この記事は飛行機の神様 編集部が航空会社と国土交通省の案内を見て書いています。旅行の予約サイトなどの広告を載せており、そこから申し込みがあると紹介料を受け取ることがあります。記事の作り方
飛行機に乗る際は液体の持ち込みが制限されています。
特に国際線はかなり厳しく制限されています。
「液体なんて何も持ってないから大丈夫」
「詰め替えておけばいいんでしょ」
そう思っていても、制限されている液体の一覧を見てみるとかなり細かく指定されていることがわかります。
これが液体に入るの!?と思うものも中にはあります。
大事な荷物が没収されてしまうとショックですよね。
どんなものが液体として制限されているのでしょうか。
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まとめて調べる
液体物を含む111品目の持ち込み可否を一覧にしました
国土交通省の一覧と航空会社17社の公式ページから、機内持ち込みと預け入れの可否・上限・注意点をまとめています。国内線と国際線の切り替えもできます。
【国内線】持ち込める液体
機内に持ち込める液体は、国内線と国際線で違います。
国内線は国際線ほど規定が厳しくありません。
- お茶などの飲料
- アルコール飲料
- 化粧品・香水・医薬品
アルコール飲料と化粧品等は量に規定があります。
- アルコール・・・アルコールは度数24%以上、70%以下のものは一人5リットルまで
- 化粧品等・・・1容器に0.5kg(または0.5L)以下、一人2kg(または2L)まで
アルコールは70%以上のものは持ち込み不可です。預け荷物も不可なので覚えておきましょう!
ノンアルコール飲料については制限がありません。
上記のものは預け荷物もOKです。
【国際線】持ち込める液体

引用:peach公式サイト
国際線は国内線に比べて持ち込める液体がかなり細かく決められています。
液体の持ち込みが規制される対象の便はかなり多いです。
以下の国、都市を出発するすべての便が対象となります。
<国際線のみ適用>
日本、東アジア、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランド、インドネシア、ブラジル、シンガポール、マレーシア、ドバイ<国際線、国内線(EU域内線)とも適用>
EU加盟国(*1)、米国、カナダ、インド、フィリピン、香港、タイ、ロシア*1 EU加盟国(28カ国)(2014年1月現在)
イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、イタリア、スペイン、ハンガリー、チェコ、フィンランド、デンマーク、スウェーデン、アイルランド、ベルギー、オーストリア、スロベニア、スロバキア、ポルトガル、ポーランド、マルタ、ルクセンブルク、リトアニア、ラトビア、ギリシャ、エストニア、キプロス、ルーマニア、ブルガリア
なお、EU加盟国以外にもスイス、ノルウェー、アイスランドにても同様の取扱いとなります。
引用:JAL公式サイト
国際線に乗るときには液体が制限されると思っておいた方が良さそうですね。
荷物を預けた後に保安検査場で、機内に持ち込む荷物をチェックされます。
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液体物の対象となるものは、液体だけではなく半液体のものも含みます。
- 液体
- ジェル類
- エアゾール(スプレーなど)
ジェルやスプレーなども対象になります。
そして、持ち込める容量や形状も指定されています。
- すべての液体を100ml以下の容器に入れる
- その容器をジッパー付きの容量1L以下の透明プラスチック製の袋に入れる
- 持ち込めるのは一人一つ
- 医薬品、ベビーフード・ミルクなどは申請すれば可

引用:JAL公式サイト
持ち込む際にはこのように透明なジッパー袋に余裕をもって入れなければなりません。
検査の時はこのように袋に詰めたものをトレーに乗せてチェックしてもらいます。
ボトル容器の大きさなどについてはこちらの動画が参考になりますよ。
制限の対象になるリストについて詳しくご紹介します。
【国際線】規制の対象になる液体リストと対象外のもの
持ち込み制限の対象になる液体のものはいろいろあります。

引用:成田国際空港公式サイト
代表例に載っているのはほんの一部です。実際はかなり細かく設定されています
詳しく品目別にご紹介します。
国土交通省のリストを参考にしていますので、より詳しく知りたい方はぜひ国土交通省のサイトでチェックしてください。
