この記事は飛行機の神様 編集部が航空会社と国土交通省の案内を見て書いています。旅行の予約サイトなどの広告を載せており、そこから申し込みがあると紹介料を受け取ることがあります。記事の作り方
この記事の数字と規定は2026年9月10日に公式ページで確かめたものです。
シャンプーは飛行機に持ち込める(条件は路線で変わる)
シャンプーは飛行機に持ち込める。ただし容器のサイズに上限がある。
国内線では容器1つ0.5L以下で持ち込める。化粧品類・医薬品類・スプレー缶の合計で1人2Lまで。出典: 国土交通省「機内持込み・お預け手荷物に制限がある品目の代表例」(PDF)
国際線は容器1つが100ml以下でなければ機内に持ち込めない。100ml以下の容器を透明なジッパー付きの袋に入れて保安検査場で見せる。出典: 国土交通省「国際線の航空機客室内への液体物持込制限について」
預け荷物なら国内線も国際線も容器1つ0.5L以下で合計2Lまで入れられる。
この記事でわかること
- 国内線と国際線でシャンプーの容量制限がどう変わるか
- 容器のサイズ別に持ち込めるかどうかの早見表
- 航空会社17社が公式ページに書いているルール
- 没収されたときの対応と代わりの方法
- 米国TSAとEUの液体物ルールとの違い
シャンプーの持ち込み上限を17社の公式ページで調べた
飛行機の神様の持ち込み早見表では111品目を航空会社17社の公式ページで調べている。シャンプーは国土交通省の分類で「化粧品類」にあたる。
調べている航空会社は国内の会社が8社で国際線を飛ばしている会社が14社。全17社に何らかの独自の注記がある。全品目をあわせると独自のルールは114件にのぼる。
化粧品類には国土交通省の定義で「身体や身だしなみを手入れするために使うもの」が入る。洗浄や芳香や消臭の効果がある製品も含まれるのでシャンプーもここに入る。
シャンプーの容器を大きさで分けると持ち込めるかどうかがひと目でわかる。
| 容器 | 国内線持ち込み | 国際線持ち込み | 預け入れ |
|---|---|---|---|
| ミニボトル(30ml) | ○ | ○ 袋に入れる | ○ |
| トラベルボトル(100ml) | ○ | ○ 袋に入れる | ○ |
| ポンプ式(500ml) | ○(0.5Lちょうど) | × | ○(0.5Lちょうど) |
飛行機の神様編集部が国土交通省と各航空会社の公式ページをもとに作成(2026年9月9日時点)
国際線の機内に持ち込めるのは100ml以下の容器だけ。トラベルサイズ(100ml)がちょうど上限になる。100mlを超える容器は機内には持ち込めない。預け荷物に入れる。
国内線では容器0.5L以下なら持ち込める。ポンプ式の500mlボトルは0.5Lちょうどなので持ち込みの対象になる。ただし化粧品類・医薬品類・スプレー缶の合計で1人2Lまでの上限がある。化粧水やヘアスプレーも一緒に持っていくなら合計を確認しておくとよい。

シャンプーが液体物制限の対象になるのはなぜか
シャンプーが液体物制限の対象になるのは国土交通省の分類で「化粧品類」に入るため。化粧品類とは「身体や身だしなみを手入れするために使うもの」で洗浄効果のある製品が含まれる。出典: 国土交通省「機内持込み・お預け手荷物に制限がある品目の代表例」(PDF)
化粧品類にはシャンプー以外にもヘアスプレー、ヘアトニック、育毛剤、ヘアカラー、白髪染め、ブリーチなどのヘアケア用品が含まれる。化粧水や日焼け止めなどのスキンケア用品も同じ分類になる。
国際線で液体物の持ち込みが制限されているのはICAO(国際民間航空機関)の指示に基づく。ANAの公式ページには「国際民間航空機関(ICAO)の指示のもと航空機内への液体物の持ち込みが制限されています」と書いてある。出典: ANA「機内持ち込みに注意が必要な手荷物について(国際線)」
液体物にはジェルやエアゾールも含まれる。シャンプーだけでなくコンディショナーやボディソープも同じルールの対象。ANAの公式ページではシャンプー類を液体物の一覧に明記している。
スプレータイプのシャンプーはガスが充填されたエアゾールに分類される。噴射弁が偶発的に中身が漏れないようキャップで保護する必要がある。出典: 国土交通省「機内持込み・お預け手荷物に制限がある品目の代表例」(PDF)
ANAの公式ページでは「密度の違いはありますが100ミリリットルは100グラムと読み替えます」と案内している。液体物の量はml(ミリリットル)で統一して考えればよい。出典: ANA「機内持ち込みに注意が必要な手荷物について(国際線)」
国内線と国際線でシャンプーの持ち込みルールはどう違うか
国内線と国際線ではシャンプーの持ち込みルールが大きく違う。いちばんの違いは容器の上限サイズ。
