世界ではまだまだコロナウイルスの勢いが止まりませんね。
日本も油断はできない状況です。
でも近い将来、また今までのように旅行ができる日が来るはずです!
今日は飛行機の当日キャンセルにまつわる疑問にお答えします。
「急用ができたから飛行機の予約をキャンセルしたい」
「いつまでにどこですればいいのか分からない」
キャンセルをしたいときは一体どうすればいいのでしょうか?
飛行機の当日キャンセルをしたい!
キャンセルをする理由は様々だと思います。
急用、病気、家族や友達が来れない、車の渋滞や電車の遅延…
中にはパスポートを家に忘れた(もしくは紛失)、チェックイン締め切りに間に合わなかった、などを理由にキャンセルせざるを得ない場合があります。
当日飛行機のチケットをキャンセルしたい場合は以下のことをしなければなりません。
- 空港に連絡する
- 旅行代理店へ連絡する
では実際にどんな手続きが必要なのか解説していきますね!
空港に連絡する
まず自分が乗る飛行機が飛ぶ前に空港に連絡を入れなければなりません。
空港に連絡をいれる方法は2つあります。
- チェックインカウンターで直接手続き
- インターネットや電話で手続き
では1つずつご紹介していきます。
チェックインカウンターで直接手続き
出発ロビーのチェックインカウンターにいる航空会社スタッフに直接言いましょう。
ただこのケースは手っ取り早いですが、空港に足を運ぶ必要があるため、体調を崩したときなどは難しいでしょう。
- 空港についてから急用ができた
- 搭乗手続きの時間が過ぎてしまった
こんなトラブルによるキャンセルもカウンターへ手続きしに行きましょう!
ただし、返金などの手続きが詳細に出来るのは、航空会社から直接予約・購入をしている場合のみです。
代理店で予約している場合は、あくまで今日は乗らずにキャンセルしたいと伝え、航空会社の予約乗客リストから削除されるだけとなります。
代理店については後ほど解説しますね。
電話やメール、ネットで手続き
空港に来られない方は電話やメール、ネット上でもキャンセルが可能です。
たまにお客様の中には空港のインフォメーションセンターに問い合わせをする方もいらっしゃいますが、ご利用の航空会社の窓口に連絡しましょう。
それぞれの航空会社は電話での窓口を設置しているところが多いので、予約情報や番号などを手元に用意してから問い合わせましょう。
航空会社によっては予約したホームページ、電話、メールでキャンセルできる場合もありますが、例外としてエールフランスの公式サイトにはこのような記載もあります。
お手元の航空券が、エールフランス航空によって発行されたものかどうかをご確認ください。航空券の番号が057で始まっていれば、エールフランス航空が発行した航空券になります。
他の航空会社から発行された航空券については、発行元の航空会社に払い戻しをご依頼ください。
つまり、国内線でも国際線であっても共同運航便(コードシェア便)などの場合は、購入元からでないとキャンセルができない場合もあるようですね。
やはり購入元への問い合わせが確実なので、自分がどこで予約したのかをしっかりと把握しておくことが大切です。
そのままにしておくとどうなるのか?
チェックイン締め切り時刻間際になってもカウンターに来ない…
こんな時、グランドスタッフは時間ギリギリまでこのお客様を諦めません。
予約はあるのに来ないのは、今急いで向かっているのかもしれない。
来るはずもないお客様の名前をひたすらアナウンスすることもあります。
チェックインが済んでいるので空港のどこかにいるのだと、捜索を続けました。
しかし見つからず、そのお客さんを諦めて飛ばすことに。
それでも本人と話をするため、探し続けてようやく携帯電話がつながりました。
するとなんとその方は、急用ができたから勝手に帰ったと言うのです!
