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飛行機の早割にはどんなものがある?詳しい内容や注意点を紹介!

 

旅行の際、費用で多くの部分を占めるのが飛行機のチケット代。

少しでも安くできたらいいな〜と思いますよね。

そんな時に、早割を利用するととってもお得に飛行機に乗ることができるんです!

 

「なるべく安く飛行機に乗りたいけど、早割って何?」

「早割を利用する際に気をつけるべきことってある?」

 

この記事ではこんな風に考える方のために、早割について説明していきます!

ゆか(CA)
こんにちは、現役CAのゆかです!

この記事を読んでぜひお得に旅行を楽しんでください♪

早割とは?

早割とは、航空券を早く予約すればするほど安い料金で利用できるプランのことです。

多くの航空会社が早割を用意していて、普通運賃よりもかなりお得に飛行機に乗ることができます!

航空会社ごとに名称や何日前から予約できるのかが違ってきます。

この記事ではANA、JAL、LCCに分けて説明していきます!

ANA

ANAは「ANA SUPER VALUE」という早割があります。

2018年までは旅割と呼ばれていました。

何日前に予約するかによって5段階にわかれています!

名称予約日時
ANA SUPER VALUE 75355日前の9時30分〜75日前まで
ANA SUPER VALUE 5574日前〜55日前まで
ANA SUPER VALUE 4554日前〜45日前まで
ANA SUPER VALUE 2844日前〜28日前まで
ANA SUPER VALUE 2127日前〜21日前まで

1番早いSUPER VALUE 75ではなんと355日前の9時30分から予約することができます!

ほぼ1年前から予約できるってすごいですよね。

21日前までに予約することでANA SUPER VALUEを利用できます。

みずき
ANA SUPER VALUEを使うとどれくらい割引されるの?

普通運賃と比較してみます。

  • 2020年9月1日 木曜日
  • 東京(羽田空港)〜沖縄(那覇空港)間の片道
  • 大人1名・普通席

でシュミレーションしてみました。

利用タイプ料金
普通運賃37710円〜
ANA SUPER VALUE 7519100円〜
ANA SUPER VALUE 5521010円〜
ANA SUPER VALUE 4522810円〜
ANA SUPER VALUE 2823410円〜
ANA SUPER VALUE 2131910円〜

1番安いANA SUPER VALUE75と普通運賃ではなんと約20000円もの差があります。

普通運賃の約半分の値段で乗れるってすごいですよね。

ANA SUPER VALUE21と普通運賃を比較しても約6000円安くなります。

※こちらは9時10分出発の便の値段です。

時間帯によって値段は多少変わってきますが、かなりお得になることは確かです。

公式サイトでシュミレーションできるのでぜひ試してみてください!

しゅん
飛行機代を浮かせてホテルをアップグレードすることもできるね!

2020年5月末現在すでに9月1日で空席待ちになっている便もあるので、早めのチェックをおすすめします!

JAL

JALは「先得」という早割プランを用意しています!

予約する日にちによって4段階にわかれています!

名称予約日時
ウルトラ先得75日前まで
スーパー先得74日前〜55日前まで
先得タイプB54日前〜45日前まで
先得タイプA44日前〜28日前まで

JALは28日前までに予約することでお得になります。

また、330日前から予約することができます。

こちらもどれくらい普通運賃と違うのか比較してみましょう!

  • 2020年9月1日 木曜日
  • 東京(羽田空港)〜沖縄(那覇空港)間の片道
  • 大人1名・普通席

ANAと同じ条件でシミュレーションしてみます。

料金プラン料金
普通運賃47010円〜
ウルトラ先得8800円〜
スーパー先得8900円〜
先得タイプB9000円〜
先得タイプA9100円〜

なんと1番安いウルトラ先得と普通運賃では4万円近く違うんです!!

4万円ってかなり大きな額ですよね。

同じ便ならできるだけ安く乗っちゃいましょう♪

先得タイプA(28日前まで)でもかなり安く乗ることができますが、この頃になると座席が埋まってきてしまい希望の便が取れないこともあるので気をつけてくださいね。

LCC

ピーチやジェットスターなどのLCC(格安航空会社)ではANAやJALのような早割のサービスは用意されていません。

ですが、早く予約すればするほど安くなるんです!

その理由として、LCCは空席連動型を導入しているからです。これは

  • 空席が多い→航空券が安くなる
  • 空席が少ない→航空券が高くなる

という仕組みです。

つまり、座席の予約を開始した直後は空席が多いので安く買えるということです。

LCCを安く利用したい方は、予定が決まったら早く予約しましょう!

早割を利用する際の注意点とは?


かなりお得に飛行機に乗ることができる早割ですが、利用する際は注意していただきたい点がいくつかあります。

知らないまま利用すると大きな損につながってしまう場合があるので気をつけてください!

