1週間の海外旅行に行くことになったものの、どのような持ち物が必要なのか疑問ですよね。旅先ではなるべく身軽でいたいと思っても、何を削るべきかわからないというあなたのために、海外旅行の1週間の持ち物チェックリストを作成してみました。
持ち物を減らすコツや準備の際に確認していただきたい項目もまとめてあるので、ぜひ参考にしてみてください。
海外旅行1週間の持ち物チェックリスト
早速、持ち物チェックリストです。後ほど確認しておきたい項目もお伝えしていきますね。
ご自身で必要なものは適宜追記してくださいね!
海外旅行1週間で最低限必要な持ち物はどれぐらいの量になる?
海外旅行の持ち物で最も場所を取るのは洋服です。そのため、1週間ほどの旅行中に洗濯をするかどうかによって持ち物の量は異なります。
現地で1回は洗濯をすると考えるのであれば、3泊4日の旅行と同じくらいの洋服の枚数で十分です。
洗濯をしない場合は、トップスは多めに持っていき、スカートやボトムスを着回すと少し荷物を減らすことができますよ。
スーツケースはどれぐらいの大きさがいい?
1週間の海外旅行であれば、最低60L程の大きさがあれば足ります。お土産をどれくらい買うのか、現地でどのような予定があるのかによってスーツケースの大きさを検討してみてくださいね。
スーツケースがあまりにも大きすぎると重量オーバーになってしまう可能性もありますので、買い過ぎには注意が必要です。
海外旅行でおすすめのスーツケースはこれ!
60Lのスーツケースもたくさんあって選びにくいですよね。そこでおすすめのスーツケースもご紹介します。
60Lのスーツケースでおすすめはサムソナイト ミンター
サイズ | 約61 x 41 x 27/31 cm |
容量 | 約 53/60L |
重量 | 約 3.8kg |
サムソナイトのミンターは、エキスパンダブル(拡張)機能搭載で、60Lに拡張が可能です。
サスペンションホイールは、騒音や振動を軽減し、操作性も抜群なのでスムーズな移動をサポートしてくれます。
また、素材はポリカーボネートなので、衝撃に強い上に3.8kgという軽さが魅力的です。
無印良品 バーを自由に調節できる ハードキャリーケース
サイズ | 約 71.5×46×26cm |
容量 | 約 75L |
重量 | 約 4.6kg |
あの無印良品からはスーツケースも出ています。
こちらの商品の特徴は、持ち手を1cm刻みで調節が可能なところです。重くなればなるほど楽に運べるかどうかは大事なポイントになりますよね。
また、本体を薄くして、余分な凹凸を減らし収納力を上げています。旅先ではついついお土産などで荷物は多くなってしまいがちですが、75Lあると安心して購入することができます。
スーツケースをレンタルするのもいいでしょう!こちらは日本最大のスーツケースレンタル専門サイトです。人気ブランドスーツケースを豊富に取り揃えており、在庫数は5,000個以上あります。
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持ち物を減らす4つのコツを解説
海外旅行に行く時は移動で体力を使わないためにもなるべく身軽でいたいですよね。そこで海外旅行で持ち物を減らすコツを紹介します。
4つのコツはこちらです。
荷物はなるべく減らして、楽しい思い出や素敵なお土産をたくさん持ち帰りましょう。もう少し詳しく説明していきますね。
試供品を持っていく
化粧水や乳液などのスキンケア用品や、日焼け止め、ファンデーションなどお家に眠っている試供品はありませんか?お化粧を買うたびに試供品をもらえるのは嬉しいものの、ついまたいつか使おうと先延ばしにしてしまいますよね。
試供品は旅行先で使うのがおすすめです。容器ごと持っていくよりも大幅な場所の節約が可能ですし、使い切りなので、帰りの荷造りの心配も必要ありません。
敏感肌で荒れるのが心配であれば、普段使用しているものを100円ショップで売っているトラベル容器に入れて持っていくことをおすすめします。
現地で捨てる・調達することも考える
試供品以外にも現地で捨てられるものを持っていくと持ち物を減らすことができるのでおすすめです。例えば買い換えるタイミングを逃してしまったタオルやハンカチ、Tシャツ、靴下などなど。
スーツケースの中の荷物を減らせるだけでなく、お家の収納場所も空けることができるので一石二鳥です。
予定に合わせて服を決めておく
出発前から予定に合わせてこの服を着るなどと決めておくことでも荷物を減らせますよ。あれもこれも着るかもしれないと持っていくとあっという間にスーツケースはいっぱいになってしまいます。
事前に着るものを決めておくと、現地でも洋服を迷う時間を節約でき、その分現地での体験に時間を使うことができるのでおすすめです。
念の為のものは不要
海外で病院にいくとお金がかかるから、念のために大量に薬を持っていこうと考えてはいませんか?
