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【JAL】飛行機にモバイルバッテリーは持ち込み可能?ルールを解説!

 

旅行では写真を撮ったり、地図を調べたりするためにスマホを使う機会が多いですよね。

そのためにモバイルバッテリーを持っていく方が多いと思います。

 

「モバイルバッテリーは機内に持ち込めるの?」

「スーツケースに入れて預けてもいいの?」

 

飛行機って荷物に関する制限が多いので、少し不安になりますよね。

この記事ではJALを利用される際に、覚えておいていただきたいモバイルバッテリーに関するルールを解説します!

ゆか(CA)
こんにちは、現役CAのゆかです!

この記事を読めば旅行中も安心してモバイルバッテリーやスマホを使えますよ♪

 

飛行機内にモバイルバッテリーは持ち込める?

結論から言うと、飛行機内にモバイルバッテリーは持ち込み可能です!

持ち込むだけでなく、機内で使用していただくことも可能です!

手荷物に入れておけば到着空港を出てからもすぐに使えるので安心ですね。

ですが、何個でも持ち込めるというわけではないんです

詳しいルールは後ほど説明いたします♪

そしてもう1つ大事なことは、預け荷物に入れてはいけないということです。

携帯型電子機器に内蔵されるリチウムイオン電池の充電に使用する、パワーバンクなどのリチウム電池を内蔵した携帯型充電器は、予備電池とみなされるため、お預けいただけません。必ず機内持ち込みをお願いいたします。

引用:JAL公式WEBサイト

飛行機内では充電コードを使って充電することもできるので、モバイルバッテリーはスーツケースに入れておこうと考える方もいると思います。

ですが、必ず手荷物に入れて機内に持ち込んでください!

預けてしまうと、思わぬ事故につながる危険があるんです!!

モバイルバッテリーのルールを簡潔にまとめると

  • 手荷物として持ち込み・・・できる
  • 機内預け入れ・・・できない

ということになります。

このルールは、国際線・国内線問わず決められています

JALだけではなく世界中の航空会社に適用されている大事なルールなんです。

持ち込める量に制限はあるの?

モバイルバッテリーは1回分しかフル充電できないものや、3回分できるものなど、様々な種類がありますよね。

モバイルバッテリーの中にはリチウムイオン電池が入っていて、この容量で何回分充電できるかが変わるんです。

飛行機に持ち込むには容量の制限に従う必要があります。

ワット時定格量(Wh)機内持ち込み個数制限
100Wh以下可能なし
100Whを超え、160Wh以下可能2個まで
160Whを超える不可能×

Whの値が大きければ大きいほど、沢山充電できるモバイルバッテリーということになります。

機内へのモバイルバッテリーの持ち込みは許可されていますが、160Whを超えるものは持ち込めないんです。

また、100Whを超えるものは2個までと決められています。

普段複数個のモバイルバッテリーを使う方は注意が必要ですね!

みずき
容量によってわかれているんだね。

でも自分が使っているモバイルバッテリーはmAhで記されているんだけど…。

確かに、モバイルバッテリーの容量はmAhで表されることが多いんです。

ですが、mAhをWhに直す計算式があります。

数値を式に当てはめるだけなので、計算が苦手な方も安心してくださいね♪

Whの計算方法

下の計算式でmAhをWhに直すことができます!

Wh=V(電圧)×mAh(バッテリー容量)÷1000

リチウムイオンバッテリーの電圧は3.7Vだと決まっています。つまり、

Wh = 3.7 × mAh ÷ 1000

上のmAhのところにお持ちのモバイルバッテリーの数値を入れるだけです!簡単ですよね。

mAhはモバイルバッテリーの裏や説明書に書いてあります。

ゆか(CA)
私が実際に愛用している、2回分フル充電できるモバイルバッテリーは4000mAhでした。

計算すると3.7×4000÷1000=14.8Whになります!

つまり、ほとんどのモバイルバッテリーは100Whよりも全然容量は少ないんです!

100Whはだいたい27027mAh、160Wh は約43243mAhです。

過剰に容量オーバーを心配する必要はないですね(^^)

なぜモバイルバッテリーは預けられないの?

次に、モバイルバッテリーをスーツケースに入れて預けることができない理由を説明いたします。

それは、爆発や発熱の危険があるからです。

モバイルバッテリーに含まれるリチウムイオン電池は衝撃に弱いということがわかっています。

預け荷物は結構衝撃を受けることが多く、そうするとモバイルバッテリーが熱くなったり発火する恐れがあるんです!

