海外旅行となると飛行機の搭乗時間が10時間以上となることもあります。
「機内で全く眠れず到着したばっかりなのに、疲労困憊で旅行があまり楽しめなかった」
「狭い機内で体の負担なく快眠したい」
長い搭乗時間で寝られるかどうかは今後の旅の行方を左右するほど非常に重要です。
そこで狭い機内でも快適に寝られる快眠グッズを紹介していきます!
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飛行機でぐっすり寝られる快眠グッズ8選
快眠グッズと言っても種類もたくさんあって、具体的にどういう物があってそれがどういう効果があるのかなどわからないことがありますよね。
そこで飛行機で快適に寝られるようにするために、どのようなグッズがあるのか詳しく紹介していきます。
【快眠グッズ1】ネックピロー
ネックピローとは首に巻く枕のことを言います。
座っている状態だと首が安定しないため痛めてしまったり、寝にくかったりで体の負担はかなりのものがあります。
ネックピローを巻くことで首が安定し、肩こりや寝違えを予防できます。
U字型ネックピロー、J字型ネックピロー、クッション式のタイプ、空気を入れるタイプなど様々なものがありますので詳しく紹介していきます。
クッションタイプと空気を入れるタイプのメリットデメリット
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U字型ネックピロー
どんな体勢でもしっかり支えてくれるのがU字型です。
最もネックピローで一般的なため種類やデザインが豊富です。
- 手動プレス式で押せば膨らむので、衛生的。
- コンパクトに収納でき荷物にならない。
さあこれから搭乗してゆっくりしようと思っているのにネックピローを膨らまさないといけないと思うとちょっと億劫ですよね。
膨らますのもなかなかの体力がいります。
しかし、こちらのネックピローは手動でプレスして膨らますことができるので楽に膨らますことができます。
しかも口で膨らまさなくて良いので非常に衛生的です。
J字型ネックピロー
Jの先端の部分が顎を支えてくれるので、睡眠中に頭が前に倒れるのを防いでくれます。
頭、首、顎と3点で支えるので頭が揺れるのを防ぎ、背骨や首への負担を軽減できます。

引用:Amazon公式サイト
- J型の部分が顎を支え3D構成により快適な眠りをサポート。
- 収納時は半分に折りたため、スーツケースなどに引っ掛けられるようになる。
サイズが合わない場合はずり落ちる可能性があるので注意してください。
3点で支えるので安定性が増し、頭の揺れを押さえ、背骨や首への負担、痛みを解消します。
しかし、いいのは分かるのですがやはり大きさがネックですよね。
このネックピローは折りたたむことで半分のコンパクトサイズになり、スーツケースにひっかけるフックも付いているので手を塞がずに持ち運ぶことができます。
【快眠グッズ2】アイマスク
夜間などは飛行機が照明を落として暗くなりますが、足元の常夜灯、読書灯などの光はついているので真っ暗になることはありません。
睡眠の妨げとなるのが光です。
そこで光を遮る便利なアイマスクを詳しく紹介していきます。
- 光を遮ることができるため安眠促進効果がある
- 寝顔を隠せる
- 目の疲れを癒せる
おすすめのアイマスク
立体裁縫で高い遮光性があります。
締め付け感を調整できるため圧迫感がありません。
光はシャットアウトしたいけど、耳が痛かったり、圧迫感があったりでアイマスクはちょっとという方におすすめです。
口コミにもあるようにつけ心地が快適で、マジックテープで調整するタイプなので耳の痛みも心配ありません。
アイマスクしたいけど一歩踏み出せない方におすすめです。
- 温かい蒸気で疲れた目を癒してくれる。
- コンパクトで使い捨てなので荷物にならない。
連日のパソコン作業などで目を酷使し、疲れているという方におすすめです。
40度の蒸気で温めてくれるので、緊張感から解放され、体も心もじんわりほぐすことができます。
心地よい眠りにつくことができるはずです。
アイマスクの注意点
アイマスクを持って行ったが、自分には合わず結局しなかったという経験があるなんてこともありますよね。
- 締め付けや違和感があり、落ち着かない。
- 熱がこもる
- 耳が痛くなる
- 荷物になる
試着して買ってみるというのが一番良い方法ですが、なかなかそうもいきません。
こういった場合は締め付け感を調整できるもの、通気性の良いもの、コンパクトになるものを意識して購入すると良いでしょう。
【快眠グッズ3】ノイズキャンセリングイヤホン
飛行機内の騒音は機種にもよりますが、70〜80デシベルにもなります。
掃除機やピアノの音と同じくらいですから、なかなか気持ちよく眠るのは難しそうですよね。
そこでおすすめなのがノイズキャンセリングイヤホンです。
耳栓の方が安くて、コンパクトでいいのですが、効果は断然ノイズキャンセリングイヤホンです。

ノイズキャンセリングヘッドフォンとは
電車内や航空機などでのリスニング時に、走行音やエンジンノイズなどさまざまな騒音を低減。
勉強や仕事のときなどは、気が散る原因となる周囲の雑音を低減し、静かな環境で聴けるので目的に集中できます。また、音量を上げ過ぎずに音楽を聴きとれるので、周囲への音漏れの心配がありません。
引用:SONY公式ホームページ

でもアナウンスは聞きとれるから安心だね!

