飛行機の子供料金は2歳と3歳で分かれる
飛行機の子供料金は2歳と3歳で有料になる会社に分かれる。JALは3歳から小児運賃がかかる。ANAは2歳から。同じ2歳の子供を連れていてもJALなら膝の上で無料だがANAでは小児運賃が必要になる。この1歳の差を知らずに予約すると思わぬ出費になる。
この記事ではJAL・ANA・スカイマーク・スターフライヤー・ソラシドエア・ジェットスター・ZIPAIRの7社について公式サイトの情報をもとに年齢の境目を表にまとめた。どの会社が2歳から有料でどの会社が3歳からかがひと目でわかる。
この記事でわかること
- 子供料金が有料になる年齢を7社で並べた表
- JALは3歳から有料でANAは2歳からという違い
- 大手の小児割引率は25%か50%か
- 膝の上に乗せて無料で飛べる年齢
- 予約で間違えないための手順
子供料金の年齢の境目を7社で並べた
子供料金が有料になる年齢と小児割引の有無を7社分まとめた。2歳で有料になる会社と3歳で有料になる会社がはっきり分かれている。
| 航空会社 | 小児が始まる年齢 | 小児割引 |
|---|---|---|
| JAL | 3歳 | 各運賃から一律割引 |
| ANA | 2歳 | 普通運賃から25%割引 |
| スカイマーク | 3歳 | 小児普通運賃 |
| スターフライヤー | 2歳 | 25%割引 |
| ソラシドエア | 3歳 | 小児普通運賃 |
| ジェットスター | 2歳 | — |
| ZIPAIR | 0歳(座席確保必須) | U6 Standard運賃 |
出典: 各社の公式サイト(2026年9月時点)
JAL・スカイマーク・ソラシドエアは3歳から小児運賃がかかる。ANA・スターフライヤー・ジェットスターは2歳から有料になる。ZIPAIRは国際線専用で0歳から座席の確保が必要だ。
2歳の子供がいる家族にとってこの境目は大きい。JALなら膝の上で無料だがANAでは小児運賃が発生する。家族旅行の予算に直結するため予約前に必ず確かめてほしい。

JALとANAで子供料金の年齢が1歳違う
いちばん大きな違いはJALとANAの境目だ。
JALは幼児を「生後8日〜2歳」と定めている。大人1名につき幼児1名が膝の上に座れて運賃はかからない。大人1名に幼児は2名まで同行できるが2人目は座席の確保と航空券の購入が必要になる。JALではJ-AIR・JAC運航便・RAC・コードシェア便に乗る場合は1機あたりに搭乗できる幼児の数に制限がある。幼児の座席を確保するときはチャイルドシートの手配を頼むこともできる。座席を確保した幼児には小児に適用される運賃と同じ運賃がかかる。
JALの小児は「3歳以上〜12歳未満」で各種運賃から一律の割引が入る。6歳未満の子供には12歳以上の同行者が必要だ。6歳や7歳の子供だけで乗る場合はお見送りとお迎えの方の名前と連絡先を登録する。
ANAは幼児を「生後8日〜1歳」と定めていて小児は2歳から始まる。JALより1歳早く有料になる。小児運賃は大人の普通運賃(フレックス・スタンダード・シンプル・セール)から25%割引だ。株主優待割引を使えば50%割引になる。
出典: ANA「お子様のご予約について」
ただしANAのBiz・島民割引・特典航空券は大人と同じ運賃額になる。小児割引が効かない運賃もあるため予約時に運賃の種類を確かめてほしい。大人と小児を一緒に予約するときは大人と同じ運賃を選んで予約できる。ただしANAカード優待割引を使う大人と同行する小児は別々に予約する必要がある。幼児の座席を確保するときは小児割引など2歳から12歳未満に適用できる運賃で航空券を購入する。
ANAも膝の上は大人1名に幼児1名で幼児は2名まで同伴できる。非常口座席には幼児連れの乗客は座れない。同じ座席列の酸素マスクの個数に制限があるため他の幼児連れと同じ列にも座れない仕組みだ。幼児連れが複数いるときは前後の列か通路を挟んで並びの列を選ぶ必要がある。
中堅3社の子供料金もJAL型とANA型に分かれる
スカイマーク・スターフライヤー・ソラシドエアの3社を見ると境目はJAL型(3歳から有料)とANA型(2歳から有料)にきれいに分かれている。