| 項目 | 国内線 | 国際線 |
|---|---|---|
| 持ち込みの容器上限 | 0.5L(500ml) | 100ml |
| 合計の上限 | 2L(化粧品類+医薬品類+スプレー缶の合計) | 透明袋1袋に入る量 |
| 透明袋 | 不要 | 必要(1L以下・ジッパー付き) |
| 預け入れの容器上限 | 0.5L | 0.5L |
国土交通省・ANA公式ページの情報をもとに作成(2026年9月時点)
国内線で気をつけるのは容器の大きさと合計量。容器1つ0.5L以下で化粧品類・医薬品類・スプレー缶をあわせて1人2Lまで。透明袋に入れなくてもよい。
国際線で気をつけるのは容器の大きさと透明袋。容器1つが100ml以下でなければ機内に持ち込めない。
100mlを超える容器に少量しか入っていなくても持ち込めない。容器そのものの容量で決まる。ANAの公式ページには「100ミリリットルを超える容器に100ミリリットル以下の液体物が入っている場合でも不可」と書いてある。出典: ANA「機内持ち込みに注意が必要な手荷物について(国際線)」
透明袋は縦横の辺の合計が40cm以内のジッパー付きのもの。正方形なら縦20cm×横20cmが目安になる。袋は1人1つまで。出典: ANA「機内持ち込みに注意が必要な手荷物について(国際線)」
袋の中にはシャンプー以外の液体物もまとめて入れる。化粧水やクリームも同じ袋に入れる。袋はカバンとは別にして保安検査場で検査係員に見せる。
医薬品やベビーミルク、ベビーフードは液体物制限の対象外。ただしベビーミルクは乳幼児が一緒に搭乗する場合に限られる。シャンプーは対象外にならないので容器のサイズを守る必要がある。出典: ANA「機内持ち込みに注意が必要な手荷物について(国際線)」
預け荷物に入れるなら国内線も国際線も同じルール。容器1つ0.5L以下で合計2Lまで。透明袋は不要。大きなボトルを持っていきたいときは預け荷物に入れるのがいちばん確実。

航空会社ごとにシャンプーの扱いは違うのか
シャンプーの持ち込みルールは基本的に国土交通省の基準がベースになっている。国土交通省のページには「航空会社によってより厳しいルールを設けている場合がありますので各航空会社の指示に従ってください」と書いてある。出典: 国土交通省「機内への持込み、お預け手荷物に制限がある品目について」
スカイマークは公式ページで化粧品類・医薬品類について「1容器0.5kgまたは0.5L以下で1人2kgまたは2Lまで」と記載している。これは国土交通省の基準と同じ内容。出典: スカイマーク「制限のある手荷物」
ANAは国際線の液体物について「あらゆる液体物は100ミリリットル以下の容器に入れてください」と案内している。シャンプー類もこの対象に含まれると明記されている。出典: ANA「機内持ち込みに注意が必要な手荷物について(国際線)」
Peachも国土交通省の「機内持込み・お預け手荷物における危険物の代表例」を参照する形で案内している。出典: Peach Aviation「制限のある手荷物」
今回調べた航空会社の公式ページではシャンプーについて国土交通省の基準より厳しい独自ルールは見当たらなかった。ただし規定は予告なく変わることがある。出発前に乗る航空会社のページを確認するのがいちばん確実。
保安検査でシャンプーはどう扱われるか
保安検査場ではシャンプーを含む液体物が制限の範囲内かどうかを確認される。国際線では透明袋をカバンから取り出して検査係員に見せる。
ANAの公式ページには「透明プラスチック製袋はその他の手荷物とは別にして手荷物検査場にて検査係員に提示してください」と書いてある。出典: ANA「機内持ち込みに注意が必要な手荷物について(国際線)」
100ml以下の容器に入っていて透明袋に入っていれば問題なく通過できる。容器の表面に容量の表示があるとスムーズに進む。表示がないと検査員に確認を求められることがある。
国内線では液体物の透明袋提示は必要ない。ただしカバンの中身がX線検査で映るので中身について質問されることはある。
液体物は保安検査のX線画像で色や密度が独特に映る。検査員はその映像を見て液体物を特定する。透明袋にまとめておくと検査員が確認しやすくなるので通過が早い。
容器が100mlを超えていた場合は機内に持ち込めない。検査場の係員に申し出ると「放棄するか預け荷物に入れ直すか」の選択肢を案内される。
検査場を通過したあとに免税店で買った液体類は機内に持ち込める。乗り継ぎがある場合は乗り継ぎ空港のルールが適用されるので注意が必要。出典: ANA「機内持ち込みに注意が必要な手荷物について(国際線)」
シャンプーの没収を3つのステップで防ぐ
国際線でシャンプーを没収されないために出発前にやっておくことは3つ。