食品類
量的制限の対象となるリストは以下の通りです。
- 100ml以下の個別の容器に入れる
- 1L以下のジッパー付き透明袋に入れる
| 品目 | 代表例 |
|---|---|
| 飲料 | 果汁飲料、清涼飲料、乳飲料 |
| アルコール飲料 | 酒類(アルコール度数70%以上のものは不可) |
| 調味料、油 | 醤油、マヨネーズ、ドレッシング、タバスコ、サラダ油、ラー油、ショートニングなど |
| スプレッド類、乳製品 | ピーナッツバター、ジャム、サンドイッチスプレッド、マーガリン、生クリームなど |
| 調理品、スープ | カレー、まぜご飯の素、おかゆ、からし高菜、コーンクリームスープなど |
| 菓子作り等材料 | はちみつ、練りあん、こしあん、バニラエッセンスなど |
| 漬物、佃煮、加工水産 | 塩辛、ぬか漬け、のり、昆布、キムチ、らっきょうなど |
| 水物 | 豆腐、こんにゃく、生湯葉、ところてん、生春雨など |
| 缶詰 | 野菜缶詰、デザート缶、うずらの卵 (シーチキンやコンビーフは可) |
| デザート・ヨーグルト・アイスクリーム | プリン、ゼリー、みつ豆、ぜんざい、あんみつ、スムージー、アイスクリーム、かき氷など |
| 健康食品、栄養保険食品 | ローヤルゼリー、薬用酒、ドリンク剤など |
上のリストを見ると、食品も意外と細かく規制されていることがわかりますね。
漬け物については干し梅やカリカリ梅など液体が少ない物はOKなど例外もあるようです。
持ち込み可能なものも一部ご紹介します。手荷物に入れたままでも大丈夫です。
- 農産乾物・・・ゴマ、豆類、切り干し大根、高野豆腐、ビーフン、きくらげ、乾燥野菜、春雨など
- 加工水産(乾燥)・・・海苔、乾燥わかめ、とろろ昆布、だし昆布、ヒジキ、煮干し、鰹節など
- 加工水産(塩蔵魚介類)・・・雲丹、カズノコ、いくら、明太子、鮭ークなど
- 菓子類・・・キャンディ・キャラメル、チョコレート、クッキー、生菓子、ポテトチップス、半生菓子、焼き菓子など
- その他・・・チーズ、納豆、生卵、果物
水分が少ないものは申告なしでも大丈夫だとわかりますね。
しかし線引きが難しいので、迷うときは預け荷物に入れておくか事前に確認しておくと安心です。
化粧品類
量的制限の対象となるリストは以下の通りです。
- 100ml以下の個別の容器に入れる
- 1L以下のジッパー付き透明袋に入れる
| 品目 | 代表例 |
|---|---|
| 霧吹き式スプレー、噴霧器 | 虫刺され・かゆみ止め薬(液体・スプレー)、消臭スプレー、制汗スプレー、ヘアスプレーなど |
| クリーム、ローション類 | 軟膏、日焼けローション、保湿クリーム、ハンドクリーム、化粧水、ボディローション、化粧下地クリームなど |
| 泡風呂等入浴剤(液状、ジェル状) | ※顆粒状、粉末状のものを除く |
| 育毛剤(液体・スプレー)、制汗ジェル、整髪ジェル | - |
| ジェル状リップクリーム、ジェル状口紅 | ジェル状リップクリーム、ジェル状リップグロスなど ※スティック状のものを除く |
| 液状ファンデーション、液体マスカラ、液体アイライナー | - |
| 香水、コロン(液状、ジェル状、霧吹き式スプレー) | 香水、トワレ、コロン |
| 液状除菌剤、液状せっけん | ハンドサニタイザー、ハンドソープ、ボディソープ |
| 化粧クレンジング、洗顔用品 | 洗顔フォーム、メイク落とし |
| 口腔洗浄液、口中清涼剤 | マウスウォッシュ、口臭スプレー |
| マニュキュア、除光液、ネイルアート用品 | - |
| シャンプー、リンス、トリートメント | - |
| 歯磨き | 歯磨き粉 |
化粧品類については「非放射性のもの」という規定があります。
顆粒や粉末状のものやスティック状のものは対象外となることもあります。
申告なしで客室内に持ち込みできるものもご紹介します。
- ウエットティッシュ
- メイク用コットン、美容パック(紙製)・・・ふき取りクレンジング、保湿パック紙、美容パック紙

その他
量的制限の対象となるリストは以下の通りです。
- 100ml以下の個別の容器に入れる
- 1L以下のジッパー付き透明袋に入れる
| 品目 | 代表例 |
|---|---|
| 液体、ジェル状 | 水のり、修正液、万年筆インク、墨汁、水性絵具 |
| 入れ歯安定剤 | ー |
| 家庭用洗剤、染料 | 衣料用洗剤、アイロン仕上げ剤、染み抜き剤、台所用洗剤、住宅用洗剤など |