スカイマークは小児普通運賃を「満3歳以上12歳未満」に適用している。3歳から小児運賃がかかるJAL型だ。予約変更ができる点や販売座席数に制限がない点は使いやすい。払戻手数料は1区間につき500円で搭乗予定便の出発時刻までに取り消せば取消手数料はかからない。出発時刻を過ぎた場合の取消手数料は大人普通運賃の半額になる。有効期間は航空券の発行日から1年間だ。
出典: スカイマーク「小児普通運賃」
スターフライヤーは小児割引を「満2歳以上12歳未満」に適用する。ANA型で2歳から有料になる。普通運賃・STAR・そら旅・往復割引・STAR LIMITEDから25%割引だ。株主優待割引なら50%割引になる。STAR・そら旅・往復割引・STAR LIMITEDは購入後の予約変更ができない点に注意が必要だ。
出典: スターフライヤー「小児割引」
ソラシドエアは小児普通運賃を「満3歳以上満12歳未満」に適用している。3歳から有料のJAL型だ。ソラシドエアは3歳未満の子供について「年齢・座席のご利用に応じて予約方法が異なる」と案内している。購入期限は予約日を含めて4日以内だ。払戻手数料は1区間につき440円で搭乗予定便の出発時刻までに取り消せば取消手数料はかからない。出発時刻を過ぎた場合の取消手数料は路線によって2,000円から4,000円で東京-沖縄線がいちばん高い。
出典: ソラシドエア「小児普通運賃」
まとめるとJAL型(3歳から有料)はJAL・スカイマーク・ソラシドエアの3社だ。ANA型(2歳から有料)はANA・スターフライヤーの2社になる。家族旅行で使う航空会社を選ぶときにこの違いは見落としやすい。
大手の小児割引はいくらか
小児割引の率は会社によって公開の度合いが違う。ANAとスターフライヤーは割引率を明記しているがJALは「各運賃から一律割引」としか書いていない。
ANAとスターフライヤーの小児割引率を並べた。どちらも普通運賃は25%割引で株主優待は50%割引だ。
| 航空会社 | 普通運賃の割引率 | 株主優待の割引率 | 大人と同額の運賃 |
|---|---|---|---|
| ANA | 25% | 50% | Biz・島民・特典航空券 |
| スターフライヤー | 25% | 50% | — |
| JAL | 一律割引(率は非公開) | — | — |
出典: 各社の公式サイト(2026年9月時点)
ANAの25%割引が効くのはフレックス・スタンダード・シンプル・セール・個人包括旅行運賃の5種類だ。一方でBiz・島民割引・特典航空券は大人と同じ金額になり小児割引が効かない。
出典: ANA「お子様のご予約について」
スターフライヤーは普通運賃・STAR・そら旅・往復割引・STAR LIMITEDの5つに25%割引が入る。対象の運賃をあらかじめ確かめておくと予約がスムーズだ。
出典: スターフライヤー「小児割引」

LCCの子供料金はどうなっているか
LCCの子供料金は大手と仕組みが違う。
ジェットスターは幼児を「2歳未満」と定めている。座席を使わない幼児には出生証明書やパスポートなど2歳未満であることを確認できる書類が必要だ。チェックイン時にこの書類を出せないと搭乗を断られるか座席の購入を求められる。国際線ではパスポートが必須になる。
出典: ジェットスター「小さなお子様の年齢確認書類について」
ZIPAIRは国際線専用のLCCで0歳から6歳までを「U6」という独自の区分で扱っている。通常の運賃より安いU6 Standard運賃が用意されている。大手の国内線と大きく違うのは幼児(0〜1歳)にも必ず座席を確保してBaby Safety Seat(チャイルドシート)を用意する点だ。2歳未満の子供もU6 Standard運賃の購入が必要になる。
ZIPAIRでは0歳から6歳の子供とその隣に座る大人1名は事前座席指定料が無料になる。カナダ路線なら7歳から14歳の子供も同じく無料だ。ただし隣り合う席に空きがないと0歳から6歳の子供の予約自体ができない。通路を挟んだ席は隣り合う座席とみなされないため注意が必要だ。
出典: ZIPAIR「U6について」
子供料金の基本的な仕組みや年齢ごとの違いは飛行機の子供料金は何歳から何歳まで?の記事で年齢区分の全体像をまとめている。
