海外への旅行でも、おしゃれに気を遣いたいですよね。
ピアスもつけていたいけど、空港の金属探知機に反応しないか心配な方も多いはず。
「検査の時は外さないといけないかな?」
「ファーストピアスだと簡単に外せない…」
もし金属探知機に反応した場合、簡単に外せるピアスだと楽ですが、ファーストピアスや軟骨部分のピアスなど、外しにくいものだと面倒ですよね。
検査に引っかかって大きな音が鳴るのもあまりいい気分ではありません。
今回は、ピアスをつけたまま金属探知機を通れるのか、また反応しないようにするためにできることはあるか、紹介したいと思います。
ピアスは金属探知機に反応する?
実は、ピアスはほとんどの場合、金属探知機に反応しないことが多いです。
あまりにも大きいものであったり、複数個つけている場合は例外ですが、両耳にひとつずつ小ぶりなピアスをつけている場合は問題ないでしょう。
私は前回、このピアスを両耳にひとつずつつけて金属探知機を通りましたが、一切反応しませんでした!
金属の種類によって質量が異なるので一概には言えませんが、ピアスに関してはあまり心配しすぎなくて大丈夫です。
金属探知機が反応するしくみ
ピアスもしっかりとした金属でできているのに、なぜ反応しないの?と思いますよね。
金属探知機は、身体に身につけられた金属の総量で反応するようになっています。
持っている金属の総量が多いと反応してしまいますが、小さく軽い金属だったら問題ないということです。
ものにもよりますが、ピアスの金属量は意外と少ないので、ほとんどの場合は反応しないようです。
もし反応したら?
万が一ピアスが反応してしまった場合は、係員の指示に従ってください。
金属探知機が反応した際は、小型の探知機で再度検査するか、触手検査を行います。
ピアスを外すように言われることは稀ですが、もしそのように指示されたら外しましょう。
無理して外す必要はありません。
金属探知機に反応しない秘訣は?
先ほども紹介したように、金属の総量を減らせば金属探知機は反応しません。
ピアスをつけたまま金属探知機を通りたい場合は、それ以外の部分で金属量を減らせば良いということです!
では、どのようなアイテムを外せば良いのでしょうか?見てみましょう。
ベルトは外す
https://twitter.com/joexxxxxxx/status/977324753642962945
腰に巻く部分が金属でなくても、留め具部分は大きめの金属でできているので、ほとんどの場合反応してしまいます。
あらかじめベルトは外し、手荷物と一緒に専用のトレーに入れましょう。
靴は脱ぐ
金属探知機を通る際に、靴を脱がされた経験はありませんか?
一見金属なんてどこにも使われていないような靴でも、意外と引っかかってしまうことがあります。
靴のヒール部分には、芯に金属を使っていることが多いからなんです。納得ですよね!
なお、昨日のフランスからの出国時は、金属探知機に靴が引っかかった模様。
私「ベルトもないのに何で?」
検査官「Japanese?」
私「Yes」
検査官「クツ」
私「?」
検査官「 ク ツ 」
私「」爪先の方のこいつか…?
生まれて初めて靴脱いで裸足で金属探知機の所通ったよ… pic.twitter.com/1Bo82MwdVz— 葉牡丹⊿ (@habo2817) November 17, 2019
このように、あまり金属が使われてなさそうな靴でも、あらかじめ脱がされて裸足で検査をすることがよくあります。
ヒール部分があるパンプスやブーツは、必ずと言っていいほど脱がされる可能性が高いです。
フランスの検査官の方も、日本語を覚えてしまっているくらいよくあることなんですね。
ちなみに、靴を脱がされた場合ですが、裸足のまま検査をする空港もあれば、スリッパを用意してくれている空港もあります。
日本の空港ではスリッパを用意しているところばかりですが、海外の空港では裸足で通ることもしばしば。
不意に靴を脱がされて、靴下に穴が開いていた!なんてことがあるとちょっと恥ずかしいですよね。心構えをしておきましょう。
カイロは身につけない
カイロも金属なの?とちょっと意外ですよね。
カイロは、空気と反応して発熱しますが、その成分に金属が含まれているんです。
うっかり身体に貼ったままだと、反応してしまうかもしれません。忘れずにカバンに入れましょうね。
https://twitter.com/Tetsu__TTR/status/964610803553812480
カイロと同じしくみで発熱する、このようなアイテムも反応してしまうようです。
これが原因で検査に引っかかってしまうなんて、予想外で笑えてしまいますよね。
機内で眠る際におすすめのアイテムですが、手荷物の中にしまっておきましょう!
ヘアピン・ウィッグは係員に伝える
今回の旅行の戦利品(?)
左:ダンボーちゃんバッテリー(スノーマンバージョン←帰る際買った)
右:金属探知機に掛かった際に頭あったヘアピン(30本弱←そりゃ引っかかる) pic.twitter.com/glbCZlKC7y— れいなぐ (@910Nag) November 13, 2018
髪の毛につけるヘアピンも、たくさん使用していると反応してしまいます。
ウィッグにも根本部分に金属のピンが使われているので、反応してしまうことも。
ただ、大量にヘアピンを使用するのは綺麗にヘアアレンジなどをした場合だと思います。
ウィックも同じく、なかなかその場では外しづらいですよね。
この場合は、あらかじめ係員の方に伝えれば大丈夫です。軽く触って確認されることはあるかもしれませんが、無理して外す必要はありません。
持ち物で金属が使われているものがないか、確認しておけば問題ないですよ♩
ペースメーカーや金属固定具が体内にある場合
金属量を少なくすれば問題ないとお伝えしてきましたが、身体から金属を取り外すことが難しい場合もありますよね。
ペースメーカーや骨折部分の固定具など、体内に金属がある場合はどうしたら良いのでしょうか?
金属探知機を通ることで機器に影響があるのではないかと不安を抱える方もいらっしゃるはず。
しかし、係員にその旨を伝えれば、特別に触手検査で代行ができるようです。
ANAの公式サイトにて、くわしく説明がありますので、参考にしてみてください。
ちなみに、妊婦さんも係員に申告すれば金属探知機を避けることができます。
心配な方は声をかけてみてくださいね。
まとめ
- ほとんどの場合は、ピアスをつけたまま金属探知機を通ることができる。
- 身体に身につけている金属の総量が多いと、金属探知機に反応する。
- 金属の総量を減らすには、ベルト、靴、カイロなどを取り外す。
- 体内に金属がある場合は、金属探知機に代行して触手検査を受けることができる。
金属探知機を通るにあたって、ピアスに関してはあまり心配する必要がないことがわかりましたね!
空港での手荷物検査や身体検査はドキドキするものですが、注意点やしくみを知っておけば安心です。
しっかり準備して、気持ちよく旅のスタートを切りましょう♩
空港の手荷物検査について、くわしく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてくださいね!
空港の金属探知機ってすごくドキドキしますよね。でも大丈夫です。
金属に反応するしくみもお教えしますので、今後スムーズに金属探知機を通れること間違いなしです♩