| 靴墨、靴クリーム | ー |
- 筆記具・・・万年筆、ボールペン
- 喫煙用ライター・・・使い捨てライター、ガス充填式ライター、吸収剤(綿)入りライター
喫煙用ライターは客室内に持ち込めるのは一人一つです。
燃料が吸収剤に吸収されていないオイルライターは客室内にも預け荷物にも持ち込み不可です。
機内はNG、預け荷物OKの液体
| 品目 | 代表例 |
|---|---|
| ガスボンベ式スプレー (スポーツ用品、日用品のエアゾール、スプレー類) ※毒性のないもので『火気注意』や『火気厳禁』などの表示がないもの | 防水スプレー、静電気防止スプレー、滑り止めスプレー、スプレーのり(衣服用)など |
量の制限はあるので注意してください。
機内にも預け荷物にも持ち込めない液体
| 品目 | 代表例 |
|---|---|
| ガスボンベ式スプレーで、上のスプレー類に分類できないもの | 塗料スプレー、模型用スプレー、催涙スプレー、酸素スプレーエアダスターなど |
申請すれば持ち込める液体
医薬品類は検査員に申告すれば例外として持ち込めます。
100mlという容器の制限もありません。
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| 品目 | 代表例 |
|---|---|
| 液状、ジェル状の処方薬品、市販薬品(目薬、医療用食塩水を含む) | 液状風邪薬、液状胃腸薬、咳止めシロップ、コンタクトレンズ用剤(保存液)、熱冷ましシート、使い捨てコンタクトレンズ、消炎鎮痛剤(液体・スプレー) |
| 食事療法者、身体障害者、輸送患者に対する水、ジュース、液状栄養食品、糖尿病患者用の特別食品 | 糖尿病患者用食品 |
| 乳幼児食品、母乳、妊産婦用食品等 ※乳幼児同伴の場合に限る | 乳児用離乳食、乳児用飲料、妊産婦用栄養ドリンクなど |
| その他 | 水、保冷剤(要冷蔵薬を冷やす目的で、これらの医薬品と同梱されている場合に限る) |
液状・ジェル状の薬品で100ml以下の個々の容器に入ったものは、1L以下のジッパー付き透明プラスチック袋に入れれば検査員に申し出なくても客室内へ持ち込み可能です。
コンタクトレンズ用の保存液が持ち込めるのは助かる方も多いのではないでしょうか。
また赤ちゃんを連れているお母さんにとってもしっかり配慮されてるので安心ですね。
ミルク用のお湯なども、中身を確認されることはありますが機内に持ち込めます。
医療品の場合、処方箋の写しや診断書が必要になる場合があるので事前に確認しておくといいですね。
【国際線】液体を持ち込みする容器について気を付けること
持ち込みする場合は透明のジッパー付きプラスチック袋に入れると決められています。

引用:成田国際空港公式サイト
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入れ物については注意しないといけないところがあります。
- マチ付きのジップロックは容量が1L超えてしまうので使えない
- 内容量が100ml以下でも、容器が100mlを超えていたら持ち込み不可
例えば容器が110mlで中身が半分以下だとしても、容器の規定によって持ち込みができません。
1Lの袋は透明でなければなりませんが、容器については透明でなくても大丈夫です。
袋のジッパーが閉められない場合は、一部を没収されてしまうこともあるので余裕をもって入れられる容量にしておいた方が安心ですね。
プラスチック袋は、透明でない場合NGになる可能性もありますのでスムーズに検査を通るために透明な袋を使うことをおすすめします。
袋に詰める方法についてはこちらの動画でわかりやすく説明されているのでご参考にしてくださいね。
【国際線】液体を機内に持ち込むときの注意点
液体を持ち込む際に制限されるものや、規制がない物をご紹介しました。
しかし液体品については、例外や地域によるものも、または検査員によるものもあります。
免税店で購入したもの
出国の手続きが終わった後に免税店などで買ったものは持ち込み可能です。
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クリーンエリアで購入したものは安全が保障されているとされ、100mlを超えていても機内に持ち込み可能です。

免税店で買ったときには、入れてもらったバッグ(STEBs)から出さないことが大切です。
免税店にて購入された液体物について