おすすめのノイズキャンセリングイヤフォン
- 有線なので飛行機のモニターにも繋いで使用できる。
- 高性能でコストパフォーマンスが良いのも魅力。
ノイズキャンセリングイヤホンは音質や機能にこだわって購入しようとすると値段もそこそこで軽くは手が出ない価格です。
しかし、このイヤホンは見た目にも高級感があり、機能も申し分ないのでコストパフォーマンスが良いです。
有線なら機内のモニターと繋げて音楽や映像が楽しめるのも非常に魅力的です。
- 完全ワイヤレスで、バッテリーのもちも本体のみで6時間持つ。
- 高性能、高音質なので本格派におすすめ。
とにかく機能、音質にはこだわりたいという本格志向の方におすすめです。
お値段はそれらりにしますが、選んで後悔はないはずです。
しかし、飛行機の機種によってはワイヤレスイヤホンが使えない場合もあるので事前に確認ください。
詳しくはこちらの記事をご覧ください↓↓
こちらのイヤホンについてより詳しく知りたい方は↓↓
【快眠グッズ4】濡れマスク
機内は湿度20%以下になることも多く非常に乾燥しています。
そこで重宝するのが濡れマスクです。
また、寝顔を見られたくないという方にもおすすめです。
乾燥予防、風邪予防にもなるので用意しておいて損はないでしょう。
他にも乾燥対策は以下のようなことがあります。
- こまめな水分補給
- 濡れたお絞りをテーブルの上に広げる
- 保湿クリームを塗る
- お化粧を落としてクリームを塗る
- コンタクトを外す
- リップクリーム
化粧品の機内持ち込みについて詳しく知りたい方はこちら↓↓
【快眠グッズ5】フライトソックス
機内で浮腫を感じたり、飛行機を降りたときに足が重く感じることがあります。
これは長時間同じ姿勢で座っていると血流が悪くなることが原因です。
ひどい場合はエコノミークラス症候群になってしまうので注意が必要です。
エコノミークラス症候群とは
窮屈な座席で長時間同じ姿勢のままでいると、血の流れが悪くなり血管の中に血のかたまりが作られ、そこに痛みや腫れが生じることがあります(深部静脈血栓症)。血のかたまりがはがれ、肺の血管につまると、胸が痛い、呼吸が苦しいなどの症状をおこします(肺塞栓症)。肺塞栓症は、程度が重いと死亡する可能性もある重大な病気です。
機内を歩いたり、水分を補給したりして予防することができますが、フライトソックスも効果があります。
【快眠グッズ6】ブランケット
機内は寒くなることが多く、ブランケットがあると安心です。
航空会社によっては無料で貸し出してくれるところもありますが、お気に入りの肌触りのものを持っていれば安心して眠りにつけますよね。
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LCC(格安航空会社)の場合は有料となることがあるので注意して下さいね。
【快眠グッズ7】スリッパ
機内でずっと靴を履いていると蒸れてしまったり、締め付けられてしまって苦しかったりします。
靴を履いているだけで疲れてしまいます。
そこで、機内で履くスリッパがあるとリラックスして過ごすことができます。
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【快眠グッズ8】睡眠導入剤
どうしても眠りたいけど、眠れないという方の最終手段です。
薬の力を利用して眠りに導いてくれます。
- 他の睡眠薬や酒類と飲むと効きすぎる可能性がある
- 用法容量を守って使用する
- 効きすぎて現地についても眠くて支障が出てしまう
- 同じ姿勢で長時間寝すぎるとエコノミー症候群になる危険性がある
他の方法と比べてリスクがあるので使用するときは十分気をつけましょう。
心地よい睡眠へ!機内の環境づくり
グッズを揃えることももちろん大切ですが、眠りやすい環境づくりをすることによってさらに快適な睡眠へ導くことができます。
具体的には以下のようなことを意識して試してみましょう。
- 飛行機の予約
- 服装
- 前日の睡眠
- ストレッチ
- 飲み物
それでは詳しく紹介してきます。
飛行機の予約
飛行機を予約する際に快適な眠りにおすすめのポイントがいくつかあるので紹介していきます。
- 睡眠を取るなら直行便
- 空いている便を選ぶ
- トイレで起こされる心配のない窓側
- 空いていそうな後ろ寄りの席
- 後ろに壁がある席はリクライニングできない
- 最前列
まず直行便か乗り継ぎ便ですが、値段だけを考えると乗り継ぎ便の方が安く済むことがありますが、睡眠に関していえば直行便が良いです。
乗り換えで途中で起こされる心配がありません。
空いている便なら運が良ければ2、3席使って眠ることができるので空いていそうな時間帯や時期を狙って予約しましょう。
窓側か通路側かは好みによるところもありますが、窓側の人がトイレに立つたびに起こされることを考えたら窓側の方が良いでしょう。
満席の場合は意味がありませんが、そうでない場合は前の席の方が人気があるので空いている後ろの席を選びましょう。
席の後ろに壁がある場合はリクライニングができない場合があるので避けましょう。
最前列は広めに取ってあるので足が伸ばせる可能性があります。
服装
きつめの服装は避けましょう。
できればゆったり過ごせるジャージやスエットに着替えてたほうがリラックスして過ごせます。
時間が長いだけに服装には気をつけたいですね。
パジャマのようなスエットは気が引けるという方のために、少しおしゃれめのスエットです。
男女デザインあるので、新婚旅行でお揃いでなんていいかもしれませんね。
前日の睡眠
飛行機の中で寝られるように睡眠時間を調整しましょう。
きっと機内でぐっすり寝られるはずです。
機内で寝られなければ体調が悪化する可能性があります。
元々機内で眠れないという方は試さない方がいいでしょう。
ストレッチ