普段でも長時間充電していると熱くなることがありますよね。

こちらはモバイルバッテリーに衝撃を与えた実験の様子です。

預け荷物は飛行機の貨物室に入れられるのですが、人目がつかない場所なのでなかなか気づかれにくいです。

発火してしまった場合、大きな火災につながる危険があるため預けることができないんです。

想像したらなんだか怖くなってきますよね(^^;)

実際にモバイルバッテリーによる事故は発生しています。

UPS航空6便墜落事故(UPSこうくう6びんついらくじこ)とは、2010年9月3日にUPS航空(ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)傘下の貨物航空会社)の貨物機が機内火災により中東・アラブ首長国連邦 (UAE)のドバイ国際空港近郊に墜落した航空事故である。

引用:Wikipedia

2名の乗客が亡くなったこの事故は、貨物室でモバイルバッテリーが発火したことが原因とされています。

自分のせいで事故や飛行機の遅延を起こしてしまったら、きっと罪悪感に襲われてしまうと思います。

そんなことを防ぐためにも荷物のルールを知ることは大切です。

しゅん
じゃあなんで手荷物ならオッケーなの?

手荷物なら万が一発火してもすぐ気がつくので、大きな事故になる可能性は少ないですよね。

このような理由で手荷物での持ち込みのみ認められているんです。

引用:国土交通省WEBサイト

国土交通省でもモバイルバッテリーは危険物に指定されています。

あんまり危険なイメージはないかもしれませんが、実は危険物として扱われていることをぜひ覚えてくださいね。

みずき
飛行機の中でもしも火事が起きたらって考えたら怖くなってきた…気をつけなくちゃいけないね。

万が一間違って預けたらどうなる?

スーツケースにモバイルバッテリーを入れたまま預けてしまったらどうなるのでしょうか。

預けたスーツケースはX線検査に通されるので、そこでモバイルバッテリーが検知されることになります。

この場合、スーツケースを開けて取り出しに来るように館内放送で呼び出されます。

自分の名前が空港で呼ばれたら少し恥ずかしいですよね……。笑

https://twitter.com/mamiri_minori/status/1129299132680613889?s=21

荷物を再度開けるともう一回セキュリティーチェックを受ける必要があります。

なんだかめんどくさいですよね(^^;)

そのせいで飛行機の搭乗時間ギリギリになってしまったり、最悪間に合わなくなってしまう恐れがあります。

空港を全力ダッシュしなくてはいけなくなるかもしれません。

やはり最初から手荷物に入れておくことが大事ですね!

罰金はないのでその点は安心してくださいね。

モバイルバッテリーに関する記事はこちらもぜひお読みください。

JALだけの特別なサービス

引用:JAL公式WEBサイト

JALでは国内線のファーストクラスを利用される方向けに機内でモバイルバッテリーの貸し出しを行っています。

JALは、各座席に充電用端子がない国内線機内でもスマートフォンやタブレット端末を充電したいというお客さまからのご要望にお応えし、モバイルバッテリーサービスを開始いたします。2014723日より、日本の国内線で初めて導入する「JAL SKY Wi-Fi」のサービス(*1)を利用される時にも、電池の消耗を気にせずインターネットサービスを心置きなくお楽しみいただけます。

引用:JAL公式WEBサイト

USBケーブルは自分で持っていく必要があるのですが、モバイルバッテリーの分荷物を減らすことができます。

ファーストクラスは普通運賃プラス8000円で乗ることができます。

他にも搭乗前に専用ラウンジが使えたり、機内食が有名日本料理店プロデュースのものであったり、様々なサービスが用意されています。

ファーストクラスを利用される方はぜひ使ってみてください!

座席のランクについて詳しく知りたい方はこちらから↓

おすすめのモバイルバッテリー

旅行にぴったりのモバイルバッテリーをご紹介します。

どれも機内持ち込みの制限に引っかからないものをピックアップしたので安心してくださいね。

大容量なモバイルバッテリー

なんとスマホ4回分のフル充電ができます。

家族や友達の分まで充電できて、大助かり間違いなしです!

残量がLEDで表示されるのも便利ですよね。

コンパクトなモバイルバッテリー

ポケットにも入るとっても小さなモバイルバッテリーです。

卵2個分の重さってかなり軽いですよね。

荷物を小さく軽くできるので、飛行機内や観光中もストレスフリーになりますよ♪

小さいながらもスマホを2〜3回分充電することができます。

こちらもLEDでモバイルバッテリーの残量がわかるので、モバイルバッテリーに充電されていなかった!なんて事態を防げますよ。

かわいいモバイルバッテリー

ディズニーの可愛いデザインです!

モバイルバッテリーって結構シンプルなものが多いですよね。複数人で旅行する場合、どれが自分のかわかりにくかった経験ってありませんか?

これなら自分のものだと一発でわかるのでオススメです♪

2回分フル充電できるので、かわいいだけじゃなく機能面もばっちりですよ!

まとめ

  • モバイルバッテリーは手荷物として機内に持ち込むことができる。
  • 発熱や爆発の恐れがあるため、預け荷物に入れることはできない。
  • 持ち込めるモバイルバッテリーの容量には制限がある。ほとんどの場合引っかかることはない。
  • 間違って預けてしまうと呼び出される
  • JALではファーストクラスでモバイルバッテリーの貸し出しを行っている

 

ルールさえ守ればモバイルバッテリーは安心して持ち込めます。

ぜひモバイルバッテリーを活用して、スマホの電池切れを心配せずにフライトを楽しんでくださいね♪

飛行機の持ち物に関するこちらの記事もぜひ読んでみてください!