空港の出国審査を通過したエリアにある「免税店」を知っていますか?
知っていても、なかなか利用しない人もいますよね。
「免税店って何が安いのかな?」
「日本人は、日本の免税店では免税されないでしょう?」
など考えますよね。
そこで、今回は、空港の免税店についてお話していきます。
利用したことがない人でも、1度は入ってみたくなりますよ。
(2020年7月現在、新型コロナウイルスの影響で休業中の店もあります。)
空港免税店とは
空港免税店とは、どのようなお店なのでしょうか?
ズバリ!税金がいらないお店のことです。
免税店には種類があります↓↓
- 市中免税店(Tax Free Shop)
- 空港免税店(Duty Free Shop)
簡単に説明しますね。
市中免税店
街中にある免税店のことです。
Tax Free Shop(タックス フリー ショップ)とも呼ばれていて、消費税がかからないお店です。
消費税がかかるのは、その国で商品を消費するからですよね。
外国人が商品を消費する場所は主に海外なので、消費税がかからないのです!
空港免税店
空港の出国審査通過後のエリアにあるたくさんのお店が、空港免税店になります。
こちらは、Duty Free Shop(デューティー フリー ショップ)とも呼ばれていて、たばこ税や関税・消費税や酒税がかからないお店です。
出国審査を通過後のエリアは、税法上「どこの国にも属さない」となっているので、税金がかかりません。
どんな商品を販売している?
空港免税店はどんな商品を販売しているのでしょうか?
観光庁では、「通常生活に用に供される物品(一般物品・消耗品)であること」としています。
難しい‥ですよね(^^;)
簡単にいうと「日常生活に必要な品物」で、一般物品・消耗品と分かれています。
例えば、こういう品物です↓↓
- 家電製品
- カバン・靴
- 洋服・着物
- 時計・宝飾品
- 民芸品
- 食品
- 果物
- 化粧品
- 飲料
- たばこ
- 医薬品
おすすめの商品は?
引用:Amazon公式サイト
たくさんの種類がある免税品の中で、おすすめの商品を紹介します↓↓
- 海外ブランドコスメ
- 空港免税店限定品
- お酒
- タバコ
海外ブランドコスメは、日本では売ってない商品が多いので海外に行った時には外せません。
ブランドコスメは、原産国で購入するのが1番お得なんですよ。
例えば、「シャネル」ならフランス・「雪花秀(ソルファス)」なら韓国で購入するのがお得です。
また、空港免税店限定でコスメのミニボトルやポーチセットなどが売られているのでこちらも要チェックです!
お酒やタバコは、日本でも税率の高い商品なので免税店で購入するとかなりお得ですね。
商品をお得に購入するには?
買い物をするなら、誰だって得したいですよね。
免税店の商品をお得に購入するにはどうしたらいいのでしょうか?
お得に購入するには、いくつかのポイントがあります↓↓
- 日本円に換算して考える。
- 事前予約をする。
- 機内販売にも注目する。
- 航空会社のクレジットカードを利用する。
詳しく説明していきますよ(^^♪
日本円に換算して考える
海外で欲しい商品を見つけたら、まずは価格の確認をしましょう。
この価格が日本円でいくらになるのかしっかり考えることが重要です。
また、できるなら円高の時期に旅行するといいですね。
他の国の通貨に対して、円の価値が高くなること。
例えば、1ドル=100円で買っていた商品を90円で買えるようになったら、円の価値が上がったので円高になる。
事前予約をする
各空港の免税店ではインターネットで事前に商品を予約して、旅行当日に受け取ることができます。
欲しい商品が決まっている場合はネットで予約すれば、旅行当日は時間にゆとりが持てますね。
予約できる時間が各空港の免税店サイトで決まっています。よく確認してから予約しましょう↓↓
- 成田国際空港の免税店サイト:搭乗日1ヵ月前から搭乗日2日前の12時まで予約可能
- 中部国際空港の免税店サイト:搭乗日14日前から搭乗日1日前の15時まで予約可能
事前予約するとまだまだ嬉しいことが、たくさんあります!