旅行中は程よい緊張があるので、案外元気に過ごせてしまうものです。普段飲んでいる薬以外は、痛み止めや整腸剤、酔い止め程度で十分です。
現地で体調が崩れてしまった場合に備えるのであれば、自己判断で薬を持っていくのではなく、海外旅行保険の利用を検討しましょう。出発前に保険適応の条件などの確認は必須です。
クレジットカードについている保険を使用する場合は、カードを持っているだけ保証されるものと、旅行関係のものを支払って初めて保証されるものがあるので、こちらも確認しておきましょう。
飛行機への薬の持ち込みにはルールがあります。こちらの記事で解説しているのでよければ参考にしてみてくださいね。
海外旅行の持ち物チェックリストを解説
では、冒頭に挙げた海外旅行の持ち物チェックリストの中身を解説していきますね。
貴重品
まずは貴重品です。これらがなければ海外旅行を始められない必須アイテムです。忘れ物がないか何度も確認するようにしておきましょう。
パスポート
こちらは忘れてはいけないものNO.1です。また、入国時に有効期限が3ヶ月もしくは6ヶ月+滞在日数以上残っているかを事前に確認しておきましょう。国によって残りの日数の指定が異なり、日数の条件が変わることもあるため、旅行前に必ず確認をしてくださいね。
ビザ
渡航先によっては必要なものになります。最近はインターネットで申請ができる国もあるので、事前に申請をしておきましょう。
ビザの申請をした後は、申請完了の画面をスクリーンショットで残しておくといいですね。必要な時に開こうと思っても電波がなくて開けない、申請完了のメールがすぐに表示できないといった場合に備えられます。
航空券・列車などの予約チケット
チケット購入後の航空券確約書(eチケット)には搭乗時に必要な情報がまとめられています。そのため、こちらも印刷したり、スクリーンショットで残したりしておくと搭乗手続きがスムーズに行えます。
現金(日本円、現地通貨)
全てを現金で支払うとなると、持っていく額も大きくなり管理も大変です。現地のキャッシュレス状況を調べてみて、カードで支払えるのであれば、持っていく現金は少額にしておきましょう。
もし、現金が足りなくなった場合でも、クレジットカードで現地で引き出すことが可能です。
観光地であれば現地の両替所は街中にもあり、レートが空港よりもいいことが多いですよ。
クレジットカード
現金を持って行かない代わりに忘れてはいけないものがクレジットカードです。ブランドの違うものを2枚持っていけると安心ですね。
いつもは問題なく使えるのにエラーが出てしまうことは海外あるあるだと思っています。
財布、ダミー用の財布
海外ではお財布は2つに分けることをおすすめします。ダミーのお財布の方に、メインで使用する方のカードや、両替した一部の現金を入れておくようにしましょう。
全てを1つにしておくと管理は簡単ですが、万が一盗難に遭った場合を考えると、分けておくほうが安心です。
セキュリティポーチ
パスポートや2枚目のクレジットカードを入れておくセキュリティポーチです。ホテルに金庫があれば預けてしまってもいいのですが、国によっては部屋に置いておくことが危険な場合もあります。基本的には自分で持ち歩けるといいですね。
セキュリティポーチは薄くてスキミング防止機能がついているものがおすすめです。
Evershopのパスポートケースは、スキミング防止機能がついているだけでなく、スマホも収納できます。これ一つで出かけることも可能なので、身軽に動きたい時にぴったりです。
日用品
日用品は工夫次第で荷物の容量を減らすことができます。ただ、ないと困るものも多いので、忘れないようにだけ注意しておきましょう。
コンタクトレンズ(保存液)、眼鏡
旅行中はワンデイタイプにしておくと、コンタクトが減っていき、保存液も不要です。普段コンタクトレンズの方はメガネを忘れずに。
歯ブラシ
日本のホテルには当たり前にある歯ブラシですが、海外では置いていないホテルが多いです。忘れずに準備をして持っていきましょう。トラベル用の歯磨き粉であれば機内に持ち込めるものが多いので、機内での気分転換にもおすすめです。
スキンケア(クレンジング、洗顔料、化粧水、乳液、クリーム)