一言スタッフに伝えてくれれば、他のお客さんを待たせずに時間通りに出発できたのに。
こちら側もチェックインしたお客さんの情報などはCAやコックピットと共有しているため、訂正に時間を要してしまいました。
これは実際にグランドスタッフが体験したことです。
電話や空港のインフォメーションセンターに伝言を頼むこともできるので、一言キャンセルの旨を伝えるのがいいですね。
旅行代理店へ連絡する
航空会社から直接予約をしない場合、JTBやHISなどの旅行代理店、またはエクスペディアやエアトリなどのオンラインから購入をすると思います。
もしキャンセルをして返金をしてほしい時には、航空会社はしてくれないので、予約をした代理店に問い合わせをしましょう。
ANAの場合:予約した場所によって手続きの窓口も異なります。
引用:ANA公式ホームページ
キャンセルにおいてのルール
いざキャンセルをするとなった際に、100%の料金が戻ってくるとは限りません。
予約時の状況や購入時期によって様々です。
- 飛行機のチケットやツアーによって”取り消し不可”というものがある
(その場合でも燃油サーチャージ、空港使用料、出入国税のみ返金というケースも) - 出発日が大雪などの天候が原因でキャンセルするとき返金は必ずしも保証されないので、通常のキャンセル料が発生する
- キャンセル料の規定は基本的に契約が成立されたその時点で適用される
こちらのサイトを参考にしております↓↓
旅行代理店によっても様々なので直接確認することをオススメします。
コロナウイルスの影響で海外渡航が制限された場合
現在、日本への入国制限がされている国は日に日に増えています。
それと同時に日本から渡航する国の制限も厳しくなっています。
海外旅行の場合だと、何カ月も前から予約をしていたという方も多いでしょう。
自分は行きたいのにやむを得ずキャンセル…そんなときは通常のキャンセル料を払わなければいけないのでしょうか?
航空会社ではかなり早い段階から無償で返金または変更が可能となっています。
旅行会社の対応はどうでしょうか?
- 外務書の危険情報などをもとに、該当の国や地域を目的地とするツアーの中止または変更を受け付けることとする
- ↑ただし、該当以外の地域を目的地とするツアーにおいては、通常どおり実施する(その場合の手数料は規定通り)
- 外務省発出の感染症危険情報でレベル3以上の地域の航空券は現時点では購入不可
- 予約済み海外航空券のキャンセル料については、利用する航空会社の対応に準ずる
-
JAL、ANAを利用する以下の期間に実施の国内ツアーでは取消料が免除となる・2020年4月28日(火)以降取消お申し出のお客様で、且つ2020年5月18日(月)~2020年5月31日(日)出発の予約・2020年5月14日(木)以降取消お申し出のお客様で、且つ2020年6月1日(月)~2020年6月14日(日)出発の予約
こちらのサイトを参考にしております↓↓
このように、旅行”代理店”とだけあって、航空会社とお客さんの間に入っているのでコロナウイルス関係であってもキャンセルポリシーは航空会社に沿ったものになります。
キャンセルせず日付変更をしたい
キャンセルをすると取消料や返金をするためのお客様の口座やクレジットカードを含め、個人情報を取り扱う窓口が異なります。
それらを理由に旅行代理店で予約・購入したお客様は、航空会社では受け付けてくれないのです。
しかし、単なる日付を変更したい場合は、航空会社側でも簡単に受け付けてくれます。
航空会社に問い合わせをし、パスポート情報などを歌えると希望の日に前倒しや延期が可能です。
しかしここでも「航空券日付変更料」がかかる場合があるので、予約の時点で確実な日程を組むのがベストですね。
まとめ
- 航空会社から直接購入した場合はカウンターで手続き可能
- キャンセルの旨を伝えないでいると迷惑になることも
- 旅行代理店での購入の場合は旅行会社が窓口
- コロナウイルスの影響が原因の場合は特別扱いとなる
- 日付変更は窓口を問わずしてもらえる
いかがでしょうか?この時期なので不安もあり、旅行を見送る人もいるでしょう。
今後、通常通りに旅行が出来るようになっても間違いや焦りがないように、今回のことをぜひ役立てて下さいね!
飛行機のキャンセルに関する記事が他にもあるのでこちらも合わせてご覧ください↓↓
今回は当日キャンセルについて、グランドスタッフの同僚のエピソードを交えてお話ししたいと思います。