- 容器の容量を確認する。100ml以下の容器を使う。容器の表面に容量の表示があるか見ておく。表示がないと保安検査場で止められることがある。
- 透明なジッパー付きの袋を用意する。縦横の辺の合計が40cm以内で容量1L以下のもの。コンビニや100円ショップで売っているジッパー袋でよい。
- シャンプー以外の液体物もあわせて1袋に収まるか確認する。化粧水やクリームも同じ袋に入れるので意外とスペースが足りなくなる。袋は1人1つだけ。

100ml以下のトラベルボトルに詰め替えるのがいちばん手軽な方法。ドラッグストアや100円ショップで売っている。容量の表示が見やすいものを選ぶ。
旅行の日数が長いとトラベルボトル1本では足りないことがある。2本持っていくか現地で買い足すか出発前に計画しておく。
旅行で使う液体物はシャンプー以外にも多い。コンディショナーやボディソープや歯磨き粉なども透明袋に入れる必要がある。全部まとめて1Lの袋に入るか出発前に試しておくと安心。
国内線の場合は透明袋も不要で容器0.5L以下なら持ち込めるので準備の手間は少ない。普段使っているボトルがそのまま使えることが多い。
詰め替えボトルの選び方や液漏れを防ぐ入れ方は「飛行機にシャンプーはそのまま持ち込める?液漏れと没収を防ぐ入れ方」の記事でくわしく書いている。容器選びとパッキングのコツが参考になる。
シャンプーを没収されたらどうなるか
保安検査場でシャンプーが制限を超えていると判明した場合は2つの選択肢がある。
- その場で放棄する。検査場にある放棄品箱に入れる。
- 預け荷物に入れ直す。チェックインカウンターまで戻ってシャンプーを預ける。
国土交通省のページには「機内への持込み又はお預けできない物品を空港に持ってきてしまった場合にはお近くの係員へお申し出ください」と書いてある。出典: 国土交通省「機内への持込み、お預け手荷物に制限がある品目について」
スカイマークの公式ページでは放棄品箱に入らない大きなものの破棄処分や一時預かり(保管期間は1週間以内)に500円の手数料がかかると記載されている。出典: スカイマーク「制限のある手荷物」
シャンプーのボトルは通常サイズでも放棄品箱に入る大きさなので手数料がかかることは少ない。ただし航空会社によって対応が異なる場合がある。
放棄したシャンプーは返却されない。お気に入りのシャンプーや量が多いものは最初から預け荷物に入れておくのが無難。
シャンプーを持ち込めないときはどうするか
シャンプーを機内に持ち込めないときや荷物を減らしたいときに使える方法は3つある。
| 方法 | 特徴 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 固形シャンプー | 液体物制限の対象にならない | 泡立ちが液体と違う |
| 空港の売店で買う | 保安検査のあとに買えば持ち込める | 値段が高めのことがある |
| ホテルのアメニティを使う | 荷物が減る | 髪質に合わないことがある |
飛行機の神様編集部が作成
固形シャンプーは液体物の制限を受けない。バーの形になっていて水で泡立てて使う。国際線でも透明袋に入れなくてよいので容量を気にしなくてすむ。ただし液体のシャンプーとは泡立ちや洗い心地が違うので旅行前に一度試しておくとよい。
空港の保安検査を通過したあとにある売店でシャンプーを買えばそのまま機内に持ち込める。空港の売店は値段が高めのことがある。必要な分だけ買うなら旅行用の小さいサイズを選ぶ。
ホテルにはアメニティとしてシャンプーが置いてあることが多い。荷物を減らしたいならホテルのものを使う手もある。ただし髪質に合わないこともあるので気になる人は自分のシャンプーを小分けにして持っていく。
そもそもシャンプーを持っていくかどうか迷っているなら「海外旅行にシャンプーは要る?現地調達と小分け持参の分かれ目」の記事が参考になる。持っていく場合と現地で買う場合の比較が書いてある。
海外の液体物ルールは日本と違うのか
海外に行くときは現地の液体物ルールも確認しておく。日本とルールが同じ国がほとんどだが細かい違いがある。
| 項目 | 日本(国際線) | 米国(TSA) | EU |
|---|---|---|---|
| 容器の上限 | 100ml | 3.4オンス(100ml) | 100ml |
| 袋のルール | 透明・ジッパー付き・1L以下 | クォートサイズ(約1L) | 透明・1L・再封可能 |
| 袋の数 | 1人1袋 | 1人1袋 | 1人1袋 |
| 対象外になるもの | 医薬品・ベビーミルク・制限食 | 医薬品・乳幼児用食品 | 医薬品・制限食・ベビーフード |
出典: 国土交通省 / TSA / European Commission(2026年9月時点)