密閉式ビニール袋(ICAO基準のSecurity Tamper Evident Bag)に入った状態であれば、一部の乗り継ぎ国・空港において100ml以上の液体物を携行しての乗り継ぎが可能となっています。密閉式ビニール袋が開封されていないこと、購入時のレシートと一緒に入っていること(またはレシートを提示いただく)等の条件が適用されます。
詳細につきましては、各免税店へご確認ください。日本国内空港においては、国際線から国際線への乗り継ぎに限ります。
引用:JAL公式サイト
国によってはこのSTEBsが導入されていないところもあります。その場合は廃棄されてしまうことがあるので注意してくださいね。
また乗り継ぎ前にSTEBsを開けてしまった場合、開封跡が残ってしまい安全性が確保できないとみなされてしまうことがあります。
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乗り継ぎ便
乗り継ぎ便を利用する方は気を付けてください。乗り継ぎの際に再び検査があります。
空港によっては降りてすぐに検査というところもあるので、液体品は降りる前に透明の袋に戻しておきましょう。
国によってルールが違うので、免税店で買ったものも乗り継ぎの際に没収されてしまうことがあります。
液体のお土産などを買う場合は最終の乗り継ぎ場所で購入するのがおすすめです。
没収されないために
事前に持ち込み制限がされているものを把握しておいて、事前に準備をしておくことが大切です。
また没収されないためになるべく必要なもの以外は預け荷物に入れておいた方が安心ですね。
検査は検査員の判断によるものもあります。
これは絶対大丈夫と思っていても、検査員の判断でNGとされてしまう場合もあるのです。
なぜ液体を機内に持ち込むためにここまで厳しくするのか、しっかり理解しておきたい方はこちらの動画もご参考にしてください↓↓
液体を入れる袋はどんなものなら使える
国際線で液体を機内へ持ち込むときは、容器を1つの袋へまとめます。この袋には条件があります。国土交通省の説明はこうです。
それらの容器をジッパー付の容量1リットル以下の透明プラスチック製の袋に余裕をもって入れます。旅客1人当たりの袋の数は1つのみとします。
出典: 国土交通省「国際線の客室内への液体物持込制限について」
大きさの目安も決まっています。
形は、正方形でも長方形でもかまいませんが、タテとヨコのサイズが足して40センチ以内のものを使用してください。
色と留め方についても書かれています。
1リットル以下のプラスチック袋については、無色透明としていますので、保安検査場でのトラブルを回避するため、無色透明のプラスチック袋をご使用いただきますよう、御協力をお願いします。また、ジッパーではなく、ファスナーの付いたプラスチック袋でも使用できます。
条件をまとめると次のようになります。市販のチャック付き袋ならほとんどが当てはまります。特定の商品でなければならない決まりはありません。
| 見るところ | 条件 |
|---|---|
| 袋の容量 | 1リットル以下 |
| 袋の大きさ | 縦と横の合計が40cm以内が目安 |
| 袋の色 | 無色透明 |
| 口の留め方 | ジッパーかファスナーが付いていること |
| 1人あたりの数 | 1つまで |
| 中の容器 | 1つずつが100ml以下 |
よくある間違いが、袋の中身の合計で数えてしまうことです。国土交通省は次のように答えています。
いいえ、持ち込めません。個々の液体の量を足して1リットル以下なら良いというわけではありません。プラスチック袋の大きさ(内容量)が1リットル以下であることが条件となります。
見るのは袋そのものの大きさです。中身を足した量ではありません。
袋を持っていくのを忘れたらどうする
袋を忘れても持ち込めなくなるわけではありません。保安検査の列に並ぶ前なら、空港の売店や薬局で買って詰め替えられます。検査の直前で気づいたときは、列を離れて袋へ入れ直してから並び直します。
ただし空港で荷物を広げて液体だけ取り出すのは時間がかかります。家を出る前に分けておくほうが早く済みます。化粧水やクリームは思ったより数が多く、袋に入り切らないこともあります。
入り切らないぶんは預け荷物へ回します。預け荷物にはこの100mlの決まりがかからないためです。
なぜ国際線だけ液体が制限される
この制限は日本が独自に決めたものではありません。国土交通省は始まった経緯をこう書いています。
2006年8月10日に明らかになった「英国での航空機爆破テロ未遂事件」を受けて、国際民間航空機関(ICAO)から各締約国に対して通知された「液体物の機内持込制限に関するガイドライン」に基づき、2007年3月1日から国際線に適用されています。
