あなたは、ヘアアイロンをよく利用されますか?お洒落を楽しみたい人にとって、ヘアアイロンは必須ですよね。
しかし、そもそも海外旅行にヘアアイロンは持って行けるのか、どんなヘアアイロンなら持って行けるのか気になりますよね。
今回は、海外旅行に機内持ち込みはできるのか?海外旅行におすすめのヘアアイロンの選び方について解説していきます。
海外旅行でヘアアイロンの機内持ち込みはできるのか?
海外旅行でヘアアイロンを持って行く際、ヘアアイロンの種類によって機内に持ち込めるものと持ち込めないものがあります。
預け手荷物や機内持ち込みができるヘアアイロンは、以下の通りです。
ヘアアイロンの種類 | 機内持ち込み | 預け荷物 |
コンセント式ヘアアイロン | 〇 | 〇 |
充電式ヘアアイロン | △ | △ |
乾電池式ヘアアイロン | △ | △ |
ガス式ヘアアイロン | 〇 | 〇 |
空港会社によっても持ち込みできるヘアアイロンは異なりますので、航空会社や国土交通省の情報を事前に確認したり問い合わせしたりしておくと安心です。
海外旅行で持って行けるヘアアイロンの種類と預ける方法
海外旅行に持って行けるヘアアイロンの種類は、4種類あります。
- コンセント式ヘアアイロン
- 充電式ヘアアイロン
- 乾電池式ヘアアイロン
- ガス式ヘアアイロン
1.コンセント式ヘアアイロン
コンセントヘアアイロンは電源コードが付いていて、プラグをコンセントに差し込んで使用するタイプ
コンセント式ヘアアイロンは機内持ち込みも預け荷物もでき、持って行く個数も制限はありません。
しかし、国によって電力やプラグのタイプが異なります。
コンセント式ヘアアイロンを持って行く際は、電圧器と変換プラグが必要か確認し、必要な場合忘れずに用意しましょう!
2.充電式ヘアアイロン
充電式ヘアアイロンは、アイロン本体に入っている電池(リチウムイオン電池)を充電して使用するコードレスタイプ
充電式ヘアアイロンは、リチウムイオン電池を取り外すことができれば機内に持ち込みも預け荷物もできます。
リチウムイオン電池は機内に持ち込むことが条件です!
また、充電式ヘアアイロンの容量にも規定があります。容量が160wh(43243mAh)を超えるものは機内持ち込みができません。
充電式のヘアアイロンの容量は、航空会社によって異なります。航空会社や国土交通省の情報の確認や問い合わせをしておきましょう。
3.乾電池ヘアアイロン
乾電池ヘアアイロンは、乾電池を入れて使用するコードレスタイプ
乾電池式ヘアアイロンは、条件を守っていれば機内持ち込みも預け荷物もできます。
乾電池式ヘアアイロンの本体の中の乾電池は取り外し、取り外した乾電池はショート防止の対策をしておきましょう。
乾電池式ヘアアイロンを持って行く際は航空会社によっても異なる可能性があるので、利用する航空会社のホームページなどで確認しておきましょう。
4.ガス式ヘアアイロン
ガス式ヘアアイロンは、専用のガスカートリッジを燃料とした電気を使わないコードレスタイプ
ガス式ヘアアイロンは、燃源部にアイロンカバーの取り付けと一人1個のみの条件を守っていれば、機内持ち込みも預け荷物もできます。
しかし機内持ち込みの場合は液体物として扱われ、3つのルールがあります。
- 100ml(g)以下の容器に入れる
- 容量1ℓ以下のジッパー付透明プラスチック袋に入れる
- 透明プラスチック袋は、1人につき1袋のみ持ち込み可
1.100ml(g)以下の容器に入れる
ガス式ヘアアイロンのガスの容量が100ml(g)を超える場合は、機内に持ち込めません。100mlを超えている場合は、預け荷物に入れるようにしましょう。
2.容量1ℓ以下のジッパー付透明プラスチック袋に入れる
ガス式ヘアアイロンの容器は、1ℓ以下のジッパーなどの袋が閉まる容器に入れなければなりません。
袋が閉まらないと機内に持ち込めませんので、預け荷物に入れるようにしましょう。
3.透明プラスチック袋は、1人につき1袋のみ持ち込み可
機内に持ち込みや預け荷物は、それぞれ1人につき1袋です。ひとつの袋に入りきらない場合は、ひとつの袋におさめるか、預け荷物に入れるようにしましょう。
ひとつ注意するべきことは、ガス式ヘアアイロンの本体の中にあるガスカートリッジです。
予備の付け替え用ガスや本体から取り外したガスカートリッジは持ち込みも預け荷物にも不可になります。
もし、予備の詰め替え用ガスなど飛行機に持ち込めない物を持ってきてしまった場合、没収されてしまう可能性があります。
帰りの空港が同じなら空港内のコインロッカーの利用や自宅郵送、見送りしてくれる家族や友人に預かってもらうなどの対応をしましょう。
海外旅行の当日で焦らないためにも事前にしっかり持ち物規定の確認をしたり、早めに到着したりすることでトラブルがあった場合でも余裕を持って対処できるでしょう!
