予定していた旅行に急用でいけなくなってしまったので他の人に飛行機のチケットを譲りたいということもあると思います。
「飛行機のチッケットって名義変更はできるの?」
「キャンセル料も高いし、もったいないから他人に転売してもいいの?」
せっかく取った飛行機のチケット無駄にはしたくないですよね。
できるだけ損失は最低限にしたいところです。
そこで今回はそんな飛行機の名義変更や飛行機のチケットのルールについて詳しく紹介していきます。
飛行機のチケットの名義変更はできる?
飛行機のチケットは名義変更をすることができません。
本人以外の人が搭乗することや記載された人以外の人が誤って搭乗することもできません。
名義変更したい場合はどうする?
名義を変更する場合は予約を取り消して払い戻したのち、また新しくチケットを予約し直してください。
その場合は取り消し手数料がかかるので早めにされた方が良いです。
本人が乗る場合の他の方法としては日時が変更になった場合は予約の変更ができます。
また、移動するのは決まっているけど日時は決まっていないという場合はオープンチケットに変更するという方法があります。
オープンチケットとは搭乗区間のみ予約し、搭乗便は予約しないチケット。
チケットの有効期間内であればいつでも予約を入れることができる。
キャンセル料について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にして見てください。
身内の不幸や病気になった場合はキャンセル料なしでキャンセルする方法などが書いてありますよ↓↓
名義変更ができない理由
ではなぜ飛行機のチケットの名義変更ができないのでしょうか?
名前を変更するぐらい簡単にできそうなのにと思ってしまいますが、このような理由で変更できないようになっています。
- 本人が搭乗すべきという原則がある
- 航空会社がハイジャックや飛行機事故に備えて搭乗者名簿を作っている
- 転売防止のため
- 安全に運航するため
- 搭乗するはずであった人と違う人が乗るリスクを減らすため
ジェットスターは名義変更できる
各航空会社基本的には名義変更ができないのですが、ジェットスターは手数料を払えば名義変更が可能になっています
航空券の名義変更
規定の変更手数料をお支払いいただくことにより、コンタクトセンター/ライブチャットにて、名義の変更が可能です。
このように変更することができるようになっています。
しかし、手数料が1人、1区間4400円と高いので注意してくださいね。
そのままの名前で他の人が乗ったらどうなるの?
ばれなければいいやと思って搭乗した場合やキャンセル料がかかるから転売した場合はどのようになるのでしょうか?
軽い気持ちで行ったことが厳しく処罰される場合もあるので気をつけて下さい。
本人以外の名義で搭乗したら
キャンセル料ももったいないし、性別も同じだし年齢も同じくらいだからばれないだろうと思って搭乗した場合はどうなるのでしょうか?
しかし、国際線ではパスポートと搭乗券のチェックがあるので必ずばれてしまいます。
- 搭乗を拒否される
- 悪質な場合は空港警察を呼ばれる
- 本人と譲った名義人に違約金が発生する
- 事故が起こった場合保険金が支払われない
- 今後飛行機に乗れなくなる
もちろんですが払い戻しもできません。
過去には逮捕されたり裁判になったりしたこともあるので絶対にやめた方が良いです。
航空券を転売したら
自分が予約していた飛行機に乗れなくなったから、金券ショップ、フリマアプリやネットオークションで売ることはできないの?と考えてしまうこともあるかもしれません。
もちろんですがそういったことはできません。
- 飛行機のチケットは記名式でその情報で搭乗者の管理するため。
- 事故やハイジャックなどのトラブルが生じた時に、航空会社側で詳しい調査や情報公開ができない。
- 国や航空会社によっては事前に前科が照会されることがある。
名義変更できない理由と被ってしまいますが、このような理由で転売は禁止されています。
もしネットで転売したらすぐに運営側から出品を差し止められますし、金券ショップでは買い取ってもらえません。
何かあったら転売した側にも違約金などがかせられますので、リスクが非常に高いですしやめましょう。
必要なくなったチケットは必ず払い戻しもしくは予約の変更をしてください。
航空券に予約した時のスペルを間違えていたら?
国際線ではパスポートとの照会が行われ、保安上の理由からスペルが1文字でも間違っていれば搭乗することができません。
航空会社のホームページにはこのように記載されています。
国際線ご利用時は、保安上の理由により、「パスポート名」と「航空券の氏名」が一致していない場合はご搭乗いただけません。
ご本人様であっても、予約後に氏名の変更(姓名の順番、スペル修正含む)は承ることができませんので、航空券を払い戻し後、搭乗時のパスポートの表記にて、新たにご予約・ご購入が必要となります。
詳細は予約時の氏名入力について[国際航空券]をご確認ください。
婚姻などやむを得ない理由の場合は、ANA国際線電話窓口 へご相談ください。
航空券をANA以外の旅行会社などで購入された場合は、購入店舗へお問い合わせください。
引用:ANA公式ホームページ
航空券の名義変更(他人の名前に変えること)や、航空券の第三者への譲渡はできません。
搭乗者氏名のスペル間違いや、ご結婚などで姓が変わる場合は、変更できます。
以下のリンクよりチャットにてお問い合わせください。
引用:ピーチ公式ホームページ
ANAのようにキャンセルして再取得しなければいけない航空会社とピーチのように手数料を払えば変更できる航空会社があります。
どちらにしろ1文字でも違っていたら搭乗できないので早めに対応しましょう。
間違いのないようにしっかりチェックしなきゃいけないね!
結婚して姓が変わった場合
基本的には氏名が変わればパスポートの氏名も変更しなければいけません。
しかし、新婚旅行で海外に旅行に行く場合は手続きが間に合わなくてパスポートは旧姓のままだったりしますよね。
そういったときはどうすればいいのでしょうか?
国際線の場合はパスポートと同じ名前でなければ飛行機に乗れないので、飛行機のチケットも同じ名前でとるようにしましょう。
ですのでパスポートが旧姓のままなら旧姓で取るようにしてください。
もしも違う名前で飛行機のチケットを取った場合は必ず航空会社に連絡して変更してもらうようにしてください。
また、クレジットカードを確認される場合もあるのでパスポート、搭乗券と一緒の名前にしておくと安心です。
別の人の航空券は予約できるの?
別の人の航空券を予約することは可能です。
クレジットカードの名前が違ったりすると本人ではないので予約できないのでは?などと不安に思うことがあるますよね。
ですがそのような心配はいりません。
チケットは必ず搭乗者の氏名で予約してください。
また、予約番号や確認番号を必ず控えて本人に伝えるのを忘れないようにしてくださいね。
名前などの情報は間違えないように気をつけなくちゃね!
まとめ
- 飛行機の名義変更はできないのでチケットを取り直すか予約の変更をする。
- ジェットスターは手数料を払えば名義変更ができる。
- 国際線ではパスポートのチェックがあるので飛行機のチケットと氏名が違う場合は必ずバレる。
- 結婚などで名前が変わった場合でパスポートの申請が間に合わない場合はパスポートと同じ名前で予約する。
- 飛行機のチケットは本人以外でも予約は可能。
もし他人名義のチケットで搭乗したら違約金が請求されたり、事故があった場合何も保証してもらえなかったりとリスクが大きいです。
必ず自分の名前で搭乗するようにしてください。
また、パスポートと名前が違っていて搭乗できないなんてなると悲しいのでしっかりと予約の際は確認するようにしてくださいね。
他にもおすすめの記事がありますのでよかったら参考にしてみて下さい↓↓
実は飛行機のチケットの氏名はとても大事なんですよ!
しっかりルールを守って搭乗しましょうね!