「ずっと同じ体制でいるのはつらいな」
「どんな対策をすれば快適に過ごせるんだろう。」
初めて飛行機に乗るときのみならず、何回か乗ったことのある人でも飛行機移動での疲れには悩まされるものです。
その疲れというのは単なる疲労だけではありません。
日本国内では東京から沖縄まで2時間程度で済みますが、海外に行こうとすると半日以上かかる場所も…。
そんなに長時間移動すると、暇疲れというものにも悩まされてしまいますよね。
そこで今回は、機内で快適に過ごすことのできる服装や機内での過ごし方などについてご紹介します!
機内での服装は?
飛行機に搭乗する際控えたほうがいい服装はこの様なものです。
- ジーンズなど圧迫感の強い服
- 分厚いパーカーなど首に負担がかかる服
ジーンズのような圧迫感の強い服を着て飛行機に乗るのはやめましょう。
長時間の移動になる際、圧迫感の強い服を着ていると体への疲労がたまりやすくなり、疲れやすくなってしまいます。
また、厚手のパーカーも首への負担がかかるために機内で着て過ごすのは控えましょう。
逆におすすめの服装はこの様なものです。
- Tシャツ
- カーディガン
- 柔らかい素材のパンツ
- 緩めのパンツ
- ワンピース
- スリッパ
- マスク
服装は、重ね着の出来る服や足への圧迫感の少ない服がおすすめです。
着替えについては、機内のトイレは離陸直前、直後は利用できませんし、混雑する可能性があるので搭乗前に楽な服装に済ませておきましょう。
また長時間靴を履き続けると足に疲労がたまります。
機内ではスリッパを履いて過ごしましょう。
さらに、機内は非常に乾燥しています。
風邪の予防のためにもマスクを一枚つけていくことをおすすめします。
上空に行くと機内と外で寒暖差が出てきます。寒暖差が出ると結露が発生し、機械故障につながる恐れがあります。
そのため、湿度を下げて乾燥させることにより結露の発生を抑えているのです。
また、上空に行くと寒く感じるのも乾燥しているからで実際に機内が寒くなっているわけではありません。
座席予約
「飛行機内で快適に過ごすために座席予約も関係ある?」
なんて思ったかもしれませんが、関係大アリなんです!
座席は、たいてい二列から四列の横並びになっているので、どんな快適さを重要視するかによってポイントは変わってきます。
- 自由に動き回りたい
- ぐっすり眠りたい
それぞれを選んだ場合の座席の位置をご紹介します!
自由に動き回りたいときの座席は?
飛行機で自由に動きたい場合は、通路側の座席がおすすめです!
通路側の座席にする最大のメリットは他の人に気を使わずに好きな時に動ける。ということです。
もし、少し通路に出ようと思っても通路側の席の人が寝ていたりすると少し遠慮してしまいますよね。
少し体調を崩して何回もトイレに行くなんてことがあったらなおさら罪悪感に駆られる方も多いのではないでしょうか?
そんな不安をぬぐい、快適に過ごすにはやはり通路側の座席にする事なんですね。
さらに、通路側の座席はCAに声をかけやすくなるため、体調に不安のある方も通路側の座席を予約しておくのがいいかもしれません。
ぐっすり寝たいときの座席は?
もし、長距離の移動を睡眠で過ごそうと思っている場合は窓側や中央の座席がおすすめです!
窓側や中央座席などの通路に面している座席を選ぶ最大のメリットは、睡眠を遮るものがないということです。
通路側の座席だと、どうしても通路を通る人や、窓側座席の人が通路から出る際に起こされてしまう可能性があります。
普段は寝つきが良いと思っていても、環境が変わると睡眠はとりにくくなるものです。
飛行機に環境が変わっても出来るだけぐっすり寝るために、睡眠を重視する方は窓側や中央の座席を選びましょう!
その他の座席の特徴について知りたい方はこちらもチェック!
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搭乗前に準備しておくもの
機内で快適に過ごすためには搭乗前に準備しておきたいことがあります。
それがこちらです。
- 飲食物の購入
- 酔い止め薬の服用
酔い止め薬の服用はなんとなく理由がわかりますが、なぜ飲食物の購入が必要なのでしょうか?
その理由も含めてご説明します!
飲食物の購入
搭乗前には飲食物の購入を済ませておきましょう!