海外旅行に持って行けるヘアアイロンの種類によっては空港会社の規定で預けられなかったり、没収されてしまう可能性もあります。
預けられないなどのトラブルにならないためにも海外旅行に持って行くヘアアイロンは、コンセント式ヘアアイロンが良いのではないでしょうか?
しかしコンセントヘアアイロンを持って行くには、変換プラグや変圧器が必要になります。忘れて故障や発火の原因にならないよう事前に持ち物の確認はするようにしましょう。
海外旅行でヘアアイロンが預けられない理由
海外旅行に行く際、預け入れができないヘアアイロンもあります。
スーツケースの中で何かの拍子に電源が入って熱が発生し、発火や燃焼を起こす危険性を防ぐため
もし発火や燃焼になってしまった場合、出火元が分からないと対処が遅くなります。
出火元が分かればすぐに消火できるなど対応ができますので、必ず機内に持ち込んでおきましょう。
海外旅行で持って行く際のヘアアイロンのショート防止対策
海外旅行に持って行く際は、ショート防止対策をしておけば機内に持ち込みができます。安全に持って行けるようショート防止対策は大切です。
ヘアアイロンのショート防止対策として3つの方法があります。
ビニール袋や専用ケース、保護ケースに入れる際は、電池の端子部分に硬貨や鍵、アクセサリーなどの金属や他の電池類に接触しないようにしましょう。異なる乾電池がある場合は、別に分けて入れておきましょう。
また、端子部分にセロハンテープやガムテープを貼るなどしておくと安心です。
海外旅行に持って行くヘアアイロンの選び方5つ
海外旅行に持って行くヘアアイロンを選ぶときに迷った場合、以下の方法で選んでみましょう。選ぶ方法は6つあります。
1.旅行先の電圧に対応している
電圧は、国によって異なります。海外旅行で使用するには、100V-240Vの電圧が必要です。日本の電圧は、100Vの電化製品が多いため海外旅行に行く際には旅行先の電圧を確認しておきましょう。
また、プラグも国によって異なります。プラグは同じでも電圧が異なりますので、電圧器は必要です。プラグが異なる場合は、電圧器と合わせて変換プラグも持参しましょう。
2,短時間でセットできる
忙しい朝など素早くセットするには、ヘアアイロンの温度が高いものを選ぶとよいでしょう。髪のクセが強い人やストレート、カールなどする場合ある程度の温度が必要になります。
温度が低いと上手くセットするのに時間がかかりますので、最高温度のヘアアイロンの選択や使用前には十分充電や容量があるか確認してから使うようにしましょう。
3.持ち運びがしやすい
海外旅行に行く際は、荷物が多くなります。なるべく荷物を減らすためにも軽量でコンパクトなタイプのものを選ぶとよいでしょう。また、どこにでも持ち運びたい方は、コードレスのヘアアイロンを選ぶのもよいでしょう。
4.ヘアアイロンの機能性
ヘアアイロンには、ストレートやカールなど様々な機能の持つヘアアイロンがあります。
ヘアアイロンのプレート部分にはテフロン、チタン、セラミックなどの特徴の持つヘアアイロンがあります。プレートの種類の特徴は以下の通りです。
プレートの種類 | 特徴 |
テフロン | 摩擦が少なく髪の負担を軽減してくれます。しかし、耐久性が低く、コーティングが剥がれたままの状態で使用すると髪のダメージが大きくなるので注意しましょう。 |
チタン | 髪に熱を均一に与えてくれむらなく仕上がります。しかし、チタン素材のヘアアイロンは、高価なものが多いのが特徴です。 |
セラミック | プレートの温まるまでの時間が早く素早くヘアセットができます。またプレートの熱が冷めにくいので、同じ温度でむらなくスタイリングができます。 |
また、バレルの太さの違うカールヘアアイロンもあります。おすすめのバレルの太さは以下の通りです。
髪の長さ | カールのバレルサイズ |
ショート~ボブ | 21~26cm |
ミディアム~セミロング | 32cm |
セミロング~ロング | 31~38cm |
ヘアアイロンの機能を生かして、自分の髪質ややりたいセットによって選んでみましょう。
5.国内でも使用できるか
ヘアアイロンを持って行くにあたって国内でも使えるものを選ぶとよいでしょう。
海外旅行に年に一回行く人や頻繁に行く人様々ですが、ヘアアイロンは電化製品ですので使用できる期間は限られてきます。
できれば、海外だけでなく日常でもヘアアイロンを使いたいですよね。
海外では変換プラグや電圧があれば使用できるので、海外でも日本でも使えるヘアアイロンを探してみましょう。
海外旅行にヘアアイロンを持って行くにはルールがある!ショート防止対策もきちんとしておこう
海外旅行に持って行けるヘアアイロンは、ヘアアイロンの種類によって異なります。また、機内持ち込みや預け荷物をするには、条件やルールがあり、それを満たすことができれば海外に持って行けます。
ルールを守らないと発火や燃焼の原因にもなり、最悪海外に持って行けない可能性もあります。そうならないためにもルールは守り、安全に持って行けるように対策をしっかりしておきましょう。
そして、海外でたくさんお洒落を楽しんでくださいね!