こちらは先ほどもお伝えしたように、試供品かトラベル用の容器に入れ替えて持っていけるといいですね。さらに少なくしたい場合は、オールインワンの化粧品もおすすめです。
着替え
荷物の中で最も場所をとる洋服ですが、先ほど説明したように工夫次第で減らすこともできます。ショッピングの際に、現地の古着屋に行ってその場で買ったものを着てみるのも楽しいですよ。
Tシャツ、下着、靴下
どれも現地で捨てやすいものです。ついつい捨て過ぎないように計画的に手放していきましょう。下着はブラトップにすると洗濯も楽になります。
ワンピース
雰囲気のいいところで食事をする際にあると便利なのがワンピースです。つい食べ過ぎてしまう時にも頼りになります。
電子機器類
今の時代に忘れられないのが電子機器類です。忘れると現地での行動が一気にしにくくなるので、忘れないようにしていきましょう。
スマートフォン(+充電器)
スマートフォンは飛行機のチケットやマップ、現地での情報収集や翻訳などなくてはならない存在です。本体もですが、充電器など周辺のものを忘れないようにしておきましょう。
海外用電源プラグ変換アダプター
最近は変換アダプターを100円ショップでも見かけますよね。変換するだけであれば問題なく使用することができます。
ただし、コンセントが少ないホテルもあるので、直接USBが挿せるものや急速充電が可能なものを選んでもいいですね。
海外変換プラグ トラベルコンセントは4つのタイプ(A、C、O、BF)のプラグに対応しており、200カ国以上の国で使用することができます。
USBポートが4つあり、急速充電のType-Cポートも1つあります。また、コンセント部分も合わせると最大6つを一度に充電することが可能です。
モバイルバッテリー、コード
マップや翻訳、調べ物など現地で頼れるのがスマートフォンですが、頼れるからこそバッテリーの減りがかなり早いです。持ち運びができるモバイルバッテリーは必須アイテムです。
モバイルバッテリーとコードが一緒になっているものやワイヤレス充電に対応しているものだと、コードが忘れて充電できないということも予防できるので、おすすめです。
Anker 633 Magnetic Battery(MagGo)は、バッテリー容量が10000mAhでiPhone14であれば2回充電が可能です。
iPhone14よりも面積が小さく、厚さも18mmで充電をした状態でも片手に収まるサイズです。重量も218gと軽いので持ち運びもしやすいです。
Wi-Fiルーター
海外でも街中にフリーWi-Fiが飛んでいますが、速度には期待できないことが多いです。セキュリティ面でも不安があるため、事前にWi-Fiルーターをレンタルしておきましょう。
レンタル後はいつ電源を入れるのか、接続はどのようにするのかなどを確認しておきましょう。空港などのフリーWi-Fiがあるところで接続してから、観光を始めてくださいね。
海外旅行にあると便利な持ち物
続いては、なくても過ごせるけれど、あると便利な持ち物を紹介していきますね。
普段使い編
お土産を小分けしたり、室内で快適に過ごしたりするためのアイテムが多いです。
ジップロックや輪ゴム、クリアファイルなどは、お土産やパンフレットなどをまとめておく際に使えます。帰国した後が楽になるので、旅先で少しずつ整理しておけるといいですね。
また、S字フックは荷物を床に置きたくない時にもってこいです。
海外ではスリッパがないホテルも多いです。靴を脱いで過ごすことが当たり前の私たちにとって、ずっと靴を履いていることは地味にストレスになります。使い捨てのものでもいいのでスリッパがあるとお部屋でよりリラックスできますよ。
夏にあると便利なアイテム
夏は帽子やサングラスなど、暑さと紫外線対策ができるものを持っていきましょう。
冷感タオルは日焼け後の肌を冷やすのにぴったりです。海に行く場合は水着やサンダルも忘れずに。
冬にあると便利なアイテム
冬におすすめのアイテムは、日本が世界に誇れるものです。
薄手のダウンは日本のものが安く、質がいいです。カイロは海外では売っていないことが多いので、多めに持っていきましょう。足元から冷えるので、足用のカイロもおすすめです。
海外旅行で持って行かないほうがいいものはある?
