飛行機に乗るときは自分の座る座席を指定します。
思った席がなかった場合や希望の席と違う場合などは変更したいですよね。
「家族で行くのに席がバラバラになってるから変更したいけどできるかな?」
「座席の変更の仕方ってどうするの?」
などと思うことがありますよね。
そこで今回は座席の変更の疑問を解決できるように詳しく説明していきます。
座席指定の仕方
まずはどこの座席にするか選択すると思います。
座席指定の仕方には次の方法があります。
- ホームページ
- 予約センター
- 出発カウンター
それぞれメリットデメリットなどがありますので詳しく説明していきますね。
ホームページ
各社のホームページで予約する方法です。
予約と同時、もしくは予約のみ済ませて後日都合の良いタイミングで座席指定することができます。
メリットはシートマップを見ながら指定できますし、当日座席指定しなくていいので余裕を持って空港に向かうことができます。
しかし、出発前の日にち、マイレージプログラムのステイタス、運賃によって全ての座席が開放されているわけではなく指定できる座席は限定されています。
これは機体のバランスや配慮が必要な方の座席を確保するためです。
事前に希望の席が指定できない場合は徐々にブロックしていた席が開放されるので何度も確認してみると良いかもしれません。
予約センター
各社の予約センターやコールセンターで電話にて指定する方法です。
インターネットが使えない方や乳児用のバシネットを使いたいなど特殊な要望がある場合におすすめです。
もし要望が通らなくてもリクエストを入れてもらえ、キャンセルが出た場合など優先的に入れてくれることがあります。
【各社連絡先】
航空会社 | 連絡先 |
---|---|
JAL | 国内線 マイレージ会員 0570-025-022 国内線 マイレージ会員以外 0570-025-071 国際線 マイレージ会員 0570-025-103 国際線 マイレージ会員以外 0570-025-031 |
ANA | 国内線 マイレージ会員 0570-029-767 国内線 マイレージ会員以外 0570-029-222 国際線 マイレージ会員 0570-029-767 国際線 マイレージ会員以外 0570-029-333 |
スカイマーク | 国内線 0570-039-283 国際線 0570−059315 |
ピーチ | 0570-001-292 |
座席指定の際にはマイレージ番号や予約番号が必要になるので事前に用意してから連絡して下さい。
LCCによっては電話での予約は有料になる場合があるのでホームページからの予約がおすすめです。
出発空港カウンター
出発カウンターや自動チェックイン機でも座席の予約ができます。
開放されてない席やキャンセルが出た席などが指定できるようになります。
LCCでは出発カウンターでも座席指定ができる場合がありますが、座席指定料金が割高になるので座席指定する場合は事前にホームページで指定することをお勧めします。
LCCは自動チェックイン機で座席指定できないことがあります。
おすすめの座席について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみて下さい↓↓
座席変更の仕方
事前に座席指定をしたけれど、並びの席が取れなかった。
事情が変わって急がないといけないから前側の席に変更したい。
などと事前に指定した席を変更したい場合がありますよね。
そういったときはどのようにすればいいのでしょうか?
