「飛行機に初めて乗るからどこに座ればいいかわからないな。」
「快適に機内を過ごすためにはどこに座ったらいいんだ?」
せっかく飛行機に乗るなら、短い時間でも快適に過ごしたいですよね。
座席指定をすればお好きな席に座ることができるので、選び方が大切です!
前、後ろ、窓側、通路側・・・とオプションがたくさん。
どれを選ぶのがいいのか、迷ってしまいますよね(^^;;
特に初めて飛行機に乗る方や乗り慣れてない方はどうして選べることがメリットなのか分からないかと思います。
実は、座席次第でいかに快適に機内を過ごせるかが変わるんです。
これから5つのコツをご紹介しますので、座席指定の参考にしてみてください。
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そもそも飛行機の座席指定はできるの?
飛行機に乗る際、国内線でも国際線でも座席を指定することができます。
ただし、購入したプランによっては座席指定が有料オプションである場合もあります。
購入したサイトやお店でしっかりどのプランを選んだのか確認してください。
まず、座席にはクラスというものがあります。
- ファーストクラス(飛行機の前方・かなり高級)
- ビジネスクラス(ファーストクラスの後ろ・高級)
- プレミアムエコノミークラス(ビジネスクラスの後ろ・少し贅沢)
- エコノミークラスなど(飛行機の後方・普通席)
利用する航空会社や機体によって名前やクラス分けが異なるので一概には言えませんが、上記のようなクラスがあることを知っておくと座席指定する際によいでしょう。
つぎに、クラスとは別に座席の位置ごとに快適さを比べてみましょう。
前と後ろの座席、どっちがおすすめ?

引用:JAL公式サイト
飛行機の前の方に座るか、後ろの方に座るかで好みは分かれます。
メリットとデメリットを知って、自分の好きな席を選びましょう!
前
[table id=59 column_widths=”50%|50%” /]静かで、揺れが少ないのが特徴です。
ただ、乗り慣れた方が多い前の座席は、飛行機に慣れてない方にとっては落ち着かないかもしれません。
飛行機を降りる際には早く降りられる一方で、周囲に合わせて焦ってしまうこともあります。
・飛行中に落ち着いて静かに過ごしたい人
・着陸後に早く降りたい人
後ろ
[table id=57 column_widths=”50%|50%” /]後ろは複数人でも予約が取りやすいため家族連れや団体旅行の方が多いのが特徴です。
また、エコノミークラス・普通席では機内の混雑を避けるため、後ろの座席の人から搭乗します。
早く乗れると、頭上の荷物スペースに先に荷物を置けるので、持ち込み荷物が多い方は安心でしょう。
ただし、降りる際は最後になるので外に出るまでに少し時間がかかります。
車酔いが激しい方は後ろより前に座るのがよいでしょう。
・複数人で並んで乗りたい人
・最後ゆっくり降りたい人
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最前列と最後列の座席ではどっちがおすすめ?
今回、最前列とは飛行機の「最前列」はもちろん、壁やトイレのすぐ後ろの座席も指します。
また最後列はその反対に飛行機の「最後列」はもちろん、壁やトイレの前の座席も指します。
最前列
前に座席がないので足元が広いのが特徴です。
また、通常荷物は頭上のスペースに置くか、自分の足元から前の座席の下に滑り込ませるように置くことができます。
しかし、最前列の席は前に席がないため、離着陸時は荷物を全て頭上のスペースに置く必要があります。
長時間フライト(国際線)であれば飛行時間が長いため、離陸後の上空では頭上から荷物を下ろして使っても問題ありません。
短時間フライト(国内線)だと飛行時間が短いため、離陸後から着陸までゆっくりできる時間が少なく、荷物の上げ下ろしが面倒になります。
・足元が広い席がいい人
・離着陸時の荷物の上げ下ろしを気にしない人
最後列
席のすぐ後ろが壁なので、背もたれの倒し方に特徴があります。
後ろに座る人に気にせず背もたれを倒せますが、後ろのスペースが狭いため少ししか倒せません。
また前の席に比べ揺れが激しくエンジン音が大きいので注意が必要です。
・後ろに座る人に気にせず背もたれを倒したい人
・揺れに強い人