出典: 国土交通省「国際線の客室内への液体物持込制限について」
いっぽう国内線には量の制限がありません。
国内線では、今回の液体物の制限は行われません。なお、液体物検査装置による検査など、通常の保安検査は実施されますのでご協力いただきますようお願いいたします。
制限が無いのは検査をしないという意味ではありません。液体物検査装置にかけられることがあります。かばんの上のほうへ入れておくと出しやすくなります。
預け荷物に入れる液体のルール
100mlの決まりは機内へ持ち込む手荷物だけのものです。
液体物(ジェル及びエアゾールを含む)を手荷物として客室内に持ち込む際の制限であり、受託手荷物には適用されません。
出典: 国土交通省「国際線の客室内への液体物持込制限について」
だから500mlのシャンプーも1リットルの飲み物も、預け荷物になら入ります。ただし化粧品と医薬品には別の上限がかかります。
化粧品類・医薬品類は一容器あたり0.5リットル又は0.5kg以下、1人あたり2リットル又は2kg以下。上記1人あたりの数量は、化粧品類・医薬品類およびスプレー缶の合計数量であること。
出典: 国土交通省「機内持込み・お預けにあたって制限のあるもの」(PDF)
この2リットルは化粧品と医薬品とスプレー缶を足した数です。別々に2リットルずつではありません。数え方も決まっていて、重さと容量は次のように読み替えます。
密度の違いはありますが、1g=1mlと読み替えることとしています。
預け荷物へ入れるときの詰め方
荷物室は気圧が下がります。キャップの隙間から中身が押し出されて、衣類がぬれることがあります。次の3つで被害を防げます。
| やること | 効き目 |
|---|---|
| キャップを締めてから口をラップで覆う | 気圧が下がっても中身が出にくくなる |
| 1本ずつ袋へ入れる | 漏れても他の荷物へ広がらない |
| タオルや衣類で包む | 瓶が割れにくくなる |
スーツケースの中に少し余裕を残しておくと、外から押されたときに容器へ力がかかりません。詰め方は飛行機でペットボトルをスーツケースに入れるときのルールにもまとめてあります。
袋に入れなくてよい液体もある
すべての液体を袋へ入れる必要はありません。国土交通省は次の3つを適用除外としています。
医薬品、ベビーミルク/ベビーフード、特別な制限食等については、適用除外です。(機内で必要な量に限り適用除外となりますので、検査員まで申告願います。その際、医薬品については、処方箋の写し、薬袋、医師の診断書等の提示をお願いします。)
出典: 国土交通省「国際線の客室内への液体物持込制限について」
赤ちゃん連れなら、ミルクも離乳食も量を気にせず持ち込めます。薬も同じです。ただし黙って通すのではなく、検査員へ申し出ます。薬は処方箋の写しや薬袋を一緒に見せられるようにしておくと早く済みます。
コンタクトレンズの保存液も医薬品の扱いです。
コンタクトレンズの保存液や洗浄液は、「医薬品」として扱われますので、検査員に申し出ていただくことにより、機内で必要な量に限り持込みが可能です。1リットル以下のプラスチック袋に入れる必要はありませんが、「医薬品」として検査員に申し出ていただく必要があります。
| 品目 | 袋へ入れる | 条件 |
|---|---|---|
| 医薬品 | 要らない | 機内で必要な量まで。処方箋の写しや薬袋を見せる |
| ベビーミルク・ベビーフード | 要らない | 機内で必要な量まで。検査員へ申し出る |
| 特別な制限食 | 要らない | 機内で必要な量まで。検査員へ申し出る |
| コンタクトの保存液と洗浄液 | 要らない | 医薬品として検査員へ申し出る |
| 化粧水やクリーム | 要る | 1容器100ml以下 |
お酒は度数で扱いが変わる
お酒は液体物であると同時に、度数による決まりもかかります。国土交通省の答えはこうです。
100ml以下の個々の容器であれば、1リットル以下のプラスチック袋にいれれば客室内への持ち込みができます。ですが、現実問題としてあまりそのような容器は見当たらないと思いますので、スーツケース等に入れカウンターで預けることを検討してください。なお、カウンターでお預けいただく場合でも、アルコール度数が70%(70度)を超えていたり、お酒の総量が5リットルを超える場合は、機内への持ち込みも、カウンターでお預けいただくこともできません。