乗る前にストレッチをすることにより血行が良くなり、心身ともにリラックスできます。
リラックスを促す副交感神経の働きを促すことにより、機内で自然な眠気につながります。
飲み物
カフェインを含むお茶やコーヒーは眠気を抑制する作用があります。
乗る前に飲むと眠れなくなってしまうので気をつけましょう。
ただ、カフェインを含むコーヒーやお茶はリラックス効果もあり、好きな人も多いです。
飲むタイミングに気をつけて楽しみましょう。
また、アルコールも注意が必要です。
気圧が低い機内では悪酔しやすく、体調が悪化する可能性があります。
飛行機の睡眠みんなどうしてるの?
旅慣れた人や頻繁に飛行機に乗るビジネスマンやスポーツ選手はどのように過ごしているのでしょうか?
楽しい旅も大事な仕事も快適に機内で過ごさなければ楽しさもパフォーマンスも半減してしまいますよね。
どのように過ごしているのか紹介していきます。
「夫はiPodとスリッパを持っていきます。」
「音楽はジャズやショパンを聴いています。ピアノの曲が心地いいです。」
「どこでも寝られるタイプなので飛行機の中ではいつも爆睡です。」
「私は首枕とスリッパ、足元が冷えるので厚手の靴下、アイマスク、リップクリームを持っていきます。」
「機内では寝られませんが、目をつぶっているだけでも体が休まるのでそうしています。」
「あとは、映画をみまくってます。」
「iPad、スマホ、漫画、ゲーム、スリッパ、高弾性ストッキング、乾燥するので化粧スプレー、メイク落とし、マスク、コンタクトを外すケースを持っていきました。」
「体調を崩すわけにはいかないのでできる限りのことをしています。」
「とりあえずしっかり寝ることを意識してます。」

https://twitter.com/YutoNagatomo5/status/666804371036860416
世界中を飛び回っているサッカーの長友選手は有名選手だけあってビジネスクラスですが、であっても移動は多く負担はつきものです。
機内では爆睡されるようですね。
機内で眠ることは重視されているようです。

まとめ
- 自分にあった安眠グッズをきちんと用意しておく。
- 睡眠導入剤は最終手段でリスクがあることを理解する。
- 選ぶ便、座席も重要。睡眠を意識してリラックスできる便を。
- 服装、睡眠、飲み物、体調管理もしっかりして搭乗する。
- 旅慣れた人は用意周到です。
楽しい旅にするためには機内で眠れるかどうかはとても重要ですね。
何も準備せず長時間のフライトを乗り切ることは厳しそうなのでしっかり準備しておきましょう。
皆様の旅が素敵な旅になりますよう心から祈っています。
快適な飛行機の旅についてもっと知りたい方はこちら↓↓
長い搭乗時間は非常に体に負担がかかりますが、快適なフライトを送れるようにお手伝いしますね!