膝の上に乗せるなら無料なのは何歳までか
膝の上に乗せて無料で飛べる年齢も航空会社ごとに違う。JALとANAでは膝上が無料になる年齢に1歳の差がある。
| 航空会社 | 膝上無料の対象 | 同行できる幼児の数 |
|---|---|---|
| JAL | 生後8日〜2歳 | 大人1名に2名まで |
| ANA | 生後8日〜1歳 | 大人1名に2名まで |
| スターフライヤー | 0〜1歳 | — |
| ジェットスター | 2歳未満 | — |
| ZIPAIR | 0歳でも座席確保が必要 | — |
出典: 各社の公式サイト(2026年9月時点)。スカイマークとソラシドエアは小児普通運賃のページに膝上の記載がなかった
JALは2歳まで膝の上に乗せられるのに対しANAは1歳までだ。JALもANAも大人1名に幼児は2名まで同行できる。ただし2人目は座席を確保して航空券を買う必要がある。
JALは妊娠中のお客さま(搭乗日が出産予定日から28日以内)は幼児を膝の上に乗せられない。座席を確保する場合に限り幼児1名まで同行できる。
ANAは幼児連れの乗客を非常口座席に座らせない。同じ座席列の酸素マスクの個数制限があるため他の幼児連れと同じ列にも座れない。複数の幼児連れがいるときは前後の列か通路を挟んで並びの列を選ぶ必要がある。航空券を購入したあとに搭乗者や幼児の追加はできず予約を取り消して取り直す必要がある。
出典: ANA「お子様のご予約について」

6歳未満の子供には同行者が必要になる
JALは6歳未満の子供に12歳以上の同行者を求めている。6歳や7歳の子供だけで乗る場合はお見送りとお迎えの方の名前と連絡先の登録が必要だ。
JALではフジドリームエアラインズ(FDA)とのコードシェア便を利用する場合に2歳未満の幼児が同行できない。またオリエンタルエアブリッジ(ORC)とのコードシェア便は2026年5月19日搭乗分から2歳以上の子供が小児になる。コードシェア便は運航する会社の決まりに従うため予約前に確かめる必要がある。
ZIPAIRでは0歳から6歳の子供に大人(15歳以上)が隣に座る必要がある。隣り合う座席が取れないと予約自体ができない。3列シートでは端に大人と中央に子供を座らせるか中央に大人と端に子供を座らせる形になる。大人2名と子供2名のときは中央の大人の両隣に子供を1名ずつ座らせることもできる。
出典: ZIPAIR「U6について」
子供料金を間違えないために確かめること
子供料金で間違えやすいポイントは3つある。
- 予約時に子供の搭乗日の年齢を確かめる
航空会社が見るのは「搭乗する日の年齢」であって予約した日の年齢ではない。搭乗日に3歳になる子供はJALでは小児運賃がかかる。誕生日をまたぐかどうかで有料か無料かが分かれる。往復で旅行するときは行きと帰りの搭乗日で年齢が変わることもある。行きの搭乗日に2歳で帰りに3歳になる場合はJALでは行きが幼児で帰りが小児になる。片道ずつ運賃が変わるため往復の予約では帰りの搭乗日の年齢も確かめてほしい。 - 使う航空会社の境目を確かめる
JALなら3歳から有料でANAなら2歳からだ。予約の前に公式サイトで年齢区分を確かめてほしい。この記事の最初の表で7社の境目をまとめている。 - 膝上か座席確保かを決める
膝の上に乗せるなら無料だが座席を確保するなら運賃がかかる。2歳の子供でもJALなら膝上を選べる。長距離のフライトなら座席を確保したほうが親も子も楽だ。
予約画面で「幼児」と「小児」を間違えると料金が変わる。ANAの予約画面では小児(2歳〜11歳)と幼児(0歳〜1歳)を別々に人数を入れる仕組みだ。幼児は膝の上に乗せるか座席を確保するかも選ぶ。ANAでは航空券を購入したあとに搭乗者や幼児の追加ができない。追加するには予約の取り消しと払い戻しが必要になるため最初から正しい人数で予約することが大切だ。
出典: ANA「お子様のご予約について」
子供の飛行機代を安くするにはどうするか
小児割引を最大にするならANAかスターフライヤーの株主優待割引を使う方法がある。普通運賃の25%割引ではなく50%割引が入る。
出典: ANA「お子様のご予約について」