予約が変更できない

早割で予約した場合、もしも都合が悪くなってしまっても変更することができません

航空券の名義およびご予約の変更はできません。搭乗当日、出発空港において空席がある場合でも便の変更はできません。

引用:ANA公式WEBサイト

日にちだけでなく、同日の早い便に変更する、ということもできません。

変更する可能性が出そうな予定は早割を使わない方がいいかもしれませんね。

逆に、コンサートなど日程が確実な場合はぜひ使ってみてください。

また、意外と多いのが航空券を購入する際に名前を間違えて登録してしまうケースです。

当日チケットの名前とパスポートの名前が違うと搭乗できなくなってしまいます。

このような場合、名前が変更できないのでキャンセルして新たにチケットを取り直さなくてはいけなくなってしまいます…。

ゆか(CA)
キャンセル料と新しいチケット代の両方がかかってしまい、痛い出費になってしまいます。

たかが名前、されど名前ですね。

自分の名前は間違えるわけない!と思っていても同行者の名前を間違えてしまう場合は意外とあります。笑

ちょっとしたミスが大きな損失につながってしまうので慎重に申し込んでくださいね。

ただし、ANAもJALも同じ便に限りクラスをアップグレードすることはできます!

搭乗当日、出発空港にてプレミアムクラスに空席がある場合、追加料金をお支払いいただくことで変更が可能です。

引用:ANA公式WEBサイト

予約の変更はできません。搭乗日当日、出発空港において空席がある場合でも便の変更はできません。

搭乗日当日、出発空港で同一便のクラス J、ファーストクラスへのご変更は有料で承ります。

引用:JAL公式WEBサイト

追加料金はかかってしまいますが、上質なサービスを受けたい!という方はぜひ検討してはいかがでしょうか。

ラウンジが使えたり特別な機内食を食べたりできますよ♪

ランクアップの詳しい記事もありますよ↓

キャンセルした時の払い戻し額が少なくなる

どうしてもキャンセルをしなくてはならない場合、早割は普通運賃に比べてキャンセル料が高く、払い戻し額が少なくなってしまいます。

JALで普通運賃と早割を利用した場合をくらべてみます。

まずは普通運賃の場合です。

キャンセルした日時キャンセル料
出発前440円(払戻手数料のみ)
出発後440円+運賃額の20%

出発前にキャンセルすれば払い戻し手数料の440円のみ払えば全額返金してもらえます。

補足

払い戻し手数料とは航空券の払い戻しにかかる事務手数料のことで、運賃や航空会社にかかわらず440円と決まっています。

これは1区間(片道)の料金なので、往復の場合は440×2=880円になります。

キャンセル連絡が出発後になってしまっても、キャンセル料は440円と運賃の20%だけで済みます。

次に、先得を利用した場合のキャンセル料です。

キャンセルする日時キャンセル料
購入後〜出発55日前440円(払戻手数料)
出発54日前〜出発前運賃額の50%
出発後運賃額の90%

55日前までに連絡すれば440円のみで大丈夫ですが、54日前になると運賃の50%も取られてしまいます。

さらに、出発後は運賃の90%も取られてしまい、残りの10%しか払い戻しされません!

ほとんど戻らないんです(T-T)

予約の変更やキャンセルが起こりそうな予定に早割を使うのは少しリスキーかもしれません。

できるだけキャンセル料を抑えるためには、キャンセルが決まったら早く連絡しましょう。

必ず出発前に連絡してくださいね!

キャンセル料についてはこちらの記事で詳しく解説しています!

さらにお得に飛行機に乗る方法

少しでも安く飛行機に乗りたい皆さんに、お得に航空券を買うコツをお伝えします。

早割と組み合わせればさらに節約できますよ♪

飛行機の出発時間を変える

飛行機の出発時間によって値段が違うって知っていましたか?

なので、出発時間を変えると航空券代を浮かせることができます!

一般的に午前中出発の便の方が午後出発の便に比べて高いです。

なぜなら、旅行で飛行機を利用する場合、多くの人は旅行先での滞在時間を長くしようと午前中の便を予約するからです。

9時台出発の便と16時出発の便では同じ早割を使っても1万円近く違うこともあるんです!

なので、午後出発の便に変更するのは滞在時間が短くなってもいいから節約したい!と考えている方にはオススメの方法です。

また、逆に6時台などの早朝便も安くなっていることが多いです。

始発電車を使っても間に合わない人が多いため、安くなっているんです。

空港の近くに住んでいる方は早朝の便の利用も検討してみてください♪

曜日を変える

時間帯だけでなく、曜日によっても航空券の値段は変わります。

基本的に金・土・日曜日は高く、月・火・水・木曜日は安いです。

しゅん
平日は安いんだね!でも金曜日も平日なのに高いのはなんで?

単身赴任先から実家へ戻り土日を家族と過ごそうとする方が多いことや、土曜日の朝から行動したい旅行客が金曜日の夜から旅行先へ宿泊しようとすることが理由です。

なので、金曜日は特に夜の料金設定が高くなっています。

平日にお休みをとって旅行するというのも1つの方法ですね。

まとめ

  • 早割は早く予約すればするほど安く航空券を買うことができる。
  • 最大4万円近く安くすることができる
  • 約1年前から予約できる
  • 予約の変更ができなかったり、キャンセル料が高いというデメリットに注意する。
  • 午後や早朝、月曜日〜木曜日は航空券が安いことが多い。

 

旅行は限られた予算でできるだけ楽しみたいですよね。

そんな時に早割を使えばかなり予算を抑えて、ホテルや観光にその分お金をかけられると思います!

早割のメリットとデメリットを把握して、お得に旅行を楽しんでくださいね!

チケットに関するこちらの記事もぜひ読んでみてください。