飛行機の予約は早く取るほど安いことが多いので早めにチケットを取ったりしますよね。
でも急な予定変更でチケットを変更しなければいけないこともあると思います。
「飛行機のチケットってそもそも予約の変更はできるの?」
「当日空席があったら一つ早い便に乗れるのかな?」
分からないことがたくさんあって不安ですよね。
そんな方のために今回は飛行機の予約の変更について詳しく解説していきます。
予約が変更できるチケット・できないチケット
飛行機のチケットには予約が変更できるチケットと変更できないチケットがあります。
JALなどの一般航空会社とピーチやジェットスターなどのLCCに分けて説明していきます。
一般航空会社の場合
JALの予約の変更はこのようになっています。
引用:JAL公式ホームページ
普通運賃や往復割引は購入前でも購入後でも変更できます。
しかし、先得などは早めにチケットを予約することで安く購入できますが、購入後の変更はできません。
もし変更したい場合は一旦取り消して再度予約するようになっています。
他の航空会社も同じように変更できる運賃とできない運賃があります。
各航空会社ともに変更できる運賃のチケットかどうかは公式ホームページに出ていますので確認してみて下さい。
LCCの場合
LCCの場合はどうなるのでしょうか?
格安なので少し心配ですよね。
表にまとめました。
【ピーチの場合】
便変更 | シンプルピーチ | バリューピーチ | プライムピーチ |
---|---|---|---|
インターネット | 3300円 | 無料 | 無料 |
コールセンター | 4400円 | 1100円 | 1100円 |
空港カウンター | 5500円 | 2200円 | 2200円 |
予約の変更はできるようですが、手数料が必要です。
コールセンターや空港カウンターですと手数料が高くなってしまうので、インターネットがおすすめです。
【エアアジアの場合】
運賃タイプ | 日時変更 |
---|---|
通常料金 | 有料 |
バリューパック | 有料 |
プレミアムフレックス | 5回まで無料 |
フラットベッド座席指定 | 回数無制限で無料 |
エアアジアの場合も変更は可能です。
運賃タイプによって手数料などは差があります。
LCCに関しては各社独自のプランなので変更の仕方や運賃プランによって思わぬ手数料がかかってしまうので事前にしっかり調べてから変更するようにして下さい。
変更可能な期限がある
予定していた便に乗り遅れたから変更しようと思っても、変更可能な期限があるので注意して下さい。
航空会社 | 変更期限 |
---|---|
ANA スターフライヤー | 出発前まで |
JAL | 出発20分前まで |
ピーチ | 出発の1時間前まで シンプルピーチの場合は2日前の23:59まで |
ジェットスター | 予約便のチェックイン開始時刻まで |
変更するにも期限があるので気をつけて下さいね。
当日寝坊で飛行機に乗り遅れそうだったので、急いで電話して変更してもらえたから無事に行けたなんて話もありますよね。
くれぐれも気をつけて下さいね。
予約日時の変更の仕方
引用:ピーチ公式ホームページ
予約日時の変更の仕方には公式ホームページ、コールセンター 、空港カウンターなどがあります。
また旅行サイトや旅行会社で購入した場合はそちらでの変更になります。
LCCでは公式ホームページからの変更の方が手数料が安いので公式ホームページからの変更がおすすめです。
運賃プランによっては空港カウンターだと手数料がかなり高いなんてこともありますよ。
欠航時の変更は?
天候悪化や機材不良などで飛行機が欠航した場合は無料で変更できます。
その場合はWEB、空港カウンター、コールセンター などで変更することができます。
しかし、変更するのに期限があるので注意して下さいね。
JALの場合は以下のようになります。
引用:JAL公式ホームページ
各航空会社で期間が異なりますので早めに変更は済ませましょう。
台風での欠航について詳しく知りたい方はこちらの記事も見てみて下さい↓↓
搭乗当日空席があれば予約便より早い便に変更できる?
当日早めに空港に着いたので一本早い便に乗って帰りたいなんてこともありますよね。
その場合は可能なのでしょうか?