機内ではCAさんに頼めば水やお湯の提供をしてくれますし、長距離便だと昼食や夕食がついていることも多くあります。
ですが、機内にはたくさんの乗客がいます。
ファーストクラスなどの高いクラスになると個人個人で担当のCAがいるため、何かを頼んだ際にとても遅くなるということはあまりありません。
しかし、エコノミークラスだと個人個人に担当のCAさんがいるわけではないので、水やお湯を頼んでも時間がかかったりする可能性が高いのです。
そのため、出来るだけ、搭乗前に飲み物は購入しておきましょう。
また、昼食や夕食の時間というのも必ずしも日本時間に合わせているわけではないので、小腹がすいた際におなかを満たすためにも食べ物を何かしら購入することをオススメします。
国際線では液対物の持ち込みが厳しく制限されています。飲み物を購入するのは手荷物検査や出国手続きを終えてからにしましょう。
液体に関する不安を解消する記事はこちら!
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酔い止め薬の服用
乗り物酔いの激しい方や、飛行機乗ると酔ってしまう方は、酔い止め薬の服用を搭乗前に済ませておきましょう。
酔い止め薬の効果的な服用法
酔い止め薬は、乗り物に酔ってしまってからの服用でも効果がありますが、乗り物酔いの予防には、乗り物に乗る30分~1時間前に服用するのが特に効果的です。また、1日1回服用の酔い止め薬を選ぶことで、飲み忘れによる効果切れを起こさせず、長時間の効果を実感できます。服用の際は、お茶やジュースなどを避け、水かぬるま湯で服用してください。お茶やジュースなどに含まれる成分によって正しい効果が得られなくなる場合があります。
引用:アネロン公式サイト
酔い止め薬の効果は服用してから30分から1時間に効き始めるといわれています。
飛行機は搭乗完了してから1時間以内に離陸することが多く、それを考えると搭乗前に服用するのがもっともよいのではないかと考えられます。
もちろん、搭乗してからも酔い止め薬を服用することは可能です。
とにかく、酔い止め薬を服用しようと思っている方は快適に過ごすためにも、忘れずに服用してくださいね!
機内での過ごし方
機内では、どんな風に過ごすことが多いでしょうか?
- 読書・映画鑑賞
- ガイドブックを読む
- 睡眠
この様に、人それぞれ機内での過ごし方は異なってきます。
ここではそれぞれの過ごし方のポイントとより快適にするためのおすすめグッズをご紹介します。
読書・映画鑑賞
機内では読書や映画鑑賞をして過ごす方も多いのではないでしょうか?
読書といえば紙媒体や電子書籍といった媒体で選ぶことも出来ますよね。
紙媒体でしたら出発前に地元の書店で購入するのもいいですが、電子書籍をオススメしたいところです。
- 荷物にならない
- ダウンロードできる
- 端末一つで多くの作品が読める
長時間の飛行となると結構な本を読むつもりで荷物を持ち込むかもしれません。
しかし、それによって他の荷物を持ち込む余裕がなくなってしまう可能性があります。
特にLCCでは荷物の重量制限が厳しく設定されている場合もあります。
また、飛行機内では機内モードにする必要がありますが、Kindleのようなサービスを利用して書籍をダウンロードすれば、機内モードに設定しても本を読むことができます。
映画の場合は、機内にもともとついている場合もありますが、LCCの場合はついていない事のほうが多くなります。
その場合も、U-NEXTやAmazonPrimeなどのサービスを利用して作品をダウンロードし、機内で鑑賞することも可能です。
このようなサービスは多くの場合、1週間から1か月程度の無料キャンペーンを実施しているので、旅行にはピッタリなのではないでしょうか?
LCCというのはLow Cost Careerの略語で、日本語訳すると格安航空会社という意味があります。日本では主にpeachやジェットスター、エアアジアといったLCCが運行しています。
ガイドブックを読む
機内で過ごすのにガイドブックを読むのもいいのではないでしょうか。
ガイドブックや到着地に関する情報が載っているものは、座席の目の前のポケットに入っている場合もありますが、入っていない場合もあります。
おすすめとしては、事前に小さめのガイドブックを書店で購入しておいて、機内に持ち込むことです。
読書とはまた違い、旅行先のことを想像して期待に胸を躍らせるのも楽しいかもしれませんね。
睡眠
一番暇をつぶせて、かつ健康にもいいのはやはり睡眠ですよね。
機内では基本的に消灯時間が決まっているため、いつでも好きなタイミングで寝るというのはなかなか難しいかもしれません。
また、機内の椅子が柔らかいと言っても、首に負担がかかってしまうのではないでしょうか?
そんな時にオススメなのが、アイマスクやネックピローです。
アイマスクは聞いたことがある方が多いかと思いますが、ネックピローとは何なのでしょう?
簡単に言うと、ネックピローとは、座ったまま寝る際の首の負担を軽減するクッションのようなものです。
アイマスクやネックピローはどちらも100円ショップで購入することも可能です。
Amazonなどのネット通販などで購入することも可能なので、自分にあったグッズを購入してみてくださいね^^
睡眠グッズに関するより詳しい記事はこちら
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また、グッズもなしで寝るつもりの場合は、徹夜気味で搭乗するのも手かもしれません。
ただし、体調には十分ご注意ください!