- 自分が旅行しなくても友達や両親が旅行する時でも予約できる。
- 5%くらいのネット予約割引きがある。(対象外の商品もある。)
- 他のターミナルにある商品も予約できる。
- 自宅でゆっくり選べる。
小さなお子さんを連れての旅行なら、自宅でゆっくり選べるのは助かりますよね。
機内販売にも注目する
飛行機の中でも免税品の販売をしています。
あまり気にしてない人もいるかもしれませんが、意外といいものが販売されていることもありますよ。
各航空会社と一流ブランドの共同開発したオリジナル商品や、日本未発売の商品などの限定品がたくさんあります。
航空会社のクレジットカードを利用する
引用:JAL公式サイト
JALやANAは、免税店を運営しています。
各航空会社が運営する免税店で買い物をする時に、運営している航空会社のクレジットカードを利用すると5%から10%の割引を受けられ、同時にマイルも貯めることができます。
割引対象外の商品もありますが、利用しないともったいないですよね♪
空港免税店を利用する時の注意点
免税店を利用する時には、いくつかの注意が必要です。
たくさん買いすぎてしまうと、あとから大変なことになるのでしっかり確認しましょう。
注意する点はこちらです↓↓
- 免税範囲を超えない
- 一定額以上の金額を購入しないと免税されない
- 乗り継ぎがある場合の液体物の購入
- 免税店を利用する時には、出国予定の証明が必要
詳しく説明していきますね。
免税範囲を超えない
海外で買った品物を日本へ持ち帰る場合、免税範囲を超えて持ち込むと課税されてしまいます。
また、20万円以上買い物をしても課税対象になります。
免税範囲とは、税金を払わずに持ち込みできる品物や金額または数量を定めたものです。
免税範囲はこのようになっています↓↓
引用:税関公式サイト
安いからといってたくさん買いすぎないようにしましょう。
もし免税範囲を超えてしまったら、きちんと申告して課税分を支払って下さいね。
免税範囲については、こちらの記事で詳しく解説しています。こちらもご覧ください↓↓
一定額以上の金額を購入しないと免税されない
国によって、一定金額を購入しないと免税されないことがあります。
日本では、外国人観光客は5000円以上購入しないと免税されません。
訪問国によって金額が変わるので、旅行する時はよく確認して下さいね。
乗り継ぎがある場合の液体物の購入
乗り継ぎする場合は、液体物に当たる商品をたくさん買うと機内持ち込みができない場合があります。
乗り継ぎする空港では再度保安検査を受けます。
規定以上の液体物があると没収されたりするので注意しましょう。
免税店を利用する時には、出国予定の証明が必要
空港免税店は、商品を買う時にパスポートやチケットを提示しないといけません。
免税品は、これから出国する人が海外に持っていくことで税金がかからないようになっています。
なので、出国する証明がなければ買うことができないので注意が必要です。
まとめ
- 空港免税店とは、税金がいらないお店のこと。
- 免税店には、市中免税店と空港免税店がある。
- 免税店には、日常生活に必要な品物が販売されていて一般物品と消耗品に分類されている。
- お得に購入するには、日本円で換算・事前予約・機内販売を利用する。
- 免税店で注意することは、免税範囲を超えない・免税対象金額を調べておく・液体物を購入しすぎない。
空港免税店には、憧れのブランド品がたくさんならんでいますよね。
見ているだけで、幸せになります(^^)
高価な物が多いので、免税店で買えるとお得ですね。
ネットでも事前予約ができるので、欲しい商品があるママにとっては嬉しいサービスです。
お店に入るのに抵抗がある人もネットなら簡単に利用できます。
これから海外へ出かける予定がある人は、空港免税店を利用してみて下さい。
これだと思う商品に出会えるかもしれませんよ(^^♪
空港や飛行機については、こちらのサイトで詳しく解説しています↓↓
今回は、空港の免税店について解説します。
ちょっとしたルールを守れば、日本では手に入らない限定品などを見つけることができますよ。私も海外にフライトする時はよく利用します(^^♪