航空会社ごとに詳しく説明していきます。
ANA
引用:東洋経済オンライン
事前の座席指定は何度でも無料で可能です。
搭乗日を含め3日前以降は、航空券ご購入後に指定できます。
国際線と国内線で対応が変わります。
ウェブサイトで便の出発の48時間前まで
出発予定時刻の24時間前から75分前まではオンラインチェックイン画面から変更可能
オンラインチャックイン後も「チェックイン確認画面」から出発の15分前まで
変更した場合は必ず再度搭乗券を印刷するか、モバイル搭乗券の場合はメール受け取りなどを利用して新しい搭乗券を取得して下さい。
搭乗当日空港で、チェックイン、手荷物のお預け、保安検査場を通過した場合には、その時点で座席が確定するのでその後の変更はできません。
JAL
引用:JAL公式ホームページ
JALも座席変更は空いている席があれば無料で何度でもすることができます。
国際線と国内線では少し違いがあります。
便出発の1時間前までウェブチェックインにて座席の変更が可能
便出発の20分前まで
座席を変更した場合は改めてWEBチェックインを行い、新しい搭乗券を取得して下さい。
ANA同様チェックイン済みの場合は変更ができません。
スカイマーク
座席の変更は空席がある限り何度でも無料で可能です。
航空券の予約のみで未購入の場合は搭乗日の3日前までになります。
ホームページでの変更は次のようになります。
便出発時刻の3時間前まで
便出発時刻の1時間前まで
ピーチ
引用:朝日新聞デジタル
座席変更は出発予定時間の3時間前まで可能です。
ただし、運賃タイプによって取り扱いが異なるので注意して下さい。
シンプルピーチ運賃の場合、すでに指定済みの座席を変更するには必ず再度座席指定料金のご購入が必要となります。その際、元の座席指定料金は払い戻しできません。
バリューピーチ運賃の場合、スタンダードシート・プレジャーシートは無料で変更可能ですが、スマートシート・ファストシートは再度ご購入が必要となります。
プライムピーチ運賃の場合、スタンダードシート・プレジャーシート・スマートシートは無料で変更可能ですが、ファストシートは再度ご購入が必要となります。
引用:ピーチ公式ホームページ
また、便を変更すると元の便で指定した座席は解除されて、座席指定料の払い戻しもありません。
変更後も座席指定する場合は、新たに座席指定料金を払う必要があります。
当日空港カウンターで座席変更ができる場合がありますが、ホームページで行うより割高になったりカウンターがない場合があるので注意して下さい。
各社で対応は異なりますので、詳しくはホームページを確認して下さい。
航空会社による座席調整について
早めに予約したのに思い通りの座席がなくて困ったことはないでしょうか?
事前に指定できる座席が少ないのにはこのような理由があります。
- 搭乗するのに配慮が必要な方のための座席確保
- 機体のバランス管理のため
- マイレージステイタスを持っている方の席を優遇するため
- 運賃によって選べる席を限定するため
- ツアーなどの団体客の座席の確保
このような理由でまだ埋まってないのですが指定できない座席があります。
こういった座席は1週間前、2日前、1日前と段階的に開放されていくので区切りのいいところで確認すると空いているかもしれません。
ちなみに一例ですがANAの場合は以下のように開放されます。
引用:ANA公式ホームページ
また基本的にはチェックイン後の座席変更はできないのですが、空港カウンターや搭乗ゲート近くのカウンターでも変更できる可能性はあります。
しかし、他の業務を行っており支障をきたす場合があるので極力利用は避けるようにしましょう。
機内でも座席が変更できる?
飛行機に乗ってみたら空席があって移動できるかもと思ったことはないでしょうか?
実はCAの方に相談した上で座席が変更できる可能性があるのです。
この場合は機体のバランスの都合で移動できないこともありますが、大抵の要望は通る可能性があります。
また、乗客どうしで座席を交換することもできますが、トラブルの原因となりますのでCAの方に間に入ってもらうなどして下さい。
LCCの場合は座席指定に料金がかかります。
公平性を保つためなどの理由から空席であったとしても座席の変更はできません。
機内での座席移動について詳しく知りたい方はこちらも参考にされて下さい↓↓
パッケージツアーの場合
パッケージツアーの場合はこの限りではありません。
申し込みの旅行会社にお問い合わせください。
並びの席にしたいなどと要望がある場合は別途追加料金がかかることがあります。
まとめ
- 座席の指定にはホームページ、コールセンター、空港カウンターでできる。
- 一般航空会社は座席の変更は無料で何度でもできる。
- LCCは座席の変更に料金がかかる場合がある。
- 航空会社が座席をキープしていることがあり、1週間前、2日前、1日前と段階を追って開放していくので指定できる座席が増える可能性がある。
- 機内での座席変更もCAの方に相談すればできることがある。
- パッケージツアーの場合は申し込みの旅行会社に相談する。
どこの座席に座るかは特にフライト時間が長くなる国際線では特に重要ですよね。
子供と離れ離れになってしまったりすれば尚更です。
徐々に開放されていく場合があるので最初だめだったからといって諦めずにトライする価値はありそうですね。
思い通りの座席で素敵なフライトになることを祈っています。
飛行機の座席について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にされて下さい↓↓
これを読めば不安なく座席の変更ができますよ。