整理すると次のようになります。度数の上限は預け荷物にもかかります。
| アルコール度数 | 機内へ持ち込む | 預け荷物へ入れる |
|---|---|---|
| 24%以下 | 容器100ml以下なら可 | 量の制限なし |
| 24%を超えて70%以下 | 容器100ml以下なら可 | 1人5リットルまで |
| 70%を超える | できない | できない |
缶ビールも缶チューハイも容器が100mlを超えるので、国際線では保安検査の前に持ち込めません。飲みたいときは検査を通ったあとの売店で買います。土産に持ち帰るぶんは預け荷物へ入れます。
免税で買える量には別の決まりがあります。空港の税関の通り方と免税範囲にまとめてあります。
よくある質問
Q. 液体を入れる袋はジップロックでないと駄目ですか。
A. 商品の指定はありません。容量1リットル以下で無色透明、ジッパーかファスナーが付いていれば使えます。縦と横の合計が40cm以内が目安です。100円ショップの袋でも条件を満たせば通ります。
Q. 袋は1人何枚まで持てますか。
A. 1人1つまでです。2つに分けて持つことはできません。入り切らないぶんは預け荷物へ回すか、保安検査を通ったあとの売店で買い直します。
Q. 中身が100ml以下なら容器が大きくてもいいですか。
A. できません。容器そのものが100ml以下である必要があります。500mlの容器に少しだけ残っている状態でも通りません。100ml以下の容器へ詰め替えます。
Q. 国内線でも袋に入れないといけませんか。
A. 要りません。国内線には液体の量の制限がないので、そのままかばんへ入れて構いません。ただし液体物検査装置による検査は行われるので、出しやすい場所へ入れておきます。
Q. 預け荷物に入れる液体に量の制限はありますか。
A. 100mlの決まりはかかりません。ただし化粧品と医薬品とスプレー缶は、一容器0.5リットル以下で、3つを合わせて1人2リットルまでという上限があります。
Q. 免税店で買ったお酒は機内へ持ち込めますか。
A. 持ち込めます。保安検査を通ったあとの売店で買ったものは制限の対象外です。ただし海外で乗り継ぐと再検査で取り上げられることがあるので、乗り継ぎがあるときは航空会社へ確認します。
量的制限の対象となる液体物等であっても、保安検査後の搭乗待合いエリア(クリーンエリア)で購入したものは、客室内への持ち込みが可能です。ただし、海外で乗り継ぐ場合は、再検査の際に、海外のルールに従い没収される可能性がありますので、事前に搭乗する航空会社に確認をお願いします。
まとめ
- 国内線で持ち込める液体は、ノンアルコール飲料については規定がない。アルコールや化粧品は量の制限がある。
- 国際線は持ち込める液体がかなり細かく設定されている。量が制限されているものは100mlの容器に入れてから透明のジッパー付き袋に入れる必要がある。
- 持ち込める液体を入れる容器は、サイズが決まっているので必ず守る。
- 免税店で購入したものは機内に持ち込みが可能。乗り継ぎ便がある場合は再度検査があることを忘れない。
- 検査は、検査官によるものや地域によるものもあるのでできるだけ預け荷物に入れておく方がいい。
国際線はかなり細かく持ち込める液体が制限されています。
安全に飛行機に乗るためには必要なことですよね。
液体を持ち込む際は、その時によっても違うことがあるのでできるだけ手荷物として持っていかないことも大切です。
大事なお土産などが没収されないように、事前にしっかり対策をしておきましょう。
この記事が見た公式ページ
ピーチ・アビエーションと日本航空と成田国際空港と国土交通省など9本の公式ページを実際に開いて書いています。数字と規定はここから取りました。
- 1ピーチ・アビエーションpeach公式サイト
- 2日本航空JAL公式サイト
- 3成田国際空港成田国際空港公式サイト
- 4国土交通省国土交通省
- 5成田国際空港成田国際空港公式サイト
- 6国土交通省国土交通省「国際線の客室内への液体物持込制限について」
- 7国土交通省国土交通省「よくある質問(液体物の持込制限)」
- 8国土交通省国土交通省「機内持込み・お預けにあたって制限のあるもの」(PDF)
- 9国土交通省国土交通省「量的制限の対象となる液体物のリスト」
最終確認 2026年9月11日









機内に持ち込める液体は、テロ対策のために2007年から厳しく制限されるようになりました。
飛行機に持ち込める液体の種類について、詳しく解説いたしますね!