの観光地②タイ
日本でもタイ料理が有名なタイも10万円以下で海外旅行ができます。
タイは東南アジアの中央部分にあり、1年の平均気温が約29℃と年間を通して温暖な気候の国です。
タイの首都のバンコクとビーチリゾートで有名なパタヤは10万円以下でいけます。
LCCのエアアジアXが成田-バンコクに就航しておりリーズナブルに海外旅行を満喫できます。
おすすめの観光地③カンボジア
アンコールワットで有名なカンボジアも10万円で海外旅行が行けます。
カンボジアへのアクセスはベトナム航空で乗り継ぎが一般的です。
おすすめの観光地④台湾
台湾ももちろん10万円以下で海外旅行をするのは可能です。
日本から約3時間のフライトで行ける台湾は初心者にオススメな観光スポットです。
九州ほどの面積で、気候も日本より少し暑い程度です。
そして何より嬉しいのが、親日国で日本人には優しい国ということです。
5年前からLCCのスクート航空が日本に就航以来、タイガーエア台湾航空も台北ゆきの飛行機をを日本各県から飛ばしています。
台湾旅行の一般的なツアーは3~4日間の日数で約3万円で行けます。
私のオススメはホテルを５つ星へワンランクアップの海外旅行をおすすめします。
５つ星ホテルへ変更しても旅行代金は５〜10万円以下で贅沢旅行が楽しめるんです。
おすすめの観光地⑤グアム
グアムは日本から3時間半で行ける初心者オススメの海外旅行先です。
日本から近い南国リゾートとしてファミリー層に人気の理由は、ショッピングやマリンスポーツへのアクセスがよく、コンパクトシティとして楽しめるところです。
料金も年末年始やゴールデンウィークなどの大型連休を除けば殆ど10万円以下で行けます。
グアムのベストシーズンは1〜4月です。
グアムには雨季や台風シーズンがあるので、飛行機の欠航や遅延が多い国です。
1~4月は乾季で海の透明度も上がる時期なので、マリンスポーツを楽しむにはオススメ時期です。
おすすめの観光地⑥ハワイ
ハワイはハネムーンにも人気なビーチリゾートです。
10万円以下の旅費にするにはいくつかポイントがあります。
- 出発日限定のツアーをチェックする
- web限定で10万円以下のセールが登場する
- ゴールデンウィーク明けの5月~7月初旬の出発は比較的安くなります
ハワイは観光立国なので、色々な国の人達が集まる国です。
旅行者に優しい国なので、旅費を安く抑えて思いっきりハワイを楽しむのがオススメです。
おすすめの観光地⑦オーストラリア
オーストラリアも10万円で行けます。
ヴァージンオーストラリア航空を利用したケアンズ４日間は10万円以下の料金で海外旅行を楽しめます。
ケアンズはオーストラリアの東側にあり、有名なグレートバリアリーフの玄関都市です。
熱帯雨林が沢山ある自然豊かな都市ですが、ショッピングやレストランも沢山あり、十分楽しめます。
海外旅行をお得に予約する方法
海外旅行を10万円で楽しむにはインターネットを利用するのが一番いいです。
旅行会社のパンフレットは色々なツアーが盛り込まれていますが、価格が高いです。
インターネットで予約をすると「航空券＋ホテル」のフリープランが一般的です。
航空券とホテルのみの予約なので価格が安く、自由度が高いです。
航空会社はLCC(格安航空券）を利用する
格安航空会社（LCC）は様々な無償サービスを削ぎ落とし、価格重視の航空券を販売しています。サービス自体を有料化することで、海外へ渡航しやすくなりました。
有料サービスに関しては各航空会社によりますので、出発前までに確認しておきましょう。
- 預かり荷物
- 機内食
- 座席指定
- 毛布やブランケット
旅行会社のツアーで予約するならwebがお買い得
旅行会社の中には店頭販売はなく、ネットのみでツアーを掲載している会社があります。
ネットでは旅行会社の企画ツアーを集めた旅行比較サイトがあります。
出発日限定で安いツアーが沢山あるので、ぜひチェックしてみてください。
- トラベルコ
- エイビーロード
- 楽天トラベル
- Yahooトラベル
突然、費用が発生！旅行代金以外に必要な費用を調査した。
海外旅行には旅行代金の他に色々な準備費用がかかります。
今回は出発前と出発後で発生する費用をご紹介します。
