飛行機の座席番号がわかっても、飛行機のどのあたりの席なのかってなかなか見当がつかないですよね。
「飛行機の座席番号はわかったけど、どのあたりなんだろう?」
「座席番号に法則はあるのかな?」
でも乗る前に窓側の座席なのか、中央の席なのか、通路側の席なのかってある程度心づもりはしたいですよね。
座席番号に関する共通事項
まずはじめに、全ての航空会社に共通する座席番号に関する事柄をご紹介したいと思います。
- 数字とアルファベットの組み合わせで席が来まる
- 数字は飛行機の前方から後方にむかって大きくなる
- アルファベットは飛行機の前方に向かって左側からA、B、C…という順に並んでいる
- 飛行機の座席番号は頭上の棚のあたりに表示がある
こんな当たり前なこと知っているよ!というかんじですかね(笑)
ちなみに、こんな経験をした方も多いのではないでしょうか。
前から飛行機に乗り込み1、2、3列目…と順番に来て、「まあ自分の座席はあのあたりかな」と思っていたら、急に座席番号飛んで、自分の座席を過ぎてしまったなんて経験、1回はありませんか?
飛行機の座席の数字は、飛行機の壁の区切りごとや、クラスの分かれ目(ファーストクラスからビジネスクラス、ビジネスクラスからエコノミークラスなど)で急に飛ぶことがあります。
引用:乗りものニュース
この座席の図でも壁に区切られ、座席のランクが変わる部分で、数字がいきなり飛んでいます。
また、アルファベットについても数字と同様抜けているものがあります。
ちなみに抜けている数字や、アルファベットは航空会社や飛行機の種類によって違うのですが、ある程度の法則はあるので後ほどご説明しますね♪
頭上の表示の見方
頭上の表示って結構見にくいですよね?
ちょっと表示と座席がずれていて、1列前に座っちゃったなんてこともあるのではないでしょうか。
私はあります(笑)
上の写真のような表示を頼りに機内では自分の座席を見つけるしかありません…
じっくり見たことある方は意外と少ないのではないかと思います(^^;
「後ろから他のお客さん来てるし、早く自分の座席を見つけて座らなきゃ!」と思いますもんね。
ちなみにこの写真を解説しますと、ここの真下の座席は26列目で、通路側(人のマーク)から順番にC→B→Aということを示しています。
ちなみにAの隣にある絵は窓ですね。
つまり、Cが通路側の座席でAが窓側の座席、Bは中央座席です。
引用:有為の奥山 今日越えて
少し見づらいですが、このように文字だけで書いている飛行機もあります。
- aisle…通路側
- window…窓側
- center…真ん中
どちらが通路側で窓側かって結構わかりづらいですよね…窓側予約したのに、誰か座っている!なんてことも多いかと思います。
その場合、座席番号が1つ前後か、通路側の方の場合が多いです(^^;
また、自分の座席に違う人が座っているけど言いづらいな、という時もCAに言ってくださいね(^^)
座席のアルファベットの配置法則
例えば、座席番号が「1A」だとします。
その場合、一番前の前方に向かって左側の窓側座席ということは大体見当がつくのではないでしょうか。
しかし、「28G」だったらどうでしょうか。全然見当もつかないですよね…
しかしながら、乗り慣れてくるとある程度見当がつくようになります(^^)
なぜなら座席番号にはある程度の法則があるからです!その法則についてこれから解説したいと思います♪
引用:ANA公式サイト
上の図はANAのボーイング737、767、777の座席図です。
見比べると、なんとなく決まりがわかりましたかね?(笑)
- A,K→窓側座席
- C,D,G,H→通路側座席
- それ以外→真ん中座席
このように割り振っている航空会社が多いです。JALもこの規則通りの座席配置になっています。
しかしながら、この配置ではなく、Aから順番に割り振っている航空会社もありますのでご注意ください。
自分の乗る飛行機について、どのような座席配置になっているか気になったらネットで確認することをおすすめします♪
絶対に窓側がいい!通路側がいい!という強い意志をお持ちの方は特にリサーチするようにしてくださいね(^^)
詳しいリサーチの方法については次の見出しでご紹介します。
ちなみに、飛行機の座席番号であまり「I」席が存在しないことはご存知ですか?
飛行機内座席に「I席」が存在しない理由とは?
「I席」がない理由は「I」というアルファベットが数字の「1」と見間違えやすいからです。
11Iという座席があったらわかりにくいですよね(^^;
他にも、座席のアルファベットの法則の記事もありますよ↓
座席表を調べる方法
ではどのように座席表を調べればよいのでしょうか?
- Seat Guru
- Seat Expert
- 各航空会社公式サイト
この3つが便利かと思います♪
各社公式サイトについては普段からお使いの方も多いかと思いますので、それ以外の2つについてご紹介したいと思います(^^)
Seat Guru(シートグルー)
引用:Seat Guru
このサイトは航空会社と便名を入れれば、座席表が出てくるというとっても便利なサイトです!
英語の表記ではありますが、使いやすくて見やすいので初心者にも安心です(^^)
座席によって快適性がかなり変わってくるので、ぜひ活用してみてくださいね。
Seat Expert(シートエキスパート)
引用:Seat Expert
こちらは各航空会社の飛行機が一覧になっていて、そこから自分の乗る飛行機をクリックすると座席表に飛べます。
それぞれの座席の快適性についてランク付けしてくれています。
- Above average(平均より上)
- Mixed reviews(評価が様々)
- Average seat(平均的)
- Below average(平均より下)
- Beware(要注意座席)
座席表を見ただけではどこの座席が良いかわからないという人におすすめのサイトです♪
おすすめの座席
では具体的におすすめの座席はどこなのでしょうか。
飛行機によっても異なってきますが、一般的に人気のある座席についてご紹介したいと思います。
- 非常口座席…足元がゆったり。機内サービスが早く来ることが多い。
- 通路側座席…自分のタイミングで立てる(アルファベットでいうとCDGH)
- 窓側座席…景色を楽しめる(アルファベットでいうとAK)
- 前方の座席…飛行機から早く降りられる
同じ運賃払うなら少しでも快適な座席に座りたいですよね!(笑)
現在は非常口座席などで一部指定料金がかかるようになっていますので、航空会社の公式サイトで確認するようにしてくださいね。
おすすめの座席についての詳しい情報はこちらの記事をご覧ください
まとめ
- 座席番号は頭上棚の部分に表示があり、人のマークや窓のマークで記されている。
- アルファベットAK→窓側、アルファベットCDGH→通路側 としている航空会社が多い。
- 座席配置を詳しく知りたい場合は、Seat GuruやSeat Expertのサイトが便利。
座席って結構重要ですよね!快適な機内時間を過ごすためにも事前にしっかりリサーチして、自分にあった座席番号を選択するようにしてくださいね(^^)
飛行機に関してより詳しい情報を知りたい方はこちらからどうぞ↓
今回は飛行機に乗る際、搭乗券の座席番号を見て機内のどのあたりの席なのか想像できるように座席の配置について解説していきたいと思います!