JAL・スカイマーク・ソラシドエアなら2歳の子供は膝の上で無料だ。ANA・スターフライヤーでは同じ2歳でも小児運賃がかかる。行き先と子供の年齢によって安くなる会社が変わるためこの記事の最初の表を予約の前に確かめてほしい。
ZIPAIRのU6 Standard運賃は通常より安い価格が設定されている。さらに0歳から6歳の子供と隣に座る大人1名の事前座席指定料が無料だ。座席指定が有料の航空会社と比べるとここでも費用を抑えられる。
出典: ZIPAIR「U6について」
年齢をごまかすと搭乗拒否になる
ジェットスターは幼児(2歳未満)の年齢を確認するために出生証明書やパスポートなどの書類を求めている。国際線ではパスポートが必須だ。チェックイン時に所定の年齢確認書類を出せないと搭乗を断られるか座席の購入を求められる。
出典: ジェットスター「小さなお子様の年齢確認書類について」
3歳の子供を2歳と申告したときにどうなるかは飛行機で3歳を2歳と言うとばれる?の記事で航空会社が年齢を確かめる場面をまとめている。年齢確認は搭乗前のどの段階でも起きる可能性がある。
ZIPAIRは幼児にBaby Safety Seat(チャイルドシート)を提供するため体重と月齢も確認する。体重9kg未満か1歳未満の場合は後ろ向きに設置する。体重9kgから18kg未満で1歳以上なら前向きに設置する。後ろ向きに設置できる座席は数に限りがあり満席の場合は座席を確保したうえで大人が膝の上で抱えることになる。後ろ向きの設置が必要な幼児の予約はWebサイトでは受け付けていない。コンタクトセンターへ連絡して予約する。
出典: ZIPAIR「U6について」
子供料金でよく聞かれる質問に答える
Q. 飛行機の子供料金は何歳から有料になりますか?
A. JALは3歳から小児運賃がかかる。ANAとスターフライヤーは2歳からで1歳早い。ZIPAIRは0歳でも座席の確保とU6 Standard運賃が必要になる。
Q. JALとANAで子供料金の年齢が違うのはなぜですか?
A. 各航空会社が運送約款で独自に年齢区分を決めている。JALは幼児を2歳までとしANAは1歳までとしているため同じ2歳でもJALでは無料でANAでは有料になる。
Q. LCCに子供割引はありますか?
A. ZIPAIRには0歳から6歳に向けたU6 Standard運賃がある。ジェットスターは年齢確認のページに割引率の記載がない。大手の25%割引とは仕組みが異なる。
Q. 膝の上で無料なのは何歳までですか?
A. JALは2歳まで膝の上で無料になる。ANAとスターフライヤーは1歳までだ。ZIPAIRは0歳でも座席の確保が必要になる。大人1名に幼児は2名まで同行できる。
Q. 子供の年齢確認にはどんな書類が必要ですか?
A. ジェットスターは座席を使わない幼児(2歳未満)に出生証明書やパスポートなどの書類を求めている。チェックイン時に出せないと搭乗拒否か座席の購入になる。
Q. 子供料金は国内線と国際線で違いますか?
A. 国内線はJALが3歳から有料でANAが2歳からという違いがある。国際線のZIPAIRは0歳から6歳をU6という独自区分で扱い全員に座席を確保する仕組みだ。
子供料金は会社ごとに違うから予約前に確かめる
飛行機の子供料金は航空会社ごとに年齢の境目が違う。JAL・スカイマーク・ソラシドエアは3歳から有料でANA・スターフライヤーは2歳からだ。この1歳の差が家族旅行の費用に直結する。
予約前に子供の搭乗日の年齢を確かめて使う航空会社の年齢区分を公式サイトで確認してほしい。この記事の最初の表で7社の境目をひと目で比べられる。
この記事が見た公式ページ
日本航空と全日本空輸とスカイマークとスターフライヤーなど6本の公式ページを実際に開いて書いています。数字と規定はここから取りました。
- 1日本航空JAL「お子さま(幼児、小児)のご予約について」
- 2全日本空輸ANA「お子様のご予約について」
- 3スカイマークスカイマーク「小児普通運賃」
- 4スターフライヤースターフライヤー「小児割引」
- 5ソラシドエアソラシドエア「小児普通運賃」
- 6ジェットスタージェットスター「小さなお子様の年齢確認書類について」
最終確認 2026年9月25日