出発前①：保険
保険はいわゆる「海外旅行保険」です。
海外旅行中は保険証が使えません。
怪我や病気で病院を利用する場合は控除がない為、100％の実費になります。
海外旅行保険に加入していれば日本に帰国後、ある程度返金されます。
また、保険内容によっては盗難や飛行機の遅延の補償もしてくれます。
保険の費用は渡航先や日数によって異なりますが大体５日間で1,500円~2,500円程度になります。
出発前②：パスポートやビザ
海外旅行に絶対に必要な物と言えばパスポートです。
パスポートは有効期限があり、海外旅行の目的地によって有効期限の残存日数が異なります。
もし、残存日数が足りない場合はパスポートの更新が必要です。
パスポートの更新料は下記の表になります。
5年間と10年間の費用が異なりますので、更新するときは自分に合ったパスポートを選びましょう。
また、目的地によってはビザが必要な場合もあります。
日本は世界でもビザ無しで海外旅行ができる国が多い、とても優秀な国です。
なのでビザの有無を確認せず、うっかり忘れてしまう場合があります。
アメリカ（ハワイやグアムも含む）へ海外旅行をするときは「Esta」というビザが必要です。
webで申請をしますが、発行手数料で21ドル（約3,100円）かかります。
出発前までに確認しましょう。
出発前③：空港税などの諸税
海外旅行の費用の中には空港税は含まれていません。
これは為替によって金額が変動するからです。
空港税とは出国する際の手続きに発生する費用で、往路と復路の両方の空港で費用が発生します。
旅客サービス施設使用料＋旅客保安サービス料＝空港税
それぞれ空港によって空港税の金額が異なります。
JTBが2022年６月現在の主要国の空港税一覧を掲載しているので、参考に費用の旅行代金の確認をしましょう。
出発前④：自宅から空港までの交通費
出発時の交通費も出費の元になります。
空港は住宅地から遠い場所にあります。
特に成田空港は世界的にも都心から離れた場所にある空港で有名です。
新宿駅から成田（第１ターミナル）はスカイライナー（特急）を使って片道約2,800円です。
交通費も案外高くなりますね。
出発後①：食事代
現地の料理は海外旅行の楽しみの一つですよね。
日本では味わえない現地ならではの料理ですが、毎日外食になると費用がかさみます。
食事代の目安として「サンドウィッチ指数」があります。
hotels.comが2012年から始めた各国の食事代を数値化したもので、下記の表になります。
スイスが圧倒的に食事代が高く、香港がアジアの中で食事代が高いことがわかります。
日本はコーヒー代がアジアの中でも高いのは驚きですよね。
海外旅行へ行く時の参考にしてみてください。
出発後②：アクティビティー代（オプショナルツアー代）
フリープランにオプショナルツアーを予約して、自分流にアレンジをすることは旅行の魅力の一つです。
オプショナルツアーは出発前や出発後に予約可能です。
HISがオプショナルツアーの掲載をしているので、参考にしてみてください。
出発後③：お土産代
自分以外へのお土産代は年々減少傾向にありますが、相場は1人2,000円とされています。
（会社は小袋対応のお菓子で１箱を分ける）
人数が多いと金額も高くなりますし、帰りのスーツケースに入らないという問題も発生します。
お土産を購入する時は事前に計画して購入しましょう。
出発後④：チップ
日本では聞きなれないチップですが、欧米ではサービスの対価にチップを渡すのが一般的です。
チップの相場は1~2ドルですが、レストランやタクシーは料金の15％~20％になります。
ホテルでベッドメイキングをしてもらったり、荷物を持ってもらってもチップを払います。
日本人には驚きの文化ですよね。
10万円の海外旅行でも楽しむことはできます
海外旅行を10万円で楽しむことができるようになったのは、インターネットの普及で格安旅行が増えたことと、LCCの参入です。
今までは頑張って貯金して楽しめた海外旅行をもっと手軽に楽しめる時代になりました。
今では１泊2日の弾丸ツアーで海外旅行が楽しめることができます。
手軽に海外旅行を楽めて、素敵な思い出を増やしていきましょう。