より快適に過ごすためのオススメのグッズ
機内でより快適に過ごすためのオススメグッズをいくつかご紹介します。
- ノイズキャンセリング機能付きイヤホン・ヘッドホン
- 飛行機用の耳栓
- ブランケット
- 足置き
ノイズキャンセリング機能付きイヤホン・ヘッドホン
機内での騒音が気になるという方はノイズキャンセリング機能付きのイヤホンやヘッドホンを持ち込むのはどうでしょうか?
機内では、だいだい70から80デシベル程度の音が出ています。
一方、人がストレスなく快適に過ごせる音というのは40から50デシベル程度までとされています。
そのため、機内での音に関する環境というのは快適とは少し遠い位置にあるんですね。
そんな時に役に立つのがノイズキャンセリング機能付きのイヤホン・ヘッドホンです。
これがあれば、飛行機のモーター音などを気にせず快適に睡眠をとることができますし、気が散らずに映画鑑賞をすることができます。
飛行機用の耳栓
耳栓というと騒音対策のイメージが強いかもしれませんが、それ以外にも飛行機用の耳栓というのもあるんです!
飛行機に乗っているとどうしても気圧の問題で耳が詰まりますよね。また、ひどい場合だと航空性中耳炎になることも…。
航空性中耳炎
原因
中耳(鼓膜の内側)には少量の空気が入っており、耳管と呼ばれる管で咽頭部とつながっています。この耳管は通常閉じていますが、開閉し空気が通ることにより外部の気圧と中耳の気圧を一定に保っています。航空機では、離着陸時の急激な気圧の変化が起こるため、耳管が閉じたままになり、鼓膜の内側と外側で圧力の差が生じて耳が痛くなることがあります。
そんな航空性中耳炎などを事前に対策することができる方法というのが耳栓です。
もちろん、通常の耳栓でも効果はあるのですが、飛行機用の耳栓というのは気圧調整機能が付いています。
飛行機用の耳栓は内部構造が通常の耳栓と異なっており、急激な気圧の変化による耳の詰まりなどを未然に防げるのです。
ブランケット
上空に行くと飛行機内は寒く感じることがあります。
そのため、重ね着の服だけでなく、ブランケットも用意しておくことで寒暖差に対応することができます。
また、睡眠をとる際にもかけておくことができるため、家にブランケットがあれば持っていくことをオススメします。
もちろん、peach、ジェットスターを除いた多くの航空会社ではブランケットの貸し出しを行っていますが、数に限りがあるため、持参するのがよいかと思われます。
足置き
機内、特にエコノミークラスでは非常口席を除いて足元の広さが狭く、エコノミー症候群を発症する恐れがあります。
そんなエコノミー症候群を回避するには、機内を定期的に歩く以外にも、足置きを利用することで座ったままでも対策をすることができるんです。
足置きにはテーブルに掛けて利用するものと床において利用するものの二種類があります。
それぞれ、持ち運びやすさや足を置いたときの感覚というものは異なってくるので、実際に使ってみた方の感想や意見を意識して選びましょう。
エコノミー席でもちょっと特別な非常口席について知りたい方はこちら!
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空港内でも快適に!
通常ビジネスクラス以上、または上級会員でないと利用することのでいない空港ラウンジ。
実は、エコノミー席でも追加料金を払えば利用できるんです。
例えば、羽田空港ではJALは1回につき3000円。
ANAでは3100円で空港ラウンジを利用することが可能です。
※ただし、事前の予約が必要なため注意してください。
空港ラウンジでは、本格的な食事やBar、マッサージチェアや仮眠室なども利用することができます。
機内座席での費用は抑えめにするけど、ほかで贅沢したいと考えているならば、空港での過ごし方の選択肢にラウンジ利用を加えてみるのはいかがでしょうか?
まとめ
- 座席の位置や服装で搭乗前から準備ができる
- 機内での過ごし方は人それぞれ
- 快適グッズを用意するとより快適に過ごせる
- バルコニーは追加料金で利用可能
快適に過ごす方法は分かったでしょうか?
あまり乗りなれていないと、機内での過ごし方はなかなか想像がつかないものです。
この記事を参考に、より良く、快適な空の旅を楽しんでくださいね!
快適に過ごす方法をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック!
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せっかくの旅行ですから、移動手段である飛行機にいるときでも快適に過ごしたいですよね。
そんな快適な空の旅をサポートできるよう、様々なことをご紹介しますのでよろしくお願いします!