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窓側と通路側の座席、どっちがおすすめ?
今までは、「前か後ろか」で座席を比べてきましたがみなさんが気になるのは「窓側と通路側どっちが快適?」ということでしょう。
みなさんお一人ごとの好みで分かれますので、メリット・デメリットを確認してどちらがいいか考えてみてください。
窓側
[table id=62 column_widths=”50%|50%” /]窓側の席の特徴はやはり外の景色を綺麗に見ることができるところでしょう。
ただし、席の内側に入らなければならないので立ち上がる際などは通路側の人に声をかけなければなりません。
また上空は気温が低いため窓側は冷えます。
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しかし、航空会社によってはご用意がない場合もありますので、飛行機に乗る際はあたたかい格好で乗ることをオススメします。
・景色を楽しみたい人
・飛行中ゆっくり過ごしたい人
通路側
[table id=63 column_widths=”50%|50%” /]通路側は景色は見えないものの、片側が通路で広く空いているため開放感があります。
また立ち上がる際には隣の人を気にせず動けるのでトイレが近い方などにはオススメです。
ただし、降りる際に窓側の方が早く降りそうにしていれば通路側の自分がまず降りなければならないので、少し焦ります。
また眠る際には通路に頭・手・足が出ないように注意が必要です。
・トイレが近い人
・少しでも広いスペースがほしい人


トイレ・ギャレーに近い座席はどう?

引用:JAL公式サイト
[table id=65 column_widths=”50%|50%” /]トイレは機体にもよりますが、前方・中央・後方に配置されていることが多いです。
また、ギャレー(CAさんの台所)に近いところには人が集まりやすいので少し注意が必要です!
機内のトイレは数が少ないため、トイレが近い方にとっては安心かもしれません。
飲み物は通常CAさんが席まで運んでくれる(格安航空なら有料オプション)のですが、長距離フライトなどでのどが渇いた際には自分で取りに行くこともできます。
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飛行中は座席でシートベルトを締めて安全にお座りいただくようお願いしております。
・トイレが近い人
非常口座席はどう?
飛行機には緊急事態等が起きた際に安全に脱出するための非常口がついています。
非常口の前にも座席が設置されており、座ることができます。
[table id=66 column_widths=”50%|50%” /]・CAさんが目の前に座る
・緊急事態には協力する義務がある
非常口座席はその名の通り、窓側に非常口がついており座席の足元は広い作りになっています。
普段は足元が広めなのでゆったり座れて楽ですし、通路側にも出やすい構造になっています。
しかし、緊急事態に備えて足元には荷物が置けないので頭上のスペースにしまっておく必要があります。
また、緊急事態が発生した際にはCAさんの指示に従い協力する必要があるため、予約時には各航空会社の非常口座席に関するルールなどをホームページなどで確認することをオススメします。
以下はJALの「非常口座席を事前予約されるお客さまへのお願い」です。
満15歳以上の方(15歳未満の方はご指定いただけません)
ご搭乗に際して付き添いの方や係員のお手伝いを必要としない方
航空機ドアの開閉等、緊急脱出の援助を実施することができる方
脱出手順の案内および乗務員の指示を理解し、他のお客さまへ口頭で伝えられる方
緊急脱出時に同伴者の援助をする必要がない方*
緊急脱出の援助を実施することに同意する方
引用:JAL公式サイト
・足元が少しでも広い席がいい人
・緊急事態に協力して動ける人
こちらの記事で非常口座席について詳しく説明していますので、ご確認ください!
また次の動画では座席選びのコツをまとめて紹介しています!
まとめ
- 前は「飛行中に落ち着いて静かに過ごしたい人、着陸後に早く降りたい人」にオススメ
- 後ろは「複数人で並んで乗りたい人、最後ゆっくり降りたい人」にオススメ
- 最前列は「足元が広い席がいい人、離着陸時の荷物の上げ下ろしを気にしない人」にオススメ
- 最後列は「後ろに座る人に気にせず背もたれを倒したい人、揺れに強い人」にオススメ
- 窓側は「景色を楽しみたい人、飛行中ゆっくり過ごしたい人」におオススメ
- 通路側は「トイレが近い人、少しでも広いスペースがほしい人」にオススメ
- トイレ・ギャレー近くは「トイレが近い人」にオススメ
- 非常口座席は「足元が少しでも広い席がいい人、緊急事態に協力して動ける人」にオススメ
飛行機に乗るのが初めての方や、あまり乗ったことがない方は座席指定のときにどこを選べばよいのか迷うと思います。
以上5つのコツを思い出して、お好みの席をカスタマイズしてみてくださいね。
国内線の短いフライトではあまり気にならないかもしれませんが、少しでも快適に機内をお過ごしください!
仕事以外でも旅行で飛行機に多く乗る私が、飛行機の座席選びのコツをみなさんにお教えします!
5つのコツにまとめているのでぜひ参考にしてくださいね。