続いては海外旅行に持って行かないほうがいいものをお伝えしますね。
持って行かないほうがいいものは以下の5つです。
それぞれ解説していきます。
バスタオル
バスタオルはお風呂に入った後に必ず使うから必要なのではないかと思いますよね。ただ、海外旅行では持って行かないほうがいいです。その理由は、スーツケースなどの場所をとってしまい、濡れると乾きにくいからです。
バスタオルは厚みがあり、大きいのでスーツケースの中でしっかり場所をとってしまいます。海外旅行は行った先々で欲しいものに出会ってしまうので、少しでもお土産を入れるスペースを確保しておきたいですよね。
また、ホテルにはタオルがあるところが多いです。もし心配なら、バスタオルではなくフェイスタオルや手拭いを持っていくようにしましょう。乾きが早く場所も取らないので、おすすめです。
変圧器
日本国内の電圧は100Vですが、海外は110〜240Vと高めに設定されています。今ほど海外対応製品もなかったため、少し前までは変圧器が変換プラグとともに必須アイテムとして挙げられていました。
スマートフォンの充電器などは、もともと海外の電圧に耐えられる仕様のものが多いため、日本の電化製品を持って行かない場合は変圧器は必要ありません。
変圧器が必要なアイテムは、ヘアアイロンやドライヤーなどでしたが、多くの電化製品で海外対応製品が多いです。自分が持っていきたいと考えている電化製品が海外対応品かどうか説明書などで確認しておきましょう。
が海外対応製品かどうかを確認できるポイントです。
大量の現金
海外は日本よりもキャッシュレス化がかなり進んでいるため、大量の現金は持って行かないほうがいいです。持って行ったとしても使わない可能性が高いです。
日本はキャッシュレス化が進んだと言われていますが、世界的に見るとまだまだ浸透し切ってはいません。海外では思っている以上に支払いをクレジットカードですることが多いです。
例えば、日本では切符をクレジットカードで購入することはできません。しかし、ヨーロッパでは電車の切符がクレジットカードで購入できるほか、イギリスでは切符を買わずにクレジットカードのみで電車に乗ることもできるのです。
アフリカや南アジアなどの発展途上国や新興国に行く場合は、現金が必要かもしれませんが、あまりにも大量の現金を持っていくと管理に気を使って疲れてしまいます。取られた時のショックも大きく、かなりの確率で戻ってはこないので、持っていく現金は極力少額にとどめておきましょう。
折り畳み傘
雨が降った時に備えて持っていきたくなりますが、雨季の国に行くなどしなければほとんど使わないアイテムの一つです。
海外の人達は雨が降っても傘を刺さない人が多いです。日本ほど湿度が高くなく、もし雨で濡れたとしてもすぐに乾いてくれますし、少しの雨のために1日中折り畳み傘を持つ必要がないのではないかと考えるようです。
その考えを真似して、もし、旅行先で雨が降ってきたら、街中のお店やカフェ、パブに入ってみてはいかがでしょうか。予想もしていなかった素敵なお店や人達に出会えるかもしれません。
私自身、荷物は少なくしておきたいので、現地のホテルでまあいいかと置いていくことが多いです。
ガイドブック・会話集
ガイドブックや会話集は手元にあると安心できるので持っていきたくなりますよね。しかし、こういったガイドブックを持っていると、旅行客とわかってしまうので、スリや犯罪に巻き込まれてしまう可能性があります。
また、ガイドブックの情報が古かったり、現地では意外と使わなかったりするので、必要なページだけスマホで写真に撮って持っていくことをおすすめします。
Googlemapの場合は、お店の口コミは現地の人によるものも多いので、地元の人から愛されるお店を簡単に見つけることもできますよ。
必要なものを残して思い出とお土産をたくさん持って帰りましょう
海外旅行の1週間の持ち物について紹介しました。海外旅行だと色々と心配だからこそあれもこれも持っていきたくなりますよね。しかし、必要であれば現地で調達することも可能ですし、それも旅行の醍醐味です。
必要なものはしっかりと事前に準備をして、楽しい旅行にしてくださいね。