米国のTSAは容器1つ3.4オンス(100ml)以下の制限。袋はクォートサイズ(約1L)を1つ使う。医薬品と乳幼児用の食品は対象外になる。出典: TSA「Liquids, Aerosols, and Gels Rule」
免税品の扱いにも違いがある。TSAでは国際線の乗り継ぎで購入した免税品はICAO様式の密封袋に入っていてレシートが袋の中にあり購入から48時間以内であれば持ち込める。出典: TSA「Liquids, Aerosols, and Gels Rule」
EUでは容器100ml以下の液体物を透明な1Lの再封可能な袋に入れるルール。日本と基本的に同じ。免税品はEU域内の空港で買ったものならセキュリティ袋(STEB)に入っていて購入証明があれば持ち込める。出典: European Commission「Liquids, aerosols and gels」
英国を出発する場合は特別な扱いがある。ANAの公式ページによると容器1つ2L以下の液体類は保安検査でバッグから取り出さずに検査を受けられる。ただし金属製や二重構造の容器は中身を空にする必要がある。出典: ANA「機内持ち込みに注意が必要な手荷物について(国際線)」
ANAの公式ページによると乗り継ぎがある場合は乗り継ぎ国のルールが適用される。日本の空港で買った免税品でも乗り継ぎ先で没収される場合がある。渡航先のルールを出発前に確認しておくと安心。出典: ANA「機内持ち込みに注意が必要な手荷物について(国際線)」
シャンプーの持ち込みで気になる7つの疑問に答える
Q. 飛行機にシャンプーは持ち込める?
A. 持ち込める。国内線は容器0.5L以下で合計2Lまで。国際線は100ml以下の容器を透明袋に入れる。預け荷物ならどちらも容器0.5L以下で合計2Lまで入れられる。
Q. 国際線でシャンプーは何mlまで持ち込める?
A. 容器1つが100ml以下なら持ち込める。容器の容量で決まるので100mlを超えるボトルに少量だけ入っていても持ち込めない。透明な袋に入れて保安検査で見せる。
Q. シャンプーは預け荷物に入れていい?
A. 入れてよい。国内線も国際線も容器1つ0.5L以下で1人あたり合計2Lまで。化粧品類と医薬品類とスプレー缶の合計で2Lの上限がかかるので他の持ち物もあわせて確認する。
Q. 100均のトラベルボトルに詰め替えれば持ち込める?
A. 容器の容量が100ml以下なら国際線でも持ち込める。ボトルに容量の表示がないと保安検査で止められることがあるので表示つきのものを選ぶ。
Q. 固形シャンプーは液体物の制限にかかる?
A. かからない。固形シャンプーは液体物ではないので透明袋に入れなくてよい。国際線でも容量の制限なく持ち込める。液体物の制限を気にしたくないときに便利。
Q. シャンプーが漏れないようにする方法は?
A. 蓋をテープで固定してジッパー袋に入れるのがいちばん確実。飛行中は気圧が変わって容器内の空気が膨らむので蓋はきつく閉める。詰め替えボトルは蓋の密閉性が高いものを選ぶ。
Q. 保安検査でシャンプーを没収されたらどうなる?
A. 検査場で放棄するか預け荷物に入れ直すかの二択になる。放棄品は検査場の箱に入れる。スカイマークでは箱に入らないものの処理に500円の手数料がかかることがある。
まとめ:シャンプーの持ち込みは容器のサイズで決まる
シャンプーは飛行機に持ち込める。条件は路線と容器のサイズで決まる。
国内線は容器0.5L以下で合計2Lまで。国際線は容器100ml以下にして透明袋に入れる。預け荷物ならどちらも容器0.5L以下で合計2Lまで。
出発前に容器の大きさを確認しておけば保安検査で困ることはない。トラベルサイズの100mlボトルに詰め替えるか固形シャンプーを選べば国際線でも安心して持ち込める。
航空会社ごとの細かいルールは飛行機の神様の持ち込み早見表で111品目×17社を調べられる。
この記事が見た公式ページ
国土交通省と全日本空輸とスカイマークとピーチ・アビエーションなど7本の公式ページを実際に開いて書いています。数字と規定はここから取りました。
- 1国土交通省国土交通省「機内持込み・お預け手荷物に制限がある品目の代表例」(PDF)
- 2国土交通省国土交通省「国際線の航空機客室内への液体物持込制限について」
- 3全日本空輸ANA「機内持ち込みに注意が必要な手荷物について(国際線)」
- 4国土交通省国土交通省「機内への持込み、お預け手荷物に制限がある品目について」
- 5スカイマークスカイマーク「制限のある手荷物」
- 6ピーチ・アビエーションPeach Aviation「制限のある手荷物」
- 7アメリカ運輸保安庁TSA
最終確認 2026年9月10日




