お客様の航空券が便変更可能な運賃(例:「ANA FLEX」や「株主優待割引運賃」など)であれば、空港の自動チェックイン機で変更ができます。
便変更ができない運賃(例:「ANA SUPER VALUE」「ANA VALUE」など)は、ご変更いただけませんので、ご予約便にご搭乗ください。
引用:ANA公式ホームページ
運賃タイプにかかわらず、ご予約便の出発予定時刻1時間前までであれば予約変更は可能です。
(座席指定は出発予定時刻3時間前まで可能です)
ただし、シンプルピーチ運賃の変更は、変更便の搭乗日の2日前23:59(各便の出発空港の現地時間)までとなっており、当日および翌日便への変更はバリューピーチまたはプライムピーチへの変更となります。出発日直前での変更の可能性がある場合はバリューピーチまたはプライムピーチをお薦めいたします。
引用:ピーチ公式ホームページ
このように当日変更できるかは持っているチケットが変更できるチケットであれば可能です。
LCCは変更に手数料がかかる場合があります。
変更不可のチケットは空きがあっても変更できないので注意して下さいね。
発着空港の変更はできる?
一部の航空会社では予約が変更できるチケットを持っているときは発着空港の変更ができます。
JALの場合ですと以下の空港の相互利用が可能となります。
◆東京発着路線
羽田空港⇔成田空港の変更が可能です。
◆大阪発着路線
伊丹空港・関西空港・神戸空港の3空港での変更が可能です。◆福岡発着路線
福岡空港⇔北九州空港の変更は、JALグループ便ご利用の場合のみ相互利用が可能です。
引用:JAL公式ホームページ
ANAでは他に福岡空港⇔北九州空港⇔佐賀空港⇔福岡空港の変更と広島空港⇔岩国空港の変更が可能です。
また、できない航空会社もありますので注意して下さい。
名義の変更はできる?
飛行機のチケットの名義の安全上の理由や転売防止の目的で変更することはできません。
もし、他の人が行く場合は、一旦チケットを払い戻して再度予約するようにして下さい。
またジェットスターは手数料を払えば名義変更は可能です。
もし、他人名義のチケットが判明した場合は搭乗できなかったり、もし事故が起っても保証されないので絶対にしないようにして下さい。
飛行機のチケットの名義変更について詳しく知りたい方はこちらの記事も見てみて下さい↓↓
新型コロナウイルスのため予約の変更はできる?
新型コロナウイルスに関するチケットの取り扱いですが特別に以下のように対応してもらえます。
日本政府の新型コロナウイルス感染症対策の基本方針をうけ、ANAでは国内線航空券におきまして特別対応を行います。
対象搭乗日を含む旅程のご予約をお持ちのお客様は、ANAウェブサイトから手数料をいただかずに変更・払い戻し操作が可能です。
引用:AMA公式ホームページ
各航空会社ともに手数料なしで変更や払い戻しができます。
また、期間が決まっているので公式ホームページを確認してみて下さい。
まとめ
- 普通運賃や往復割引のチケットは変更可能で先得など早めに取ったチケットは変更できない。
- LCCは手数料を払えば変更可能なことが多い。
- チケットの変更は出発前の決められた期日まで可能で出発後の変更はできない。
- 予約の変更はWEB、コールセンター 、空港カウンターでできる。
- 欠航時は手数料無料で変更することができる
- 当日予定より早い便に乗れるかどうかは持っているチケットが変更可能かどうかによる。
- 搭乗者の名義の変更はジェットスター以外はできない。
予定通り何の問題もなく飛行機に乗れれば良いのですが、予定変更があると焦りますよね。
もし予定が変更になる可能性がある場合は購入するチケットの種類をよく確認してから予約するようにしましょう。
楽しい飛行機の旅になると良いですね。
他にもおすすめの記事がありますので参考にしてみて下さい↓↓
予定変更などで飛行機の変更したいときやり方や手数料など色々と心配ですよね。
この記事を読めばそんな不安が解消されますよ!